18/08/26
投資商品選びの鉄則!自分に合った資産配分を考えよう

この記事は『1000円から増やす積み立て投資術』(standards)からの内容を抜粋したものになります。
※以下、書籍より抜粋
自分の資産の組み合わせを考える
資産運用を考えるときは、自分の資産全体の「ポートフォリオ」を考えましょう。ポートフォリオとは、「資産の組み合わせ」のこと。投資信託で考えると、基本は「株式」と「債券」、「国内」と「外国」を掛け合わせた4資産の組み合わせとなります。国内外の不動産を加えて6資産とする考え方も比較的ポピュラーです。これらの配分を変えれば、得られるリターンやリスクも変わります。
一般的に、期待できるリターンやリスクは債券よりも株式の方が大きく、国内よりも外国の方が大きくなります。外国株式の割合が高ければ積極的なポートフォリオとなりますし、国内債券が多ければ安定的なポートフォリオとなります。自分の状況や目的に合わせて考えることが必要です。

上の図はポートフォリオごとのリスクとリターンのイメージを表したものです。
リスク・リターンは預金や債券が多ければ少なく、株や外国資産が増えるほどに多くなります。自分の資産をさまざまな商品に分けることで、さらなる分散投資の効果が得られます。
用語説明:分散投資
資産を複数の商品に分けて投資すること。投資信託はただでさえ分散投資の効果があるが、それを複数持つとさらにその効果が高まる。
まとめ
資産運用の王道は分散投資。自分の状況や目的に合わせて資産を組み合わせてポートフォリオを考えることが大切。
少額から投資を始めよう!
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頼藤 太希 マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。日テレ「カズレーザーと学ぶ。」、TBS「情報7daysニュースキャスター」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「定年後ずっと困らないお金の話」(大和書房)など書籍100冊、累計180万部超。日本年金学会会員。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki

高山 一恵 ファイナンシャルプランナー
(株)Money&You取締役。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計180万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。住宅ローンアドバイザー。X(旧Twitter)→@takayamakazue

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