17/01/03
【短時間でお金の知性アップ】今さら聞けない保険の基本のき part2
超初心者でもわかるように短時間でやさしく解説するシリーズ。
1つの見出し200字程度なので、短時間でチェックできます。
保険会社の「意向把握」はじまる!
2016年5月から本格的に導入された「意向把握」って知っていますか? 保険契約にからむトラブルは後を絶ちません。そこで新しく導入されたのが「意向把握」。
保険商品の提案前にお客様がどんな保障を望んでいるのか、アンケートで意向を確認。意向に沿った提案となっているのか確認する材料としても、顧客の加入目的を明確にする上でも、今後の運用に注目!
「貯蓄」と「積立型保険」の違いって何?
教育資金を貯めるには貯蓄や保険などの方法があります。
どちらを活用するのか迷ってしまうという人は、次の点の違いも検討材料に。
・保険は年末調整や確定申告で保険料控除の対象になりますが、貯蓄は控除対象になりません
・死亡保険金は受取人固有の財産になるので、相続の対象となりません
・保険は補償の部分があるので、満期時受取額が貯蓄より割安になることも
商品の特徴を理解しつつ、金融機関の健全性も視野にいれて選びましょう。
「ケアプラン」作成に自己負担
厚生労働省は、現在全額介護保険でまかなっている高齢者たちの介護サービス計画を作るケアマネジメントの中で、一部自己負担を求める検討が開始されました。
介護人口は今後も増え続けることから、他の介護サービスについても自己負担増の波は確実に押し寄せるかもしれません。
現役世代が「老後にかかるお金」を試算する場合は、介護費用を多めに見積もり、民間の介護保険や長期的な貯蓄で今から備えることが必要です。
保険料の「全期前納払い」と「一時払い」の違い
どちらも一括で保険料を払ってしまうことは同じ。大きく違う点は以下。
・死亡時や解約時、「全期前納払い」は残りの年数分の保険料は返ってきますが、「一時払い」は返ってきません。
・確定申告や年末調整の「保険料控除」に、「全期前納払い」は保険期間毎年控除対象になるが、「一時払い」は払った年のみ対象。
「全期前納払い」の方が「一時払い」よりもメリットが多いですが、保険料については「一時払い」の方が安いので、契約時にはどちらにするかしっかり確認をしましょう。
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Mocha編集部 モカ編集部
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