23/06/05
松井証券がおすすめなのはどんな人?メリット・デメリットをお金のプロが解説
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
「株式投資に積極的に取り組みたい」という方にぜひ検討していただきたい証券会社が松井証券です。松井証券は株式投資の手数料が1日50万円まで無料、投資信託の信託報酬還元を実施するなど、独自のサービスをいち早く行なってきた証券会社です。
今回は、株式投資に詳しく、自身も株式投資を行なっている経済ジャーナリストの頼藤太希さんに、松井証券でできる投資、松井証券のメリット・デメリット、松井証券がおすすめの人を聞いてきました。
●教えてくれたのは…
頼藤太希さん
(株)Money&You代表取締役/経済ジャーナリスト
中央大学商学部客員講師。早稲田大学オープンカレッジ講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書累計100万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
松井証券はどんな証券会社?
松井証券は1918年創業。すでに創業100年を超える老舗の証券会社です。松井証券は1998年に国内で初めてとなる本格的なインターネット取引「ネットストック」を開始したことで知られています。今ではすっかり身近になったネットでの株式投資ですが、それを日本で最初に開始したのが老舗証券会社、というのが驚きですね。
松井証券は以後も「顧客中心主義」の理念のもと、信用取引・オプション・FX・投資信託などの商品の取り扱いを拡大しています。また、手数料の面でも個人投資家に嬉しい料金体系をいち早く取り入れています。
「近年は25歳までの個人投資家の取引手数料を無料化したり、米国株の取り扱いを始めたりと、老舗でありながら新たなサービスを打ち出す証券会社として知られています」(頼藤さん)
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松井証券ではどんな投資ができる?
松井証券を利用すると、主に次のような投資ができます。
●松井証券でできる投資①:日本株の株式投資
松井証券では日本株の現物投資はもちろん、制度信用取引・無期限信用取引・短期信用取引・一日信用取引といった、さまざまな信用取引のサービスが充実しています。「松井証券 日本株アプリ」を利用することで日本株の情報検索・銘柄分析・発注までスマホひとつで可能です。株主優待の権利を得るのに役立つ「優待クロス注文」やIPO(新規公開株)の取り扱いもあります。PTS(夜間取引)を利用すれば東証の取引時間外でも取引できます。
●松井証券でできる投資②:米国株・米国ETFへの投資
松井証券では米国株や米国ETFにも投資可能。合計約2,500銘柄(2023年6月1日時点)に投資できます。米国株も「松井証券 米国株アプリ」を活用することで情報収集・取引・資産の管理までスマホだけで完結。他では有料の場合も多い米国のリアルタイム株価情報も無料で確認できます。
●松井証券でできる投資③:投資信託への投資
松井証券が投資信託の取り扱いを開始したのは2016年と比較的最近です。今では、1,600本以上(2023年6月1日時点)の投資信託を購入できるようになっています。「松井証券 投信アプリ」では、投資信託の情報検索や注文が簡単にできます。
●松井証券でできる投資④:FXや先物・オプションの投資
松井証券ではFX(外国為替証拠金取引)や先物・オプションといった取引も取り扱っています。FXでは20通貨ペアの取り扱いがあり、100円(1通貨)からの自動売買が可能。日経225ミニ先物・マザーズ先物といった先物取引や日経225オプションといった指数先物なども扱っています。
●松井証券でできる投資⑤:NISAやiDeCoを利用した投資
松井証券では、投資で得られた利益が非課税になるNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)や、自分で出した掛金を運用してその結果を60歳以降に受け取るiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)も利用できます。税金がお得になる分、効率よくお金を増やすことができます。
松井証券では株式投資を中心に、投資信託やFXなどのサービスが充実しています。NISAやiDeCoももちろん利用可能で、主だった投資はひととおりできるようになっています。
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松井証券の5つのメリット
松井証券を利用して投資するメリットを5つ、紹介します。
●松井証券のメリット①:手数料無料・還元のサービスがたくさんある
松井証券には、手数料無料・還元のサービスがたくさんあります。具体的には次のとおりです。
【手数料無料のサービス】
・現物株式の売買手数料:1日の約定代金合計50万円まで無料
・制度信用取引・無期制限信用の売買手数料:1日の約定代金合計50万円まで無料
・一日信用取引の売買手数料:約定代金にかかわらず無料、金利・貸株料も無料
・25歳以下の売買手数料:金額にかかわらず無料
・NISA口座の売買手数料(株・ETF・REIT):無料
・投資信託の買付手数料:すべて無料
・投資信託の移管手数料:無料(他社の手数料を松井証券が負担)
【手数料還元のサービス】
・投資信託の信託報酬:松井証券が受け取る信託報酬が年率0.3%以上の投資信託を購入した場合、0.3%以上の部分が還元される
【その他】
・IPO:申し込み時の購入代金不要
松井証券の株式投資にかかる売買手数料は、1日50万円以下の取引であれば無料になっています。1日のなかで売買を完結する一日信用取引や、25歳以下の売買手数料にいたっては、金額にかかわらず無料なので、条件を満たすデイトレーダーや若い方ならばよりお得です。投資信託の買付手数料やNISA口座での売買手数料も無料。コストを抑えた投資が可能です。
