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24/09/28

家計・ライフ

収入が全く同じなのに…お金が「貯まる人」「貯まらない人」の習慣7つの違い

収入が全く同じなのに…お金が「貯まる人」「貯まらない人」習慣7つの違い

収入は変わらないはずなのに、なぜかお金が貯まらない。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。実は、お金が貯まる人と貯まらない人の間には、お金に対する考え方や行動習慣に決定的な違いがあります。
今回は、お金が貯まる人の7つの習慣を具体的に解説していきます。これらの習慣を意識することで、あなたも無理なくお金を貯めることができるようになるでしょう。

お金が貯まる人の習慣1:具体的な貯蓄目標を持つ

お金を貯めることが上手な人は、お金を貯めたいという漠然とした目標や希望ではなく、「〇年後までに〇〇円貯める」といった具体的な目標を設定しています。目標を持たないということは、地図を持たずに旅をしているようなものです。目的地がわからなければ、遠回りをしてしまい、なかなかたどり着けません。目標が明確であればモチベーションも高く、継続もしやすくなります。

目標を立てるときは、短期目標、中期目標、長期目標にわけて立てるようにしましょう。例えば、半年後には海外旅行資金として10万円、5年後にはマイホームの頭金として300万円、65歳までに2,000万円といったように、短期的な目標、中期的な目標、長期的な目標を分けて立てることで、時期と金額が明確になり、モチベーションも続きます。
さらに、目標達成のために必要な金額を計算することも忘れてはいけません。 目標金額を達成するために、1年間でいくら貯めるのか、そのためには毎月どれくらいの金額を貯める必要があるのかを計算しましょう。

お金が貯まる人の習慣2:お金の流れを可視化する

可視化できていない人は、お金がどこへ消えたのかわからず、いつまでたってもお金がたまらないことが多いものです。例えば、毎日コンビニでコーヒーを買っているけれど、それが年間でどれくらいの金額になるか、意識している人は少ないのではないでしょうか。

お金の流れを可視化するためには、家計簿をつけてみるといいでしょう。小さな支出が積み重なり、大きな出費になっていることに気づくことができます。お金の流れの可視化ができるとどこでお金を使っているのかが明確になるため、無駄な支出を減らすことができます。また、将来のためにどのくらい貯金することができるのかを知ることもできます。家計簿をつけることは、単なる記録作業ではなく、お金に対する意識を高め、より豊かな生活を送るための第一歩です。

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お金が貯まる人の習慣3:無駄な支出を見直して、賢くお金を使う

お金の可視化ができると、無駄な支出を見直すきっかけにもなります。見直しをするときは、固定費と呼ばれる、毎月決まった金額で支払っているもから、見直すことで大きな節約効果が期待できます。

例えば、スマホ料金やインターネット回線は、プランの見直しや格安SIMへの乗り換えで大幅にコストダウンできることがあります。また、動画配信サービスや音楽配信サービスなど、本当に利用しているか、他のサービスに切り替えることはできないか検討してみましょう。加入した後、あまり使わなくなり加入したことを忘れて何ヶ月も無駄に月会費だけ支払っているなんてこともありえます。

固定費を見直すときは、少し手間がかかります。しかし、一度見直しをすると節約効果がずっと続きます。固定費の節約分を貯蓄に回せば、将来のお金も増やすことができます。

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お金が貯まる人の習慣4:給料から自動的に貯蓄する

給料が入ったら、まず使うことを考えていませんか。お金が貯まる人は、最初に貯蓄分を別の口座に移す「先取り貯蓄」をしています。残ったお金で生活をすることで、自然と支出を抑えることができます。

先取り貯蓄は仕組みさえ作ってしまえば、何も難しいことはありません。例えば銀行の積立定期預金のように、自動で積立ができると毎月確実に貯金することができ、忘れてしまうことはありません。また、目標額から逆算した金額を毎月積み立てることで、目標達成が確実になります。

さらに、少しでも増やしたいと思う人は、貯蓄だけでなくiDeCoやNISAといった税制優遇のある制度を使うといいでしょう。長期間にわたってコツコツとお金を積み立てていくことで、堅実に増やす期待ができます。

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お金が貯まる人の習慣5:衝動買いをしない

あれも欲しい、これも欲しいと、ついつい買ってしまいがちな衝動買い。これは、貯蓄を妨げる大きな原因の一つです。衝動買いをしてしまう原因は様々ですが、その多くは「今すぐ欲しい!」という感情によるものです。しかし、時間がたってよく考えてみると、本当にその商品は必要だったのでしょうか。貯蓄が上手な人は、感情に流されて衝動買いをするようなことはありません。

衝動買いを防ぐためには、欲しいと思ったものをリストアップしてみましょう。リストアップしたものを重要度や優先度順に並べ替え本当に必要なものなのかを冷静に判断します。さらに、欲しいと思った商品を、すぐに買わずに数日置いてみましょう。数日待てば、最初の興奮状態から冷静さを取り戻せるはずです。

お金が貯まる人の習慣6:お金の知識を身につけている

お金の知識を身につけることは、将来の経済的な安定を築く上で非常に重要です。お金に関する知識を深めることで、より効率的に資産を増やし、豊かな生活を送ることができます。

お金の知識を身につけるための方法はたくさんありますが、金融に関する本を読むことが挙げられます。本には、お金の仕組みや投資の基礎知識などが体系的にまとめられており、初心者でも理解しやすいように解説されているものが多くあります。もちろん、インターネットやYouTubeなどもありますが、情報の真偽など注意しなければならないものもあります。お金を上手に貯めている人は、情報の出所のしっかりとしている本などから情報を得ている場合が多いようです。

お金が貯まる人の習慣7:将来のビジョンは明確にある

将来の具体的なビジョンを持つことは、お金を貯める上で非常に強力なモチベーションとなります。「3年後にはマイホームを購入して、庭でバーベキューを楽しみたい」「5年後には海外旅行に行って、憧れの都市を巡りたい」など、具体的な目標を立てることで、貯蓄は単なる数字の積み重ねではなく、夢の実現のための手段に変わります。

目標を達成するためには、どのような行動が必要なのか具体的に考え、行動できるようになります。例えば、目標達成までの金額が足りないと思えば、副業を始めたり、さらに節約を徹底したり、投資を学んだりなど、目標達成のために必要な行動することで、より確実に目標に近づけます。

正しいお金の習慣を身につければお金は貯まる

お金を貯めることは、決して難しいことではありません。大切なのは、正しいお金の習慣を身につけることです。今回紹介した7つの習慣を参考に、あなたも今日からお金の管理を始めませんか?

黒須 かおり ファイナンシャルプランナー(CFP)

女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識など幅広い資金計画とライフプランのアドバイスを手がけている。金融機関にて資産形成のアドバイザーとしても活動中。FP Cafe登録パートナー

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