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25/09/25

資産運用・経済

【年齢別】預貯金・株式・債券・投資信託、みんないくら持っている?

【年齢別】預貯金・株式・債券・投資信託、みんないくら持っている?

大切なことではあるものの、なかなか周りの人には相談しにくいお金の話。「自分の貯金額は同世代と比べて多いのか?」「投資をやっている人はどれくらいいるのだろうか?」など、お金や資産形成について気になっている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、金融経済教育推進機構(J-FLEC)による「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」の結果をもとに、20代から70代までの年代別金融資産保有額についてご紹介します。

世の中の人はどれくらいお金を持っているのか?

自分と同世代の人は、どれくらい資産を持っているのでしょうか。ここでは、単身(一人暮らし)世帯と二人以上の世帯に分けて、年代別金融資産保有額の平均を紹介します。

●単身世帯の平均金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)

20代 161万円
30代 459万円
40代 883万円
50代 1,087万円
60代 1,679万円
70代 1,634万円

●二人以上の世帯の平均金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)

20代 382万円
30代 677万円
40代 944万円
50代 1,168万円
60代 2,033万円
70代 1,923万円

単身世帯も二人以上の世帯も、年代が上がるにつれて金融資産が増えており、50代で資産額が1,000万円を超えています。資産額は60代でピークを迎え、70代になると少し減少しています。これは、70代になると仕事を引退して労働収入がなくなり、これまで増やしてきた資産を使う段階に入ったためと考えられます。

また、単身世帯と二人以上の世帯を比べると、どの年代も二人以上の世帯のほうが金融資産保有額が多いことがわかります。

預貯金・株式・投資信託・債券の保有割合はそれぞれどれくらい?

続いて、代表的な金融商品である預貯金・株式・投資信託・債券の4つについて、単身世帯・二人以上世帯のそれぞれの年代の人がどれくらい保有しているのかみていきます。

<単身世帯 年齢別種類別金融商品保有額>

筆者作成

どの年代も預貯金が占める割合がもっとも多く、債券が占める割合が最も少ないことがわかりました。

特に20代は資産の多くが預貯金となっており、株式や投資信託、債券が占める割合は非常に少なくなっています。これは、20代はそもそも保有している資産が少なく、投資に回すためのお金を確保するのが難しいためと考えられます。30代や40代になると、資産に余裕ができ、株式や投資信託の保有額も増えていきます。

また、債券の占める割合はどの年代も少ないのですが、70代では増えています。債券は元本割れの心配がなく、これまで増やしてきた資産を減らしたくない高齢の方に向いている金融商品といえるためです。

<二人以上の世帯 年齢別種類別金融商品保有額>

筆者作成

二人以上の世帯も単身世帯と同様に、どの年代も預貯金が占める割合がもっとも多く、債券が占める割合が最も少ないことがわかります。

ただし、二人以上の世帯は単身と比べ、20代でも株式や投資信託の保有割合が多い結果となりました。単身世帯と比べて金融資産保有額が多いこともあり、若いうちから資産形成に関心を持ち、株式や投資信託を購入している人が多いようです。

投資をしたほうがお金が増えるのは本当?

2024年に新NISAが始まったこともあり、投資がぐっと身近になりました。投資に興味はあるものの、なんとなく怖いという人や、本当にお金が増えるのか疑問に思い、始めるのをためらっている人もいるでしょう。実際、投資をしたほうがお金は増えるのでしょうか。

J-FLEC「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、単身世帯において、1年前と比べて金融資産残高が増えたと答えた人は27.6%、減ったと答えた人は25.2%でした。しかし、金融資産保有世帯だけに絞ると、1年前と比べて金融資産残高が増えたと答えた人が41.1%、減ったと答えた人は17.4%という結果になりました。

二人以上の世帯については、1年前と比べて金融資産残高が増えたと答えた人は31.8%、減ったと答えた人は22.4%でした。金融資産保有世帯だけに絞ると、1年前と比べて金融資産残高が増えたと答えた人は41.8%、減ったと答えた人は15.9%でした。

金融資産を持っている世帯のみで調査したほうが、1年前と比べて資産が増えた人が多く、資産が減った人が少ないとわかります。つまり、投資をしている人のほうがお金が増えやすいと考えられるでしょう。

将来のための資金を増やすには投資がおすすめ

20代~70代の人はどれくらい資産を持っているのか、年代別や金融商品別に紹介してきました。基本的には年代が上がるにつれて保有資産額が増え、預貯金だけでなく株式や投資信託に回すお金も増えていくという結果になりました。

また、金融資産を持っている世帯のほうが、前年と比べて資産が増えたという人が多いようです。投資にはリスクがあり、もちろん必ず資産が増えるというわけではありません。しかし、資産を増やせる可能性を高めたい人は、預貯金だけでなく投資も検討してみることをおすすめします。

木下七夏 Webライター

大学卒業後金融機関に勤め、個人のお客さま向けの営業を担当。退職後にFP2級を取得し、フリーライターに。FPで学んだ知識や金融機関勤めの経験を生かして、生活にまつわるお金の疑問を分かりやすく噛み砕いて解説する記事を作成している。

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