25/09/23
本質を理解して投資するために「投資の解像度を上げる」

不安定な世の中であらゆるリスクに備えて、堅実に資産を築いていく考え方
物価が上昇することを「インフレ」といいます。
今後も人手不足、材料費高騰、デジタル赤字の増加、半導体の高騰、電気代の高騰などでインフレ傾向が続いていくことが予想されます。
インフレによって、今後は給与の上昇も期待できます。しかし、足元では給与の上昇はインフレに追いついていません。物価変動の影響を差し引いた実質賃金はほぼマイナスです。
つまり、インフレ時代であっても、勤労収入に頼っていくだけでは、どんどん貧乏になることを示唆しています
将来に備えるために、お金を貯めることは重要です。
しかし、インフレ時代では、預貯金だけでお金を貯めるのは絶対NG。
なぜなら、お金の価値が目減りしていくからです。
投資は「お金をただ単に増やすもの」と捉えるのではなく、インフレから自分の資産を守るためにも必要です。例えば、物価上昇率2%が30年続いたら、1000万円とその利息の価値は579万円になります。投資によって年2%以上、資産を増やすことができれば、資産の目減りを防ぐことができます。
ところで、インフレ時代では投資が必要不可欠であることは多くの人に理解されつつあります。しかし、人はその投資をなかなか継続することが難しいようです。
投資の失敗のほとんどは「投資の解像度の低さ」にあります。
「投資の解像度の低さ」=独りよがりな考え、思い込み、メンタルの弱さ、視野の狭さなどが挙げられます。
「投資の解像度を上げる」とは、投資の本質や、自分の感情・バイアスを理解し、リスク管理を踏まえて投資を継続できるようにすることです。
そのために身につけておきたい視点には大きく分けて「投資理論」「行動経済学」「地政学」「リスク管理」があります。その4つの視点を体系的に学び、鉄壁の投資術を身に付ける一冊が「投資の解像度を上げる 超インフレ時代のお金の教科書」(クロスメディア・パブリッシング)です。
今回はそのなかから、
①投資の解像度を上げて、投資の意味を考える
②判断ミスを引き起こす、感情やバイアスの壁を乗り超えるための「行動経済学」
③経済とは切り離せない世界情勢を把握するための「地政学」
の3点をピックアップしてアニメーション動画で解説します。
出演:頼藤太希(よりふじ・たいき)、高山一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:畠山憲一)
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Money&You マネーアンドユー
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