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18/08/31

トレンド

食べ物と漢方でのケアがポイント!夏バテの疲れをとる5つの方法

暑い日が続くと、冷たい食べ物を食べたり、冷房の効いた部屋で過ごしたりすることが多くなります。もちろん、熱中症にならないために、身体の熱を抑えるための食事と生活環境は大切です。しかし、夏バテで疲れがとれない原因は、漢方では生活習慣や食べ物だと考えます。

そこで、今回は、漢方スタイリストである筆者が、夏バテを改善するための漢方による生活や食事の養生法についてご紹介します。

夏は「心(しん)」と「脾 (ひ)」に大きな負担がかかる

夏は身体がだるい、食欲がないという方が増えます。これは、漢方では、「心(しん)」と「脾(ひ)」に負担がかかることが原因と考えます。

心は血液を組織や器官に循環させる働きを持ちます。心に負担がかかると血のめぐりが悪くなるため、動悸・息切れ・めまいなどが起こるのです。

脾は、食べ物の消化・吸収を管理し、全身へ栄養を送る働きを持ちます。脾に負担がかかると消化吸収に影響をおよぼすため、消化不良・食欲不振などを起こしてしまいます。 これらの理由から体がだるい・食欲がない原因は、「心」と「脾」が弱っていると考えます。

夏を快適にすごすための生活養生3選

日本の夏は蒸し暑いのが特徴です。気温が高いだけでなく湿気も体調を崩す原因です。暑いからといって部屋に閉じこもるのではなく、身体にたまった熱を放出することが大切です。その他にも、冷房などの冷えすぎを改善させることも必要です。夏は、以下のようなことをこころがけましょう。

●午前中は身体を動かす

漢方の医書である「素問」には、「夏季は太陽が沈むと寝て、日の出とともに起きる」と良いと書かれています。朝起きたら、カーテンを開け太陽の光をあびましょう。夏はできるだけ早く起き、近所を散歩することをおすすめします。朝に身体を動かすことで、血の巡りがよくなり快適に過ごすことができます。

●寝具は毎日乾燥させる

漢方では湿気は脾(消化吸収)に影響すると考えています。寝ている間は特に汗をかきやすく、大量の水分が寝具に付着しています。最低でも週に一度は、寝具を午前中に干すようにしましょう。

●首・足首を冷やさないようにする

漢方では身体の冷えが体調不良をまねくと考えています。夏は冷房の効いた部屋で過ごすことが多いため、身体が冷えやすくなります。全身の血流をよくするためには、首・足首を温めるようにしましょう。首・足首は太い血管が通っているため、この部分を温めることで全身を温めることができます。首・足首を温めるためにストールや靴下などを使うようにしましょう。

夏バテにおすすめの食養生2選

漢方では、身体の不調を整えるには旬の食べ物が良いと考えられています。その土地、季節に育っている果物や野菜を普段の食事に取り入れるようにしましょう。夏の野菜は、身体の熱を冷まし、身体の中の水分を外に放出する効果があります。それと同時に、汗を大量にかいたり、冷房で身体が冷えたりするため、身体を温めたり、水分を補う食べ物も必要です。

●苦みと甘みのある食べ物で身体の熱を自然に冷ます

夏におすすめの食べ物は、きゅうり・スイカ・ゴーヤです。 きゅうりとスイカは、甘みのある食べ物で水分が多いため、身体の熱を冷まし、不足した水分を補うことができます。また、利尿作用があるため、身体の中にたまった余分な水分を排出する働きもあります。

ゴーヤは苦みのある食べ物で、身体の熱を冷まし、身体の中にたまった余分な水分を身体の外に排出する働きがあります。苦みのある食べ物は解毒作用があるので、口内炎や吹き出物などの肌トラブルにもよいです。

●食欲がないときはシソやショウガなどの薬味を使う

夏の暑さで弱ってしまった胃腸には、消化を助ける食べ物がおすすめです。シソやショウガは、冷房で冷えた身体を温め体のめぐりをよくします。生のショウガは香りがよいため、食欲を増やす効果もあります。また、夏の暑さや疲れからくるイライラを改善する働きもあります。


漢方は、普段の食事や生活習慣の改善から始めることができます。漢方の考え方を知って、病気にならないために、身体の不調を改善することから始めてみてはいかがでしょうか。

多田 有紀 漢方・薬膳ライター

医療機関・調剤薬局に医療事務として勤務中に、体調を崩したことがきっかけで漢方の魅力に引き込まれる。その後、漢方スクールに通い、日本漢方養生学協会の漢方スタイリストに合格。現在は、漢方薬局などで漢方専門の知識を活かした記事を執筆中。多くの方に漢方の魅力を伝えるべく活動している。

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