26/01/04
お金持ちと貧乏「車の使い方」4つの違い

お金持ちの人と貧乏な人とでは、生活の様々な面で違いが出てきます。車の使い方もその一つ。「ガレージに高級外車を何台も…」という車好きのお金持ちも確かにいますが、自分が納得して買った国産車に長年乗り続ける人や、そもそも車を持っていない人もたくさんいます。
一方で、貧乏な人はあまり考えずにただ何となく車を使い続けて失敗しがちです。自分で納得していて特に不満がないなら構いませんが、そうでないなら「お金持ちの車の使い方」を学んで改善しましょう。
今回は、お金持ちと貧乏な人の「車の使い方」の違いについて解説します。
お金持ちと貧乏の車の使い方の違い1:車を持たない、もしくは賢く選ぶ
そもそも、車を持ち続ける以上、自動車税・自動車重量税や保険料、ガソリン代や車検費用などの維持費は避けられません。電車やバスなどの公共交通機関が発展していて、車がなくても生活できる地域に住んでいるなら、あえて車を持たない選択をするお金持ちは一定数います。
一方、公共交通機関が少なく、車が欠かせない地域に住んでいるお金持ちは、維持費を低く抑えられる車を選ぶことで上手に節約しているようです。排気量が少ない国産車や燃費の良い車、ハイブリッド車であれば、自動車税が安いうえに、修理代やガソリン代も抑えられます。
さらに維持費を抑えるなら、軽自動車を選ぶのも手段の一つです。
普通自動車と軽自動車のガソリン代と自動車税・軽自動車税の目安の金額を見てみましょう。車種によっても異なるため、ここでは日産「ルークス」(BR06エンジン搭載車)と日産「エクストレイル」(G e-4ORCE)を比較してみました。
<ガソリン代と自動車税・軽自動車税>

筆者作成
「車はあくまで移動手段であり、安全に走れれば良い」と考えているなら、軽自動車を選んだほうが大幅にコストダウンできます。そのような理由であえて軽自動車を愛用しているお金持ちもいることは覚えておきましょう。
お金持ちと貧乏の車の使い方の違い2:リセールバリューを考えて車を買う
車はあくまで移動手段と割り切れるお金持ちがいる一方で、車が好きで「自分が本当に好きだと思える格好良い車に乗りたい」と考えるお金持ちは一定数います。もちろん、貧乏な人でも車が好きな人であればそのように思っても不思議ではありません。しかし、お金持ちはそこから一歩先に進み「手放すときに価値が上がりやすい車であるかも考える」のが大きな特徴です。
たとえば、車を500万円で購入し、3年乗ったあと600万円で手放せば、100万円の儲けが出ます。お金持ちはただ漫然と車を選ぶのではなく、一種の投資ととらえ、手元にお金を残せる形で購入するのが、貧乏な人との大きな差と言えるでしょう。
リセールバリューが高い車の条件として、以下のものが挙げられます。
・SUVやミニバンである
・白、黒、パールなど普遍的な色である
・モデルチェンジ直後の車である
・マイナーでも性能が特化した車である
・生産終了から時間が経っているが根強いファンがいる
・生産が追い付かない、社会情勢的に供給が滞っているなど入手が困難な車である
自分の好みを踏まえつつも、納得できる範囲でこれらの条件に目を向けてみれば、手放すときの金額も高くなるはずです。
お金持ちと貧乏の車の使い方の違い3:タクシーも上手に使う
お金持ちの特徴として「自分でやらないほうが効率的であれば躊躇せず人を頼る」ことが挙げられます。タクシーの利用もその一つで、自分で運転しない方が良い、効率的と考えれば躊躇なく使うのがお金持ちの特徴です。タクシーを使うメリットとして、以下の点が挙げられます。
・電車など公共交通機関が遅れている場合に速く移動できる
・体調不良時にあえて自分で運転しないことで事故を避けられる
・空港や都心など駐車場が高い場所に向かう際に使えば駐車場代を節約できる
タクシーを使うメリットを十分に享受できるのであれば、あえて自家用車を使わないほうが良い結果が得られるかもしれません。
しかし、貧乏な人は「タクシーを使うとお金がかかるから」と自家用車を使うことにこだわりがちです。貧乏からお金持ちに進化したいなら「ここはあえて自分で運転しない方が良いのでは?」と考えてみる癖をつけましょう。
お金持ちと貧乏の車の使い方の違い4:車に頼り過ぎず歩くことを忘れない
車の使い方からは少し離れますが、年収と歩行の関係について調査した興味深いデータがあったので紹介します。
ドコモ・ヘルスケア株式会社が2016年11月に発表したデータによれば、日本の平均年収を含む「年収400万円以上500万円未満」の層の平均歩行速度2.69km/hに対して、「年収1,000万円以上」の層では平均歩行速度3.13km/hという結果が得られました。
<年収ごとの平均歩行速度>

ドコモ・ヘルスケア株式会社「早歩き歩数に関するからだデータ調査」より
また、ボーナス額と平均歩行速度の間にも同様の関係があるとのこと。ボーナスが多いほど、歩行速度が速くなる傾向が見られます。
<ボーナス額ごとの平均歩行速度>

ドコモ・ヘルスケア株式会社「早歩き歩数に関するからだデータ調査」より
あくまで1つの推論ですが、お金持ちの人は健康を維持するために普段から鍛えているため、歩く速度も速くなるとも考えられます。
歩くことには健康効果があり、エクササイズの一部として取り入れているお金持ちもいるはずです。東京都健康長寿医療センター研究所が群馬県吾妻郡中之条町で行っている「中之条研究」によれば、1日1万2000歩までであれば、歩く歩数が多いほど予防できる病気が多くなるということが分かりました。

とちぎ健康フェスタ講演会「1日8000歩・速歩き20分で 長寿遺伝子のスイッチON!」(2016年10月29日)の資料より
歩くことはお金もかからず、気軽に取り組める運動であるため、積極的に取り入れると良いでしょう。車を走らせるほどではない、歩いて行けそうな場所であれば、歩く方が理にかなっています。
見栄や優越感のために車を持つのはやめよう
ここまでお金持ちの車に対する考え方を紹介してきましたが、共通して言えるのは「自分が納得できる車の選び方、使い方をしている」ことです。本心では納得がいっていないにも関わらず、ただ何となく「周囲がこの車に乗っているから」「勧められたから」と流されてしまうのは、お金持ちの車の使い方とは言えません。貧乏からお金持ちにステップアップしたいなら「自分はなぜ車を持ちたいのか、結果としてどうしたいのか」から考えてみましょう。
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荒井美亜 金融ライター/ファイナンシャル・プランナー
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融・マネー系の記事を主に手掛けるライターとして活動中。ゲームを通じて全国の高校生・大学生に金融教育を行うプロジェクト「Gトレ」の認定ファシリテーター(講師)として教壇にも立つ。取得資格はAFP(日本FP協会認定)、貸金業務取扱主任者(試験合格)、宅地建物取引士(試験合格)
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