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20/04/04

家計・ライフ

数多く当てはまっているとヤバイ! 貧乏になる50の習慣

「お金を貯めたくても、なかなか貯まらなくて困る」と感じている人は意外と多いものです。そんな人の話を聞くと、生活費の節約を頑張っているように見えて、実は貧乏になる習慣を持っていたという場合があります。
そこで今回は、貧乏になると考えられる習慣を50個まとめてご紹介。知らずのうちに貧乏になる習慣が身についていないか、確認してみましょう。

貧乏になる50の習慣【貧乏になる家計編】

(1) 毎月の収支を把握していない

毎月の収入・支出はいくらなのか、家計は黒字なのか赤字なのか。大まかにでも把握していないと、あるだけお金を使ってしまい、お金を貯めることができません。

(2) 食費を無理に削ろうとしている

食費を削ろうとしても限度があるでしょう。ストレスも溜まりますし、長続きしないものです。もっと他の節約を先に考えるべきです。

(3) 食料品を無理にまとめ買いしてしまう

大容量のほうがお得だからと、食料品を食べきれないほど買っていませんか。賞味期限が切れて廃棄するようではかえって高くつくことになってしまいます。

(4) 通信費の見直しをしない

毎月の通信費はどのくらい支払っていますか。格安SIMで見直しすれば固定費を削減することができます。ムダな固定費を節約しましょう。

(5) 保険を理解していない

保険の内容は理解していますか。言われるままに加入した保険があるなら、内容を確認し、必要と思われるものだけにしましょう。不要な保障は、負担になるだけです。


(6) 予想外の出費の把握が甘い

旅行に行けば支度費用やお土産、自動車を購入すれば車検費用や保険料など、メインのモノ以外に紐づく費用があるものです。予想外の出費を忘れ、いつも予算オーバーであればお金は貯まりません。

(7) 送料を無料にするのが節約と思っている

通販での購入の際、「〇○円以上送料無料」という表示につられ、不要なものを購入したことありませんか。送料無料に合わせての買い物は、節約ではなく浪費です。

(8) お金をちょこちょこ引き出す

少額をちょこちょこ引き出していると、手数料が取られる時間外に引き出すことがあったり、知らないうちに使いすぎたりすることがあります。お金を引き出すのは週1回だけにするなど、ルールを設けましょう。

(9) ルールなく、とりあえずカードで支払う

カードは便利なツールですが、なんでもカードで支払っていると、翌月の請求額にびっくりすることになります。「カードでの決済はいくらまで」と上限を決めましょう。

(10) ポイントゲットだけが目的のキャッシュレス決済

キャッシュレスでのポイント還元だけが目的になっていると、不要なモノまで購入して気が付けばムダ使いしていることになります。

貧乏になる50の習慣【貧乏になるお金の使い方編】

(11) 自分へのご褒美が多い

「頑張っている自分にご褒美」もたまにであればよいですが、やたらに多いのであれば単なる浪費です。自分をただ甘やかすのではなく、メリハリ・ルールを設けるようにしましょう。

(12) セール品に飛びつく

定価よりもセールの方が、その場で支払う金額は少ないので、本当に必要なものであれば、良い買い物になります。しかし、「安いから買う」のならばムダな買い物です。必要なものしか買わないというルールが大事です。

(13) リボ払いをする

毎月、指定した金額を支払うリボ払い。「計画的な支払い方法」と勘違いしていませんか。リボ払いには手数料がかかっていることを忘れずに。高い手数料を支払ってまで購入する価値があるのか、見極めて購入しましょう。

(14) なにかと寄り道をするのが好き

通勤途中にコンビニ、ランチの後にコーヒーショップ。寄り道は、浪費と直結する行動です。お金が貯まらないと思ったら、寄り道をしていないか、確認してみましょう。

(15) 流行のモノが好き

「新しいモノ好き」「流行のモノに弱い」という人は、自分自身が企業のマーケティング戦略に踊らされていることに気づきましょう。流行には際限がありません。流行を追いかけているうちは、お金を貯めることはできません。