また、松井証券の「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」では、投資信託から毎月天引きされる信託報酬の一部が現金またはポイントの形で還元。松井証券が受け取る分のうち、0.3%を超える部分が返還されます。
さらに、IPO投資では通常、申し込み時にそのIPO銘柄の購入代金を用意しておく必要がありますが、松井証券ではその必要がありません。購入代金はIPOの抽選に当たったら用意すればいいので、より手軽にIPOに申し込むことができます。
投資の収益を最大化するためにも、投資のコストは安いに越したことはありません。その点、松井証券は手数料無料・還元のサービスが多いのが大きなメリットですね。また、信託報酬の還元がある、IPOの資金拘束がないことも、顧客本位のありがたい点です。
●松井証券のメリット②:東証より有利な約定をするベストマッチ
松井証券のベストマッチ(約定価格改善サービス)は、利用するだけで東証などの取引所で売買するよりも有利な価格で約定する可能性のあるサービスです。松井証券で注文をすると、松井証券のベストマッチ・システムがより有利な約定ができないかをチェック。有利に約定できるようであれば、取引所外で注文が成立。よりお得に取引ができます。なお、有利な約定ができない場合は東証に発注し、通常の取引が行われます。
機関投資家はさまざまな投資家と取引所外で売買を行ない、より有利な価格で投資をしています。松井証券のベストマッチを利用すれば、この仕組みを個人投資家でもかんたんに利用できます
●松井証券のメリット③:アプリや無料ツールが充実
松井証券では、取引や情報取得に役立つアプリ・無料ツールが充実しています。上で紹介した「松井証券 日本株アプリ」「松井証券 米国株アプリ」「松井証券 投信アプリ」のほかにも、次のようなものがあります。
・株価ボード:登録した銘柄の株価情報をリアルタイムで確認できる
・マーケットラボ:会社四季報を無料で見られる。銘柄の細かなスクリーニングも可能
・ネットストック・ハイスピード:プロ同様の投資環境が無料で用意できる
松井証券 米国株アプリでは米国株のリアルタイムの株価変動をチェックできます。また本来は有料の会社四季報を無料で見られるのも嬉しいですね。
●松井証券のメリット④:投資情報動画が充実
松井証券の投資情報は充実していますが、もっと気軽に、動画で学びたいという人のために、投資情報動画が充実しています。「マネーサテライト」では、初心者向けの動画はもちろん、株式・米国株・FX・マーケット情報などの動画も用意。松井証券の取引の操作説明動画もありますので、迷ったときには参考になるでしょう。また、YouTubeにはお笑い芸人のマヂカルラブリーと学べる「資産運用!学べるラブリー」の動画もたくさんあります。
どの動画も見ているだけで自然と投資の知識が身についていきます。何より楽しいですし、更新頻度も高いので、参考になります。
●松井証券のメリット⑤:株の取引相談窓口で投資のサポートをしてもらえる
松井証券の「株の取引相談窓口」では、一人ひとりの希望や投資スタンスに基づいて「銘柄の探し方」「売買の材料探し」「取引タイミング」といった個別銘柄の取引内容に関する相談を電話ですることができます。
ネット証券での投資は、提供された情報をもとに自分で判断するのが普通。具体的な相談はできないものですが、松井証券の株の取引相談窓口を利用すれば、専門家の意見を聞くことができるというわけです。もちろん、最終的な投資の意思決定・責任は自分自身にありますが、投資で迷ったときには心強い味方となるでしょう。
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松井証券の2つのデメリット
松井証券はメリットのたくさんある証券会社ですが、デメリットも2つあります。
●松井証券のデメリット①:約定金額50万円を超えると手数料がかかる
松井証券の株式投資にかかる手数料は1日の約定金額が50万円までならば無料なのですが、50万円を超えると、100万円までは1,100円(税込)、200万円までは2,200円(税込)、以後100万円増えるごとに1,100円(税込)ずつ加算されます。取引金額が50万円を超える場合は、少々割高に感じられるかもしれません。
もっとも、東証に上場する銘柄のほとんどは50万円以下で購入できます。特に投資を始めたばかりのうちは、50万円以上一気に投資することも少ないのではないでしょうか。その場合は、デメリットになりません。
●松井証券のデメリット②:単元未満株の購入はできない
株式投資はふつう「100株単位」の単元株で取引しますが、証券会社によっては、1株単位で取引できる「単元未満株」で売買できます。ただ、松井証券では単元未満株の購入はできません。
単元未満株の取引ができる証券会社はこのところ増えてきています。少額からでも投資ができるメリットがあるので、松井証券でも今後導入してくれることを期待したいですね。
松井証券がおすすめの人は?
以上を踏まえると、松井証券がおすすめの人は次のような人です。
●松井証券がおすすめの人
・株式投資を積極的に行いたい人
・少額で投資したい人
・便利な投資ツールを活用したい人
・投資に関する相談をしたい人
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松井証券では日本株の株式投資が充実。現物取引はもちろん、信用取引を活用することもできます。そのうえ、肝心のコストは1日の約定金額が50万円以下ならば無料。より有利に約定する仕組みも用意されています。
また、松井証券の投資ツールはわかりやすく充実しています。ネット証券には珍しく、投資に関する相談もできるので、初心者にも安心です。
これらに当てはまる人は、ぜひ松井証券に口座開設して、投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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