19/11/24
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと5つ
いつも給料日前にお金がないとため息をついていませんか? それはもしかすると、貧乏オバさんへの入り口かもしれません。
お金がないのは収入が少ないからではなく、お金持ちがしていないことをしているのが原因です。今回はそんな、貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきことを5つ紹介します。
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと:①SNSでの映え意識
せっかく食事に行ってできたての一皿を提供してもらっても、すぐに食べず写真を撮っていませんか?(かくいう筆者も仕事柄、SNSで情報提供が必要なときには撮影します)。SNSへの投稿で「リア充アピール」していくらいいね!の数が増えても自己満足しか残りません。SNSに投稿している時間や確認する時間を、お金の節約の時間やお金を生み出す時間にしていくのがお金持ち流です。
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと:②バーゲン・セールで買いだめする習慣
電お金持ちは、バーゲンで服を買いだめしたり、セールで食料品や日用品を買いだめしたりしません。
バーゲンの服は勢いで買ったため大事にせず、すぐ着なくなりがち。ですが、正価でよく考えて買ったものは長く着るので、お金の無駄遣いになりません。また、セールで食料品や日用品を買いだめすると結局使い切れなくて破棄したり、保管するだけで部屋を占有してしまったりすることも。賃貸であれば収納場所にも家賃がかかっていることになります。必要なものを吟味して買いましょう。
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと:③やみくもな名刺交換のクセ
人の繋がりはお金に変えられない財産ですが、誰かれ構わず名刺を配りまくるのはお金がないオバさんがやること。お金持ちは、本当に今後もお付き合いしたい人と名刺交換をして、会った後にお礼メールをして今後の繋がりを持ち続けられるようにしています。名刺配りではなく、心配りが仕事やプライベートをより充実させるのです。自分を大切にするように、名刺も渡す人を吟味していけたらいいですね。
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと:④細かい家計簿の管理
家計簿をつければお金が貯まるというわけではありません。お金の出し入れを記入するだけであれば、子どものおこづかい帳となんら変わりはなくなってしまいます。
お金持ちは、時間を費やす細かい家計簿はつけていません。家計簿を大まかにだけつけたり、アプリを活用したりしています。収支よりも長期的な視点でお金のやりくりを考えているようです。そのうえで、資金計画を立ててお金を貯めたり使ったりするのがお金持ち流です。
貧乏オバさんにならないために「捨てる」べきこと:⑤節約になっていない倹約
倹約と節約は、一見似ているようで違います。
どちらも無駄をなくすという意味ですが、倹約はお金に関することにしか使いません。時間の節約とは言いますが、時間の倹約とは言わないといえばイメージしやすいと思います。
貧乏オバさんも倹約しているのですが、それが節約になっていないことがあります。
たとえば、電気代節約のために労力をかけて電力会社を乗り換えたものの効果が少なかったり、たった数十円の違いのために時間をかけてスーパーをはしごしたり、という具合です。これではお金はもちろん、時間も労力も節約できません。
お金持ちはその点メリハリをつけて、効果の高い節約を行います。時間をかけても節約に繋がらなければ、お金だけでなく、時間や労力までも失ってしまうことになることを知っているのです。
まとめ
貧乏オバさんがしていることは一見よさそうですが、実はお金持ちがしていないことばかり。せっかく頑張っても、お金持ちになれないなら意味がありません。今回紹介したお金持ちの行動を意識して、貧乏オバさんにならないように気をつけましょう。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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