(16) 自炊より外食が好き

自炊は面倒と感じますが、食物繊維、ビタミン、ミネラルを摂ることができます。コンビニ弁当やファストフード、外食ばかりでは、糖質や脂質、添加物が多く、費用もかさみ、健康も維持することができません。

(17) なんとなく、買い物が好き

暇なときにネットサーフィン、用もないのに百貨店をぶらぶらする。たくさんのモノを見れば、なんでも欲しくなるものです。しかし、なんとなく欲しいモノは必要なモノ、使うモノではありません。ムダな時間、ムダなモノの浪費になるだけです。

(18) 将来よりも今を楽しむためにお金を使う

今が良ければそれで良いという短期的思考でお金を使っていると、将来のための貯金が疎かになり、寂しい老後になります。

(19) 開運グッズ、パワースポット巡りが好き

たくさんの開運グッズを並べ、パワースポット巡りを頑張るだけでは開運しません。ゴチャゴチャした部屋をスッキリ整えるだけで、お金もかけずに開運できるかもしれません。

(20) 収入に応じて支出が増える

収入が増えると、それに応じて支出も増えるようでは、いつまでたってもお金が増えません。生活レベルを一定に保つ意識が大事です。

貧乏になる50の習慣【貧乏になる貯蓄・投資編】

(21) お金は余ったら貯蓄しようと考える

収入の多少に関係なく、ある程度の貯蓄のある人の行動は、給料が入ったら、1~2割をすぐ貯蓄へまわします。余ったら貯蓄するという考え方では、いつになっても貯蓄が増えることはありません。

(22) リスクが高い商品に手をだす

貧乏になる人は、少ない資金を短期間で増やすことを考えます。その結果、リスクの高い商品に手を出し、損をすることになります。

(23) 自己投資をしない

目先の楽しみだけにお金を使い、自分磨きを怠れば、能力がバージョンアップされず、収入がどんどん下がってしまいます。

(24) ローンなどの支払いに投資する

持ち家、車などすべてローンを組むことで、固定費がどんどん増えてしまいます。すると、いつになっても貯蓄のない苦しい生活を強いられることになります。

(25) 銀行預金しかしない

投資と聞いただけで、「難しい」「わからない」と拒絶。投資で損をするよりは、金利はほぼゼロでも銀行のほうがマシ…と思い込んでいる頑なさではお金を増やすことができません。


(26) 生活資金で投資をする

毎月の生活に必要なお金で投資をすると、常に相場の動きが気になり、仕事どころではありません。大切な仕事での信頼を失いかねません。

(27) 分散投資をしない

株式、REIT(リート・不動産投資信託)、債券、投資信託、外貨預金など、投資商品にはトレンドがあり、儲かっているもの、そうでないものがあります。分散せず、偏った投資をしているだけでは、安定的な資産を築けません。


(28) 投資原資が少なすぎる

毎月100円からの投資もできますが、長い間、100円を積み立て、投資をしても資産はさほど増えません。投資の原資を少しずつ増やすことが大事です。

(29) 他人任せの投資をする

証券会社や銀行など、窓口のアドバイザーの勧めを鵜呑みにしては、いつになっても資産は増えません。金融機関の担当者が販売したい商品と私たちの利益になる商品は違うことを理解しておきましょう。

(30) 投資をすぐにやめてしまう

投資は、儲かるときもあれば、損をするときもあります。損をしても、コツコツ投資を続けることで、正しい投資が身に付きます。

貧乏になる50の習慣【貧乏になる性格・考え方編】

(31) いつもマイナス思考

マイナス思考に支配されると、行動する前からダメな理由ばかり思い浮かびます。これでは行動できず、何も変えられません。

(32) 見栄っ張り

見栄っ張りな人は、お金を大事に使うと「ケチな人に見られる」と勘違いしています。見栄を張って羽振りよくしていると、お金は貯まりません。

(33) イライラしていることが多い

他人が自分の思い通りにならないとイライラしていても、物事は一向に良くなりません。仕方のないことだと割り切ることも大切です。

(34) 不平・不満が多い

不平・不満が多いと、ちょっとしたことにも怒りを爆発させるクレーマーになります。人間関係のストレスも多く、人も近寄ってきません。お金ももちろん、寄ってこないでしょう。

