21/01/19
【2021年版】プロおすすめの法人カードランキングベスト3! 年会費を抑えたい方向け法人カード3枚も紹介
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クレジットカードには、会社や個人事業主に対して発行される「法人カード」もあります。法人カードには、個人のクレジットカードとはまた違った特徴があります。
今回は、クレジットカードに関する本やウェブサイトなどの監修・作成を手がけ、自身もクレジットカードを厳選して利用しているというマネーコンサルタント頼藤太希さんに、法人カードのメリットとおすすめ法人カードのベスト3を伺いました。
●教えてくれたのは…
頼藤太希さん
Money&You代表取締役/マネーコンサルタント
慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)、『ゼロから始めて2時間で一生困らないマネープランができる本』(彩図社)、など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。
法人カードの5つのメリット
頼藤さんによると、法人カードを使うメリットは、大きく5つあります。
●法人カードのメリット①:経理の手間を削減できる
個人事業主などの場合、会社のものも自分のものも同じ個人カードを利用して決済していることがあります。量が少なければまだいいのですが、量が多くなると、どの買い物が会社か(自分か)わからなくなってしまうことも……。法人カードがあれば、会社のものは法人カード、自分のものは個人カードと使い分けることで、こうした混同を避けることができます。
「社員に法人カード(従業員カード)を持たせて、交通費や必要経費などの決済をするようにすれば、毎月の経費精算の手間を避けることができておすすめです。法人カードの年会費は経費として計上できるのもメリットですね」(頼藤さん)
●法人カードのメリット②:利用限度額が大きい
個人カードよりも法人カードのほうが、利用限度額が高めに設定されていることが多くあります。
「個人の買い物と違って、会社の買い物はまとまった金額になりがちです。利用額が大きくなったという場合でも、法人カードなら対応しやすいのでおすすめです」(頼藤さん)
●法人カードのメリット③:支払い期日を伸ばすことができる
会社は、支払いはなるべく遅くしたいもの。現金払いだと手元のお金(キャッシュ)がすぐになくなってしまいますが、法人カード払いなら支払いは基本的に1か月後です。
「法人カードは手持ちの現金を残し、資金繰りの改善をするのに役立ちます。もちろん、使いすぎには要注意ですが、ありがたいメリットですね」(頼藤さん)
●法人カードのメリット④:ポイントの還元が受けられる
個人カードと同様、法人カードでも利用額に応じてポイント還元が受けられます。法人カードの支払いは個人よりも高額になりがちですから、ポイントも効率よく貯まるでしょう。
「還元率は利用する法人カードにより異なりますが、個人カードよりも高還元率になることもあるようです。さらなる経費の節減にも役立つのでおすすめです」(頼藤さん)
●法人カードのメリット⑤:付帯サービスが充実している
法人カードはビジネスシーンで利用されることが多いだけあって、個人カードよりも付帯サービスが充実しているケースが多くあります。国内・海外の旅行傷害保険はもちろん、空港のラウンジが無料で使えたり、各種ビジネスサポートが受けられたりします。
「法人カードはお金の面だけでなく、業務の効率化にも役立つ場合があります。本業に集中して成果を上げることにも貢献してくれるでしょう」(頼藤さん)
おすすめ法人カードランキングベスト3
それでは、数ある法人カードのなかから、おすすめの法人カードランキングベスト3を紹介していきます。
●おすすめ法人カードランキング3位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
高いステイタス性が人気のアメリカン・エキスプレス(アメックス)の法人カードです。年会費は13,200円ですが、アメックスのクレジットカードの中では比較的リーズナブルです。カード利用100円で1ポイントが貯まり、さまざまなアイテムと交換可能です。また、利用付帯ながら5000万円までの旅行傷害保険、500万円までのショッピング補償も付いてきます。
>>アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードはこちら
福利厚生プログラム「クラブオフ」では、全国の契約施設を特別料金で利用可能。社員カードを持っている人も利用できるので、福利厚生にも役立ちます。
●おすすめ法人カードランキング2位:JCBゴールド
JCBゴールドの法人カードです。注目は旅行傷害保険で、国内も海外も最高5000万円までは自動付帯となっています。さらに、海外旅行傷害保険は利用付帯で最高1億円まで補償が受けられます。
>>JCBゴールドはこちら
カードの利用情報を、多くの会社で利用されている会計ソフト「freee」や「弥生」に自動連携できるため、経理事務も大幅に削減できます。
●おすすめ法人カードランキング1位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
第1位は、第3位のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの上位版、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの法人カードとしての機能はもちろん備えつつ、旅行傷害保険などがパワーアップしています。
>>アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはこちら
登録制の「OFFICE PASS」を利用すると、全国200のシェアオフィスを割引利用可能。「ビジネス・ダイニングbyぐるなび」では、コンシェルジュがビジネスの会食に使えるレストランの手配までしてくれます。ビジネスを加速させるサービスがつまった1枚といえるでしょう。
年会費を抑えたい方向けおすすめ法人カードランキングベスト3
ここまでの紹介を見て、「確かに法人カードとしてのスペックはいいけれど、ちょっと年会費が高いかも……」と思った方向けに、年会費を抑えたい方向けのおすすめ法人カードベスト3もまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
●年会費を抑えたい方向けおすすめ法人カードランキング3位:EX Gold for Biz M
オリコカードの法人カードです。「EX Gold for Biz M」と「EX Gold for Biz S」があるのですが、Mは法人代表用、Sは個人事業主用となっています。
利用付帯ながら旅行傷害保険をつけることができるほか、社員カード・ETCカードも無料で発行可能です。また、福利厚生の「ベネフィット・ステーション」では、格安で福利厚生サービスを導入可能。約140万件の優待サービスを割引価格で利用できます。
>>EX Gold for Biz Mはこちら
法人カード、しかもゴールドカードで年会費2200円。通常カードでも1500円程度の年会費がかかるものもあることを考えると、破格の安さといえるでしょう。
●年会費を抑えたい方向けおすすめ法人カードランキング2位:JCB法人カード
おすすめ法人カードランキングの第2位で紹介した「JCBゴールド」の通常版の法人カードです。年会費は個人カードと同程度ですが、法人カードとしての機能はもちろん備えています。利用付帯ですが、国内・海外旅行傷害保険は最高3000万円まで補償が受けられます。
>>JCB法人カードはこちら
JCBゴールドと同様、カードの利用情報を多くの会社で利用されている会計ソフト「freee」や「弥生」に自動連携できるほか、ETCの使用情報も連携可能です。
●年会費を抑えたい方向けおすすめ法人カードランキング1位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
名前のとおり、セゾンが発行しているアメックスの法人カードです。年会費は無料。旅行傷害保険やショッピング補償などはないものの、ネットショッピングなどでのカードの不正使用には補償がついています。社員カードやETCカードも、枚数限定ながら無料で発行できます。法人カードの基本的な機能・メリットを活用するにはこれで十分でしょう。
>>セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはこちら
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを利用することでたまるポイントはセゾンの「永久不滅ポイント」ですので、ポイントの有効期限がないのもうれしいところです。日頃貯めておけば、まとまった出費があるときに活用できます。
まとめ
ビジネスに役立つ機能満載の法人カードのなかから、おすすめの法人カードと年会費があまりかからない法人カードのベスト3を紹介しました。法人カードは特に個人事業主の方や、小さな会社を営んでいる方におすすめのクレジットカードです。経理事務の負担を減らし、ポイントをたくさん貯めて、ビジネスを加速させていきましょう。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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