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18/06/13

資産運用・経済

7月1日は銀行の日 預金利率の推移からわかること

7月1日は「銀行の日」だそうです。私たちの生活に身近な存在である銀行は、明治時代になって作られたものです。普通預金や定期預金利率の推移から、これからの資産形成のヒントを探ってみましょう。

銀行の日とは?

「銀行の日」とは、1991年(平成3年)に金融業界の活動や情報を扱う新聞「ニッキン」を発行している日本金融通信社が制定しました。およそ100年前の1893年(明治26年)7月1日に、銀行の定義や設立認可などを定めた「銀行条例」が施行されました。

この銀行条例は、銀行の歴史のなかで大変意義のあるものです。江戸時代の金融機関は、金貨や銀貨を両替する「両替商」でしたから、新しい金融システムを機能させていくことは大変なものであったに違いありません。ちなみに銀行の地図記号は、はかりに使ったおもりの分銅(ふんどう)を表わしたものです。

1993年から銀行の日には、「地球にやさしく顧客に親切」をテーマに行事が展開されています。

普通預金と定期預金の利率の推移を見てみよう

かつて昭和の終わりから平成のはじめにかけての「バブル経済期」と呼ばれるときには、不動産や株価が急騰して物価が上がるのを抑えるために、定期預金の利率が6~8%台ということがありました。

バブル経済後は、世界的な景気の悪化もあり、貯蓄よりも消費を促す政策がとられ、預金金利がどんどん下がっていきます。2016年1月からは「マイナス金利」で、さらに金利が下がって預金の魅力が薄れています。

銀行の預金金利の推移を普通預金、定期預金(預入300万円未満、1年以上2年未満)について、「金融経済統計月報(日本銀行)」(2018年5月23日)をもとに作成しました。

【引用データ】
金融経済統計月報(日本銀行)2018年5月23日
URL  http://www.boj.or.jp/statistics/pub/sk/data/sk2.pdf

※定期預金については、日本銀行と取引のある国内銀行の計数。定期預金新規受入平均金利。

資産形成には貯蓄と投資が必要

何もせずに、ただ銀行の預金口座に預けて数パーセントもの利率がつくのであれば、資産運用を取り立てて考える必要は乏しいでしょう。しかし、現状はそうではありません。預金金利も引き下げられて、もらえる預金利息も少なくなっています。

たとえば、みずほ銀行の普通預金の預金利率は0.001%、定期預金(1年)は0.01%です(2018年5月15日現在)。100万円を定期預金に預けても、税引き後79円の利息しかありません。これでは、資産をふやしていくことは難しいでしょう。

人生のなかでは、結婚や就職、子どもの教育費やマイホームの購入といった、まとまった資金が必要なライフイベントがあります。また、老後の生活についても具体的に考えておく必要があります。

日々の生活費や用途の決まったお金は、すぐに使うことができ、流動性が高い普通預金や定期預金が便利です。しかし、今すぐに必要ではないけれど、中長期的に将来のために少しずつふやしていくには、貯蓄だけではなく、投資にも目を向けましょう。株式や投資信託、不動産投資などを利用すれば、値上がりや利益の分配を通じて、預貯金にくらべて利益を生み出す可能性が高くなります。

まとめ

現在の政策では、2%の物価上昇率を達成することを目標にしています。ですから、基本的には低金利が維持されるものと思われます。また、インフレ(物価が上がってお金の価値が下がること)になればその分、預貯金は目減りすることにもなります。こんなご時世だからこそ、投資を味方につけて人生を充実させていきたいですね。


池田 幸代
株式会社ブリエ 代表取締役
証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

記事提供:moneliy

moneliy マネリー

「すべての女性を笑顔にする、マネーケア。」
マネーケアで生活に彩りを与え、女性が笑顔でいられる社会を目指すための情報を発信します。
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