19/06/06
PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、メルペイ…キャッシュレス決済はどう選ぶ？ スマホ決済選びの基準とオススメ
『マネラジ。』は株式会社Money＆Youの頼藤太希と高山一恵がお金や働き方についてゆる〜く語るPodcast番組です。
今回のテーマは、「年収300万円、400万円、500万円…年収別「お金を貯めるコツ」」です。
年収が違えば、お金の貯め方や工夫のしどころが違います。あなたはどうすればお金を貯められる？
お金のプロが、わかりやすく・ゆる～く語ります。
頼藤太希（以下、頼藤） こんにちは。
高山一恵（以下、高山） こんにちは。
頼藤 ゆるーくマネーについて語るラジオ。
頼藤・高山 マネラジ。
（両者拍手）
頼藤 第82回ということで、有難うございます！
高山 有難うございます～！（笑）
頼藤 今回は、ゲスト無しの通常バージョンでお届けしようという感じです。・・・高山さんはどうですか、最近は。
高山 最近は本当に有難いことに、イベントに呼ばれる機会が多いです。先日はお笑い芸人の横澤夏子さんと一緒にイベントをやらせて頂きました。
頼藤 あ～、ありましたね！どうでしたか？
高山 横澤さんね、本当に腰の低い良い人だった。
頼藤 結構・・・年上なのかなと思っていたら、年下ですもんね。
高山 結構どころか、全然年下ね（笑）
頼藤 おばちゃんキャラだから、年上なのかなと思っていたら・・・。
高山 まだ全然！28歳とかでしょ！
頼藤 ね！20代っていうのがびっくりして・・・（笑）
高山 （私の方が）全っ然、年上だから！！！
頼藤 芸風って年を変えちゃうな・・・ていう（笑）
高山 なんかね、マネーイベントは初めてだったんですって。お金に関する仕事って。楽屋ではすごく緊張されていたんだけど、本番になったらすごいの！本当に面白かった！プロの能力は素晴らしいと思いましたよ。
頼藤 へ～、良かったですね！でも芸能人といえば、最近不祥事が多いですよね。名前は出さないけど・・・。
高山 え、不祥事？
頼藤 なんか“捕まった”とかね。
高山 それ、なんか思い入れあるの？（笑）
頼藤 なんかね、その人が（番組に）出なくなるとか、放映できなくなるっていうのはわかるんですけど、過去に携わった商品が全部回収になるっていうのは、ちょっとおかしいと思うんですよね。Twitterとかでも言われているんですけどね。
高山 はいはいはい。
頼藤 モノと人って・・・勿論（モノは）人が作っているものだから関係はあるけど、独立して考えて良いんじゃないですかね。“曲は曲”っていう感じでね。
高山 なんか思い入れがあるんでしょ？ゲーム？
頼藤 ゲームです（笑）。販売停止とかおかしいでしょ、と思うんですけどね・・・まあ、この辺にしておきます（笑）
高山 はい（笑）
キャッシュレス決済が続々登場中。時代に乗り遅れるな！
頼藤 ・・・というわけで本日のテーマなんですけども、ちょっとお話しするのが遅くなっちゃいましたが「キャッシュレス決済」でいこうと思います。
高山 あ～、今話題のキャッシュレス決済ね！
頼藤 色々僕も調べまして。記事ではちょこちょこ書いていたんですけど『マネラジ。』で取り上げていなかったんで、やろうかなと。今キャッシュレス決済ってすごいじゃないですか。
高山 すごい。
頼藤 まずはPayPay（ペイペイ）を皮切りに・・・もともとキャッシュレス決済ってあったわけですよ。そこにPayPayが火をつけた感じですね。最近では乱立している感じで、有名なところはPayPay、LINE Pay（ラインペイ）、楽天ペイですけども。みずほ銀行がJ-Coin Pay（ジェイコインペイ）とか。あとはフリマアプリのメルカリのメルペイとかね。
高山 メルペイとかあるの？
頼藤 そう、あるんですよ。あとはauのau PAY（エーユーペイ）、セブンイレブンの7Pay（セブン・ペイ）、ファミリーマートのFamiPay（ファミペイ）が今後スタート予定ということで。よく記事に書く時は“キャッシュレス決済戦国時代！”とか、そんな感じで書いているんですけどね（笑）
