18/07/05
自分にあった商品選びは、「リスク許容度」にあり

この記事は『1000円から増やす積み立て投資術』(standards)からの内容を抜粋したものになります。
※以下、書籍より抜粋
リスク許容度に合った商品を選ぼう
商品を選ぶ際、大切なのが、自分がどれだけリスクに耐えられるかを表す「リスク許容度」です。リスク許容度は、その人の年齢や収入、運用資産や投資経験など、さまざまな要因によって大きく異なります。
たとえば、100万円を投資する際、この100万円が1年後に50万円になっても大丈夫な人もいれば、95万円になっただけでもショックで耐えられないと感じる人もいます。もちろんお金が減るのは嫌でしょうが、感じ方は人それぞれだと思います。
年齢によっても変わってくるでしょう。20代でシングルのうちは、基本的に扶養する家族がいないので責任が少なく、もし、運用が失敗したとしても長い人生で取り戻すチャンスはたくさんあります。反対に50代で子供が大学生という場合、教育費がかさみ毎月の家計に余裕がない上に、定年も視野に入ってくるとなると、少しでも損をしたら切実な問題です。
いくらリターンの大きそうな商品でもリスク許容度の低い人は購入すべきではありません。

まとめ
金融商品を決める際には、リスク許容度をよく考えよう。リスク許容度は、年齢、収入、運用資産、投資経験などで変わる。
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頼藤 太希 マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。日テレ「カズレーザーと学ぶ。」、TBS「情報7daysニュースキャスター」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「定年後ずっと困らないお金の話」(大和書房)など書籍100冊、累計180万部超。日本年金学会会員。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki

高山 一恵 ファイナンシャルプランナー
(株)Money&You取締役。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計180万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。住宅ローンアドバイザー。X(旧Twitter)→@takayamakazue

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