(35) 努力ができない

少し頑張れば身につくことも、努力をしないために、いつまでたっても上達することができません。得意分野がなく、アピールポイントもないため、自信が持てません。

(36) 他人のせいにする

トラブルに遭遇したとき、自分の行動を省みず、他人のせいにばかりしていては誰からも信頼されません。これでは、お金も増えないでしょう。

(37) 嫉妬深い

他人と自分を比べて、「もともと才能がある」「もともと美人だ」「もともとお金持ちだ」などと考え、嫉妬ばかりしています。そう考える時間で努力すればお金も増えるのでしょうが、努力はしないので、貧乏になってしまいます。

(38) 行動しない

貧乏な状況に不満があっても、その状態を改善するための行動を起こしません。誰かが良い話を持ってきてくれるのを待つだけでは、いつまでも貧乏のままです。

(39) 飽きっぽい

自分の向き、不向きを知らずに、いろんなことにトライしますが、飽きっぽくて継続することができません。特技もなく、自信もないようだと、他人の評価も得られません。

(40) 感情的になりやすい

ちょっとしたことで頭に血が上り、冷静さを失ってしまうと、問題の本質を誤り、解決できるはずのものも、ややこしくしてしまいます。気難しい人のところにも、お金は寄り付きません。

貧乏になる50の習慣【貧乏になる習慣・行動編】

(41) お金の勉強をしない

お金の勉強は難しい、自分にはムリと放置したままでは、いつまでもお金を知ることができません。少しずつ勉強することで、正しいお金の知識が身に付きます。

(42) 投資をまったくしない

今や預金ではお金がまったく増えません。投資でお金を効率よく増やす方法を身につけ、実践していくことが大切です。


(43) 部屋にモノが多く、整理されていない

浪費が多いと、部屋の中が雑然とし、整理できなくなってしまいます。すると、必要なものが見つからなくなって、同じものを購入するハメになることも。ムダにつながります。

(44) 休日はダラダラ過ごす

休日はお昼近くまで寝て、午後は何もせずに過ごすのは、時間を浪費するだけでメリハリもなくリフレッシュもできません。

(45) 仕事のやり方を工夫しない

仕事のやり方にはさまざまなアプローチがあります。それにも関わらず、何も考えずに同じやり方を繰り返していれば、新しい情報を得ることに疎くなります。

(46) わからないことを放置する

何かに行き詰まると、誰かにやってもらうことで解決している人がいます。これは、わからないことを放置したままの状態です。いつまでたっても、無知なまま成長できず、お金も増えてきません。

(47) 情報の集め方が下手

ニュースで話されたこと、新聞に書いてあることを鵜呑みにするだけでは、モノの見方も画一的になり、話す内容に見識や奥行が生まれません。成長することもできなくなってしまいます。

(48) 自分のことしか考えない

自分の視点ばかりを重視していれば、上司や会社、社会について理解することはできません。いつまでたっても、評価が上がらず収入は低いままです。

(49) 「お金がない」を口癖にしている

「お金がない」のは事実かもしれませんが、言われて気持ちの良いことではありません。安易な言動で、人もお金も離れてしまいます。

(50) 他人の意見に流される

自分の意見も持たず、他人から言われたことを鵜呑みにしていては、いつになっても責任ある行動ができません。責任の伴わない人は、信頼を失いかねません。

まとめ

「貧乏になる50の習慣」の中に該当するものがあったら、そこから直していきましょう。貧乏になる習慣を見直せば、お金持ちに近づくことができるでしょう。

舟本美子 ファイナンシャルプランナー

「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー

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