高山 確かに本当にわかんないよね、何を使ったら良いのか。
頼藤 何を使って良いかわからないし、キャッシュレス決済って（ひと口に）言っても、広いわけですよ。今回はそこを整理しながらお伝えしたいと思っています。キャッシュレス決済ってわかります？
高山 キャッシュレス決済って・・・お金がなくても決済できるってことでしょ。現金を持たなくても。
頼藤 はい。じゃあ、どうやって決済するんですか？イメージはクレジットカードだと思うんですけど。
高山 あとは、“ピッ”てかざしてやるやつ。バーコードとか。
頼藤 そう。まずキャッシュレス決済というと、電子マネー、プリペイドカードによる決済というのがあります。これはWAON（ワオン）とかnanaco（ナナコ）とかSuica（スイカ）です。次にデビッドカードによる決済というのがあるんですね。あとはクレジットカードによる決済。これが今までの（キャッシュレス）3種類だったんですよ。そしてここに、バーコードとか非接触型のアプリが追加されたって感じですね。
高山 なるほどね。
頼藤 キャッシュレス決済（の種類）は2つあるんですよ。“ピッ”ていうの（非接触型）と、バーコード決済と・・・その違いはわかりますか？
高山 わからないです。
頼藤 バーコード決済はやったことありますか？
高山 あります。
頼藤 どんな感じですか？
高山 スマホの画面だしてさ・・・。
頼藤 そうそう。で、“ピッ”ていうのはSuicaみたいな感じですよね。非接触型はiPhone端末を使っているのならApple Pay（アップルペイ）、Android端末ならGoogle Pay（グーグルペイ）、更におサイフケータイというのがありますね。そして、QRコード決済というのは、LINE Payやpring（プリン）、Origami Pay（オリガミペイ）、PayPayというのがあります。
高山 PayPayね～。
頼藤 という感じなので、キャッシュレス決済って単純に言っても、2種類存在します。わかりました？知っているのがPayPayとかLINE Payだけだったんじゃないですか？（笑）
高山 なんでさ～、そういう陥れる系の事を言うわけ！？（笑）
頼藤 あはは（笑）。ところで、使ったことあります？
高山 LINE Payはありますよ。
頼藤 PayPayは会員登録して、500円Getしただけでしたよね？（笑）
高山 そうそう、それだけ（笑）。
頼藤 お得なやつね（笑）
高山 でも本当に、こういうの覚えないと時代に置いていかれるよね。今、ファイナンシャルプランナー（FP）も1番勉強しなきゃいけない分野だなと思ってます。
頼藤 そうそう。そして、キャッシュレス決済がこれだけ広まる為には、ポイント還元があります。これが僕たちにとっては重要です。PayPayだと“新規会員登録で500円相当の残高プレゼント”とか“100億円あげちゃうキャンペーン”とかありましたね。
高山 ありましたね～。
頼藤 こういうの、LINE Payも楽天ペイもd払いもやっていて・・・どこの会社もやっているわけですよ。最近ではLINE Payが“春の還元祭り”っていうのを（2019年）3月31日迄やっています（すでに終了）。（期間が）3月15～31日だから、この放送がUPされている時には真っただ中ですね。総還元額5,000円を上限として、代金の20％相当が戻ってくると。期間中に累計25,000円の買い物をすれば最もお得になるそうです。この20％の還元は、5月末に反映されるそうです。
高山 おー！
頼藤 あとはPayPayでもよく“当たった”っていうの聞きません？
高山 あるある。
頼藤 “全額還元”みたいな。実はこれ、LINE Payでもあるんですよ～。最大で2,000円のくじが当たる特典ということで。LINE Payは強いですね～。PayPayに対抗してます。
高山 私のお客様の中に、PayPayでお金が当たった方がいたよ。
頼藤 今ね、結構な確率で当たるみたいですよ。
高山 そうみたいね。
