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22/01/19

資産運用・経済

米国株・米国ETFはこの証券会社で買え! お金のプロおすすめの証券会社4選

米国株・米国ETFはこの証券会社で買え! お金のプロおすすめの証券会社4選

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

株式投資といえば、日本の会社の株を売買することを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、最近注目が集まっているのは米国株です。なぜ日本株ではなくて、米国株なのでしょうか。今回は、株式投資に詳しいマネーコンサルタントの頼藤太希さんに、米国株や米国ETFの魅力とおすすめの証券会社を教えてもらいました。

●教えてくれたのは…

頼藤太希さん
Money&You代表取締役/マネーコンサルタント
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日5分で、お金持ち』(クロスメディア・パブリッシング)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)。

米国株5つの魅力

米国株は文字通り、アメリカ合衆国の株式です。日本の国内の株式は、東京証券取引所(東証)などの取引所で取引が行われています。これと同様に、米国株もニューヨーク証券取引所やナスダックといった取引所で取引されています。私たちも、日本の証券会社を通じて米国株を売買することができます。

米国株には大きく5つの魅力があります。

●米国株の魅力1:米国は世界経済の中心。右肩がりで成長している

私たちの身近に、米国企業の商品やサービスはたくさんあります。GAFAM (グーグル・アマゾン・フェイスブック(※現メタ)・アップル・マイクロソフト)はいずれも、言わずと知れた巨大IT企業です。その他にも、コカコーラ・コストコ・ディズニー・スターバックス・ツイッター・ナイキ・ネットフリックス・VISA・P&Gなど、世界的な大企業をいくつも挙げることができます。米国は先進国でありながら成長力も著しいのです。
実際、ダウ平均(ダウ工業株30種平均)やS&P500といった株価指標は長期にわたって右肩上がりを続けています。米国株に投資することで、その成長の恩恵を受けられると考えられます。

●米国株の魅力2:米国株は1株から購入できるから、少額でスタート可能

日本株は通常100株単位という「単元株」で取引をします。ですから、たとえば株価が1000円の銘柄を買おうとすると、1000円×100株=10万円が必要になります(別途、手数料もかかる場合があります)。それに対して米国株は1株単位で購入することができます。少額からスタートできれば、それだけ投資もしやすいですね。

●米国株の魅力3:米国株は年4回も配当金がもらえる

配当金とは、会社の事業がうまくいったときに株主に支払う利益のこと。株主は、持っている株式の数に応じて、その分け前のようなお金を受け取ることができます
日本株の場合、配当金は年に1〜2回が一般的ですが、米国株の場合は年に4回支払う会社が多くなっています。それだけたくさんお金が入ってくるチャンスがあるというわけです。もちろん、1株だけ持っている場合も、1株分の配当金が受け取れます。


●米国株の魅力4:米国株には高配当銘柄・連続増配銘柄が多い

米国株の中には、配当金の高い「高配当銘柄」や配当金の金額を毎年増やしている「連続増配銘柄」がたくさんあります。なかでも増配は、50年以上連続で続けている会社もあるほどです。この間ずっと成長を続け、市場がよくないときも配当金を増やし続けているのは驚異的です。

●米国株の魅力5:自社株買いで値上がり!

米国の会社は「自社株買い」をすることがよくあります。自社株買いをすると、市場に出回る株の数が減るため、1株あたりの株の価値が上昇します。株の価値が上昇するということは、株価も上がりやすくなると考えられます。

マネーコンサルタント 頼藤太希

近年話題のFIREは、資産運用で不労所得を得て経済的自由を手にし、早期リタイアを果たして自分の時間を得ることを目標にしています。このFIREを目指す人が注目しているのが米国株。持っているだけで資産が増え、配当金がたくさん得られると考えられるからです。この魅力はもちろん、FIREを目指す人に限った話ではありません。米国株・米国ETFはお金を堅実に増やすのにおすすめの投資先だといえるでしょう。

米国株・米国ETF投資におすすめの証券会社はこの4社!

