19/01/12
1年間で100万円貯める3つの方法 ストレスのない貯金ワザが鍵
ムダ遣いはしていないはずなのに、どうしてお金が貯まらないのだろう? と思っている方は少なくないと思います。とはいえ、お金を貯めるための秘訣は、実にシンプルです。収入より支出が少なければ、確実にお金を貯めることができます。
私が実践した、1年間で100万円貯める方法をわかりやすく解説します。
1年間で100万円貯める方法その1:ざっくりでいいので収支を把握する
1年間で100万円を貯めるには、毎月8万4000円ずつ貯めていけばよい計算になります。こういうと、ちょっとハードルが高いと感じるかもしれませんが、お金を貯めようと考えて行動すれば、少しずつ近づくはずです。
まずは、入ってくるお金と出ていくお金の現状を把握することが必要です。必要なのは、給与明細と買い物した時にもらうレシートです。
1か月分のレシートが貯まったら、レシートを3つの費目に分けます。「食費」「交際費」「その他」です。まずはこの3つの費目に整理し、集計することからスタートします。なにも1円単位まで残高を合わせる必要はありません。ざっくりでいいので記録してみましょう。慣れてきたら、費目を増やすのも良いと思います。
収支を把握できたら、抑えられる費目があるか検討します。例えば、友人からの誘いが多く、交際費がかさむ方は、週に1度は読書の時間にあてるなど、自己研鑽の時間を作ってはいかがでしょう? 出ていくお金を無理なく抑えられ、しかも自己成長できる方法です。
1年間で100万円貯める方法その2:副業で収入を増やす
副業は、本業以外で収入をえるための仕事です。働き方改革の影響で、副業を認める会社が増えたことをご存知の方も多いでしょう。パート・アルバイトのような副業もありますし、ネットを使って短時間でできる副業もあります。使える時間や労力に合わせて、自分好みの仕事を見つけることができるでしょう。
本業以外でスキルを試す機会にもなり、収入だけでなく、仕事に対する自信も手に入りますね。
私が実践した副業は、フィットネスジムのコーチ業です。生徒さんが今までできなかったことができるようになったのを一緒になって喜べることは、本業でも経験できない醍醐味です。
1年間で100万円貯める方法その3:ストレスのない貯金ワザで貯める!
(1) 500円玉貯金
お財布に入っている500円玉を使わずに貯金箱へ入れるだけという、シンプルな貯金法です。現金を使う頻度によりますが、私の場合、1年間で15万円貯まったこともあります。
無理なく貯金できるので、いまでも500円玉は使わずにとっておくクセがついています。気づいたら、ある程度の金額になっているので、いざという時の頼りにもなります。
(2) つもり貯金
友人から聞いて、面白いなと思った貯金方法、「つもり貯金」についてご紹介します。外食回数が多い人やタクシーを使う機会がある方は、ぜひ挑戦してみましょう。
つもり貯金では、外食・タクシーを利用した「つもり」になって、その金額を貯金箱へ入れます。
外食を自炊に変えれば、食生活の改善にもつながります。
たとえば、1週間に1度の外食(家族で合計5000円)をつもり貯金すると、単純計算で年間25万円貯められることになります。
タクシーに乗る際も、目的地の手前で降りて、そこから歩くようにします。仮に1週間に2000円分タクシーを使っているならば、つもり貯金で年間10万円貯まる計算です。貯金でお金が貯まるだけでなく、ウォーキングの機会にもなり、運動不足も解消されるでしょう。つもりの回数ごとにお金も増えていき、ゲーム感覚で貯金を楽しめるでしょう。
(3) ボーナス貯金
私は、特別に欲しいものがあるときをのぞき、ボーナスの中から夏15万円・冬35万円を先取り貯金に回していました。残りは自由に使えるようにしておけば、ストレスなく貯金を楽しめました。
ボーナスの先取り貯金は一気に貯金額が増えます。会社に感謝するとともに貯金しましょう。
まとめ
お金の使い道を把握して出ていくお金を抑えることで、私は500玉貯金やつもり貯金、副業などで年間50万円、ボーナスの貯金で年間50万円、1年間で合計100万円貯めることができました。
100万円貯めることができれば、達成感とともに自信を持つことができますね。
まずは、貯金への第一歩をふみだしてみましょう。
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山田 香織 中小企業診断士、 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP歴10年。会計事務所で11年間、経営・税務相談業務を経験した後、FP事務所を開業。
個人から中小企業者まで経営に関する相談実績がある。現在は、会計・税務の経験を活かして、家計・経営相談を受ける。執筆活動も積極的に行う。
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