頼藤 そういう風に当たった経験をしてもらって、（キャッシュレス決済を更に）使ってもらいたいって事なんでしょうけどね。
キャッシュレス決済を選ぶ基準はクレジットカードと同じ？
頼藤 この中でどれを選べば良いかって話ですよね。
高山 そうですよね。
頼藤 どうするべきだと思います？
高山 ポイント還元率が高いとことか？
頼藤 あ～、それもまあ1つでしょうね。でもネット銀行とかクレジットカードはどうやって選びます？高山さんのクレジットカードの選び方は？
高山 利便性が良くて、よく使うお店で（使えて）、ポイントが貯まりそうかとか・・・あとはポイント還元率。
頼藤 キャッシュレス決済も一緒ですよ。使える場所があるのか、よく行く店で使えるのか・・・。
高山 そうか、使える店舗がいっぱいあるかとか？
頼藤 あとはよく使う場所なのか。それで選べば良いんじゃないですか？
高山 え、そしたらLINE Payで良いよね（笑）
頼藤 あはは（笑）
高山 だって、使えるとこいっぱいある・・・（笑）
頼藤 結局ね、LINE Pay一強になるんじゃないかって思うところはあります。現時点ですけど。PayPayがこれから広まっていく為には、他の用途もあると良いですよね。PayPayユーザー同士で何か（できる）とか。
高山 あ～。
頼藤 今からLINEみたいなサービスを作るのは、もう遅いと思うんですよ。
高山 まあね、もうここまで普及しちゃうとね。
頼藤 KakaoTalk（カカオトーク）とか覚えていませんか？
高山 なんか懐かしいね～。
頼藤 無料通話やメッセンジャーが出来たんですよ。でも今は殆ど聞かなくなりましたよね。今からLINEみたいなのを作るのは難しいじゃないですか。だからLINE PayがPayPayよりも使う場所を増やして、（ポイント）還元率も高くて、かつコミュニケーションも出来るなら・・・もうLINEで良いですよね。
高山 （そう思ってしまう）かなぁ。今はね。
頼藤 こんなふうに「自分がよく使う店やサービスで利用できるか」とか「長期的に使い続けられるか」という点で選ぶと。
高山 なるほど～。
頼藤 ちなみにLINE Payの場合、そもそもLINEの月間アクティブユーザーが7,600万人以上いるんで、超強いですよね。更に決済だけでなく送金もできちゃう。これも強いですよね。たぶんPayPayもそのうち出来るようになると思うんですけど。
高山 はい。
頼藤 あと（LINE Payの場合）LINEのアプリを開いて「ウォレット」ってところに（サービスが）あるんですよ。つまりLINE Payを別々に開く必要が無いんです。これも良いですよね。普段からLINEを使っている人が殆どだと思うので。
高山 そういえば、カード作りましたね。
頼藤 LINE Payカード。
高山 デザインが可愛いの。
頼藤 そうそう。あとLINE Payが強いと言われている理由は、QRコードに加えてQUICPay（クイックペイ）払いも出来るんです。QUICPayというのは非接触型決済で、Google Payと連動しているから出来るんです。iPhoneの場合はApple Payがまだ（QUICPayに）対応していないんで、これからどうなるか・・・ってところなんですけど。（まとめると、LINEは）非接触型が出来る、QRコードも出来る、送金もできる、そしてポイント還元も強い・・・これはヤバいですね！
高山 ・・・ね（笑）。他がどういうふうになるか、見て行かないといけないですね。
頼藤 次回のテーマで、ポイント投資の話をしようかと思っています。もしLINE Payがポイント投資を始めたら最強ですよ。（もともと）ポイントは無料でもらえますよね。「それだったら投資しても良いよね」と（投資への）ハードルが下がると思うんです。そして（投資によって）ポイントが増えたら嬉しいですよね。その辺でLINEが強く出して来たら、なかなか（他社キャッシュレス決済は）厳しいんじゃないですかね。
高山 LINE推しですね（笑）
企業や銀行がキャッシュレス決済に乗り出す目的は？
頼藤 何故、どの企業もキャッシュレス決済に乗り出していると思いますか？キャッシュレス決済に何かメリットがあるからですかね？
