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16/05/12

資産運用・経済

お金の知性が女性を美しくする! 30代女性におすすめのマネー本5選

先日友人が筆者の家に遊びに来た時の事です。
本棚を珍しげに物色し、オススメの本を聞かれたので、確定拠出年金にまつわるマネー本を渡しました。恋愛小説ではなくがっかりした様子の友人でしたが、後日「ありがとう」と、お礼のメールがきました。
「積立貯蓄をしたかったところ、始めるきっかけになった」とのことです。

今や本屋に行けば、貯蓄、節約、投資などのマネー本や経済学の書物は数えきれないほどありますが、逆に選びきれずに悩む事が多いでしょう。本屋で平積みされているのが良本とは限りません。ビジネスでは当たり前ですが、本屋でも店側で売りたい本だったり、出版社が力を入れている本だったりが平積みされているわけなのです。
今回は、筆者と同じ30代女性が読むべき、お金に関する本5冊をご紹介します。

35歳までにはぜったい知っておきたいお金のきほん(アスペクト)

ファイナンシャルプランナー(FP)の高山一恵氏と社労士の佐佐木由美子氏による共同著書。マンガを織り込んだ構成になっていて、特に女性の「お金の初心者」にはやさしい著書です。
家計のチェック方法や、キャリアから出産・育児に関する助成金、住宅ローンについて、民間保険の必要性など、30代前後の女性が、今知りたい情報がたくさん記載されています。
2012年発行ですが、今のところ本書で法律改正は関与していません。

知れば知るほど得する税金の本(三笠書房)

税理士の出口秀樹氏による、2015年12月初版の同書は、5冊の中で直近の情報書になります。
税金に特化した書籍ですので、読者の方は、ご自身に該当する税法をピックアップして読むといいでしょう。
とはいえ、読みだすと税金の仕組みや合法な節税スキームなどの紹介も盛り込まれていますので、意外とすぐに、完読してしまうかもしれません。
確定申告をしないサラリーマンにとっては、「めんどくさい」と思うかもしれない税の知識ですが、この大増税時代、他人事ではなく読んでおくべき一冊でしょう。

金融機関が教えたがらない年利20%の最強マネー術(河出書房新社)

冒頭のお話にありました、筆者が友人に勧めた本です。
株式会社Money&You代表で証券アナリスト資格を保有する頼藤太希氏と、DCプランナーでFPでもある高山一恵氏による共同著書で、初心者がまず読むべき、確定拠出年金(DC、日本版401K)の完結本と言ってもいいでしょう。2015年11月初版ですので、情報としても新しいです。
なぜ確定拠出年金が、ほかの金融商品よりも老後の資産形成に優れているのか、数字でわかりやすく解説してくれています。また、実際に口座開設をする際の、選ぶべき金融機関も、ズバリ実名で記載されていますので、すぐに同制度をスタートさせることができます。年金法の改正案が参院を通過したことで、今まで確定拠出年金に加入できなかった専業主婦や公務員など、対象者が拡大し、ますます注目される制度になりそうです。

投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について(ダイヤモンド社)

金融アナリスト・コンサルタントである田渕直也氏による、投資市場における本です。
少し難しい内容であることは間違いありません。
投資をするうえで素人だった私、筆者が、市場における「常識」や「通説」などを、逆の立場からの意見で知りたいと思ったとき、非常に納得のいく書物だったことは事実です。
筆者もそうでしたが、全部が分からなくても、自分の頭で少しずつ理解をしていく過程が、また面白いかもしれないので、おすすめの1冊に入れさせていただきました。

これから日本で起こること(東洋経済)

2015年2月初版、経済アナリストの中原圭介氏による、現政権アベノミクス政策に対する批判本です。ただし単なる批判ではなく、同氏は2013年から2017年までの株価、経済成長、賃金推移について、冷静に過去のデータに基づいて、予見しています。
特に名目賃金と実質賃金との差について、「国民目線」での訴えは、普段新聞やテレビから得る情報を、自分の頭で考える必要性を訴えてくれます。
また、アメリカに支配されている現在の金融市場についての痛烈な文章も、業界の人のみならず、一般のごく「普通」の30代女性が興味を持つと、その女性が母親となった際、子供へのお金の教育に、役立つかもしれません。


以上、特色にずいぶんと差のある5冊になりましたが、どれも「知る楽しみ」を教えてくれる本です。難しそうだと毛嫌いせずに、自身の為になると信じて、まずは1冊手に取ってみましょう。

佐々木 愛子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員Ⅰ種

国内外の保険会社で8年以上営業、証券IFAを経験後、リーマンショック後の超低金利時代、リテール営業を中心に500世帯以上と契約を結ぶ。FPとして10代のうちから金融、経済について学ぶ大切さを訴え活動中。

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