米国株におすすめの証券会社を頼藤さんに紹介してもらいました。

SBI証券

国内ネット証券最大手のSBI証券では、合計5000銘柄以上の米国株・米国ETF(上場投資信託)を購入できます。為替手数料は片道25銭ですが、住信SBIネット銀行を利用することで片道4銭に下げることができます。
「米国株アプリ」を利用すると、スマホひとつで簡単に米国株投資に必要な情報を集めたり、株式を検索したり、注文したりできるようになっています。

●SBI証券の米国株投資

・取扱銘柄数 5000本以上(米国ETFなど含む)
・売買通貨  米ドル・日本円
・売買手数料 約定代金の0.495%(最低0ドル・上限22ドル)(税込)
・為替手数料 片道25銭(住信SBIネット銀行利用時は片道4銭)
・備考    米国株・米国ETFの自動積立サービス「米国株式・ETF定期買付サービス」

SBI証券[旧イー・トレード証券]
マネーコンサルタント 頼藤太希

「米国株式・ETF定期買付サービス」では、毎月の設定したタイミングで指定した米国株をコツコツと購入する積立投資が可能。一定額ずつ積立投資をすることで、平均購入価格を抑えながら投資ができます。NISA(一般NISA・ジュニアNISA)にも対応しています。

楽天証券

楽天経済圏でさまざまなサービスを提供する楽天証券でも、米国株を購入できます。同社では米国株の取引(2020年・約定件数)が前年の11倍、取引をした人の数が5倍になるなど急増。米国株投資のサービスも拡充しています。なかでも、米国株・米国ETFを積立購入できる「米株積立」では、あらかじめ設定した条件で自動的に米国株・ETFを買い付けることができます。
楽天証券と楽天銀行の口座を連携する「マネーブリッジ」を利用すると、楽天銀行に入金したお金を楽天証券に移すことなく米国株投資に回すことができるので便利です。普通預金の金利も0.02%から最大0.1%に優遇されるうえ、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントを貯めることもできます。しかも、楽天ポイントは米国株の購入代金や手数料としても利用可能。1ポイント=1円として、ポイント投資ができます。

●楽天証券の米国株投資

・取扱銘柄数 4900本以上(米国ETFなど含む)
・売買通貨  米ドル・日本円
・売買手数料 約定代金の0.495%(最低0ドル・上限22ドル)(税込)
・為替手数料 片道25銭
・備考    米国株・米国ETFの自動積立サービス「米株積立」
       楽天ポイントで投資可能

マネーコンサルタント 頼藤太希

楽天証券の米国株は、国内株と同じスマホアプリ「iSPEED」で売買可能。国内株も米国株も、ひとつのアプリで管理できますので手軽です。また、楽天経済圏を利用しているならマネーブリッジは欠かせないですね。

●マネックス証券

米国株の投資に昔から定評があるのがマネックス証券。こちらも、4500銘柄以上の米国株・米国ETFに投資ができます。為替手数料のうち、買付手数料が無料になっているので、その分コストを抑えた米国株投資が可能です。

「米国株定期買付サービス」では、マネックス証券で取扱いのある米国株・米国ETFを毎月の指定日に自動で買い付けることができます。また、保有銘柄からの配当金を自動的に同じ銘柄の買い付けにあてる「配当金再投資サービス」を利用すれば、配当金を自動で再投資できます。

●マネックス証券の米国株投資

・取扱銘柄数 4500本以上(ETFなど含む)
・売買通貨  米ドル・日本円
・売買手数料 約定代金の0.495%(最低0ドル・上限22ドル)(税込)
・為替手数料 買付時0銭・売却時25銭
・備考    米国株・米国ETFの自動積立サービス「米国株定期買付サービス」
       配当金を自動的に買い付けにあてる「配当金再投資サービス」

マネーコンサルタント 頼藤太希

配当金再投資サービスを使って配当金を再投資することで、配当金が新たにお金を生み出す複利の効果が受けやすくなります。配当金の額が1株に満たなかった場合、マネックス証券に預けたお金から不足額を自動で追加して1株購入する機能もあります。配当金の再投資まで自動でできるので便利です。

PayPay証券

スマホ証券のPayPay証券では、有名な米国株を株価に関わらず1000円から購入可能。たとえば、1株が3万円の米国株も、1000円から購入できるのです。1000円からでも積立投資ができるので、「まずは少額でスタートしたい」という方にもおすすめです。

●PayPay証券の米国株投資

・取扱銘柄数 160本以上(ETF含む)
・売買通貨  日本円
・売買手数料 スプレッド(売買時の単価に対して加減)
       約定価格の0.5〜0.7%
・為替手数料 片道35銭
・備考    株価にかかわらず1000円から投資可能
       米国株・米国ETFの自動積立サービス

PayPay証券
マネーコンサルタント 頼藤太希

PayPay証券はスマホでの取引を前提とした「スマホ証券」。スマホでの米国株の売買は3タップほどで完了するなど、とてもわかりやすくて手軽です。アプリ内には、マンガで投資や米国企業が学べるコンテンツもあって勉強になります。

まとめ

米国株の5つの魅力とおすすめ証券会社を紹介してきました。米国株を購入するには、証券会社に口座を開設することが必要です。口座開設は無料ですので、まずは各社の口座を開設するのがおすすめ。ぜひ米国株投資にチャレンジしてみてくださいね。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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