高山 そりゃあそうですよね。企業はキャッシュレス決済をやることによって・・・“事務の効率化が図れる”！
頼藤 もちろん、それもあると思いますけど（笑）。だったら他社のキャッシュレス決済を使えば良いじゃないですか。自前で作る理由はなんでしょう？
高山 自分のファンを獲得したいからかな？顧客の囲い込みとか？
頼藤 ファンというわけではないです。情報ですよ、顧客情報。
高山 あ、あれか。個人情報とか取得するってことね。
頼藤 そうです。だから（自前で）作るんです。もちろん高山さんが言ったような事もありますけど、1番（の目的）は顧客情報を取得することですね。
高山 なるほどね。
頼藤 今ポイントの“雄” ってTポイントじゃないですか。PayPayをやってたのもYahoo!とSoftbankですよね。Yahoo!ってTポイントを結構やっていたんですよ。でもPayPayを作る中にTポイントを運営しているCCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）が居ないわけですよ。
高山 あ～。
頼藤 つまり、Tポイントから脱却するっていうことです。結局Tポイントって何で儲かっているかというと、顧客行動をマーケティングに使う・・・そこで儲かっているんです。でもそれはキャッシュレス決済も出来るわけですよ
高山 なるほど。
頼藤 まずはそれが狙いです。じゃあ、銀行はなぜ（キャッシュレス決済を）やるのかって思いませんか？銀行系ではJ-Coin Payっていうのが出来ましたけど。銀行は自分のところからお金が無くなって欲しくないんですよ。預金を減らしたくない。
高山 確かにね。銀行使う意味ってだんだん少なくなっているもんね。
頼藤 そう。お金を集めないといけないんです。今はAmazonとLINEが結構お金を集めています。AmazonはAmazonレンディングという中小企業向けの貸付をしていますし、LINEも個人向けに（お金を）貸し出しするLINE Score（ラインスコア）を作ろうとしています。
高山 なるほど。そうなると、銀行ヤバいね。
頼藤 銀行はヤバいですよ、本当に。どうにかして変えていかないと。その第1弾がJ-Coin Payです。そんな感じで・・・結構大変です。
高山 何年か経ったら色々様変わりするだろうね。世の中のお金にまつわる環境が。
頼藤 LINEは、LINE BankやLINE証券も始めようとしています。更に最近はLINEほけん・・・「贈れるほけん」とかニュースでやっていましたね。確か、これは自転車保険だったかな。LINEは今、金融サービスを横展開してかなり強くなっていますね。・・・終始“LINE推し”でしたけども、別に（LINEから）お金を貰っているわけではなくて（笑）、客観的に消費者目線になると、それが1番便利だから言っているわけです。
高山 なるほどね。
頼藤 皆さんも、気になった（キャッシュレス決済）サービスがあったら、やってみると良いと思います。今は色々キャンペーンをやっているので、まずはキャンペーン分だけ利用して、使い続けるのは自分にとって使い勝手が良いサービス（に絞る）とか。
高山 そうですね、使ってみないとわからないっていうのはあるよね、実際。
頼藤 そう。長く使えるものじゃないとダメですよね。途中で「（サービス自体が）終わっちゃいました」みたいなのは要注意です。
高山 それは要注意ですね。
頼藤 そこら辺を気にしつつ、ぜひ皆さんも使ってみて、使い続けるっていうことも試してみてはいかがでしょうか？そして、何か気になる事があればご質問等頂ければと思います！
頼藤 というわけで、頼藤太希と。
高山 高山一恵が。
頼藤・高山 お送りしました。またねー、See You!
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Mocha編集部員T お金の知性を身につけるべく日々奮闘する台湾在住の女性編集部員。
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