20/11/22
【対決】1万円稼ぐ派 vs 1万円節約派、勝ったのはどっち?
お金を手に入れるためには「稼ぐ」か「節約」の2つの手段が大きな割合を占めるかと思います。稼ぐことも節約することも一長一短ですが、世間の人はどちらを選んでいるのでしょうか。
今回ナビナビ保険では、「1万円稼ぐのか1万円節約するのではどちらがいいですか?」「具体的にどのように稼ぎor節約しますか?」といったアンケート調査を25歳~59歳の男女555人を対象に実施しました。
アンケート調査の概要は以下の通りです。
調査結果概要
・「1万円稼ぐ」と回答した人は全体の61.6%
・1万円稼ぐ方法としては「副業」最多で41.5%
・1万円節約する方法としては「食費から節約」が最多で46.3%
・年収600万円以上の人で節約すると答えた人は全体の34%
「1万円稼ぐ方がいい」と答えた人が6割超え!
「1万円稼ぐのと1万円節約するのではどちらがいいですか?」という質問に対して、61.6%(342人)が「1万円稼ぐ」と答えました。次いで、「1万円節約する」と答えた人が22.2%(123人)、「どちらともいえない」と答えた人が16.2%(90人)という結果になりました。
●「1万円稼ぐ」と答えた人の理由:節約は苦しい、贅沢は素敵だ
「1万円稼ぐ」と答えた人にその理由を聞いてみました。以下に主な理由をまとめています。
「1万円稼ぐ」と答えた人の理由
・節約は苦しい
・稼ぐ方が楽だ
・贅沢は素敵だ
・節約は精神的にストレスがかかる
・稼がないと節約できない
・仕事してお金を得る方が達成感がある
・仕事をするのが好きで、稼ぐ方が苦にならない
・生活がギリギリなのでこれ以上節約が出来ない
・お金は使ってこそ意味がある
・お金はプラスで欲しい
・食べたいもの、欲しいものは我慢したくない
・ケチケチすると心が貧しくなる
・節約した分は得した分で、増えるということとはまた違う
・節約には限界がある
・根本的に減らすよりは増やすほうがいいに決まっている
・稼ぐということで嬉しさが強く感じられて、自分に自信がつきそう
・節約では付加価値を生み出せないため
・稼ぐことはスキルアップ、ブラッシュアップにもつながり、次の稼ぎの糧になる
・節約はネガティブな感情が湧くが、稼ごうと思う事はポジティブになれる
・節約するのは寂しい気持ちになる
「節約はネガティブなイメージがするから」「節約だとストレスが溜まるから」「お金が増えたほうが嬉しいから」など節約に対して、マイナスのイメージを持っている意見が多く見られました。
また、仕事をして稼ぐことによってスキルアップに繋がったり、付加価値を生み出したりすることができるなどの前向きな意見が目立つ結果となりました。
最近では、副業を解禁している企業が多いので、本業以外で稼いでいる人が多くなっていると推測できます。
●「1万円節約する」と答えた人の理由:贅沢は敵、簡単には稼げない
「1万円節約する」と答えた人にその理由を聞いてみました。以下に主な理由をまとめています。
「1万円節約する」と答えた人の理由
・お金を稼ぐのは大変
・簡単には稼げない
・1万円稼ぐ方法がない
・生活の中に無駄は存在する
・稼ぐのは大変だけど節約するのはすぐできる
・贅沢は敵
・我慢すれば減らせる
・節約する方がリアリティがある
・自分の努力で確実に実行できる
・1万円稼ぐ労力よりも節約するほうが楽だ
・贅沢をしなければ1万円くらいは節約できると思う
・無駄をなくす節約は気持ちがスッキリする
・働くのはあまり好きではない
・これ以上収入は増えないだろう
・節約する方が楽だ
・働くつもりがない
・稼ぐのには様々なリスクがある
「お金を稼ぐのは大変だから」「稼ぐよりも節約の方が簡単だから」「働くのはあまり好きでないから」といった意見が目立つ結果となりました。
「1万円節約する」と答えた人は、稼ぐことに対して「大変そう」や「難しそう」といったイメージを持っていることがうかがえます。
●世帯年収600万円以上の人で節約すると答えた人は全体の34%だけ!
「1万円節約する」と答えた103人を対象に、世帯年収のアンケート調査を行いました。
年収600万円以下の人と年収600万円以上の人とで分けた時に、年収が600万円以上の人で「1万円節約する」と答えた人はたったの34%だけという結果になりました。
この調査結果から年収600万円を機に、節約志向の人が少なくなっていることが分かります。
●専業主婦は節約志向で、経営者・役員は稼ぎ志向!
「1万円節約する」と答えた人117人を対象に、職業のアンケート調査を行いました。
その結果、「専業主婦」が23%で最多の回答となり、反対に「経営者・役員」が1%で最少の回答となりました。
1週間で1万円を稼ぐ方法は「副業」が最多の41.4%
「1万円稼ぐ」と回答した人を対象に、「1週間で1万円を稼ぐとしたらどのように稼ぐのか?」という質問をしてみました。「副業」と答えた人が41.5%で最多の回答結果となりました。昨今は大手企業であっても副業を解禁している所が多く、その流れに乗じて副業をしている人が多いことが分かります。
続いて、2番目に多かった回答が「アルバイト」で24%。1週間で1万円であれば一番現実的な方法だと考えている人が多いようです。2番目のアルバイトと僅差で多かった回答が「投資」で21.9%。アルバイトのように確実ではないですが、お金稼ぎ=投資が思い浮かぶ人が多いと推測できます。
●1万円稼ぐために、みんなが実際に行ったこと
実際に1万円稼ぐためにみんなが実践したことを調査してみました。
主な結果を以下にまとめています。
1万円稼ぐために、みんなが実際に行ったこと
・ポイ活
・アンケートサイト
・短期アルバイト
・株式投資
・フリマアプリ
・投資信託
・FX
・ネットオークション
・残業
一番多く見られた回答が「ポイ活」という結果になりました。
「ポイ活」とは、「ポイント活動」の略でポイントをうまく貯めて、そのポイントを日々の生活費に役立てることです。その次に、株式投資やフリマアプリで不要なものを売るなどが多く見られました。
全体的に見て、スキマ時間に手軽にできるポイ活やフリマアプリなどの副業が目立つ結果となりました。
1週間で1万円を節約する方法は「食費」が最多の46.3%
「1万円節約する」と回答した人を対象に、「1週間で1万円を節約するとしたらどこから節約するのか?」という質問をしてみました。「食費」と回答した人が約半数(46.3%)で最多という結果になりました。次いで、「交際費・娯楽費」と答えた人が30.1%で、ほとんどの人が「食費」か「交際費・娯楽費」から節約すると回答していることが分かります。
両者とも変動費であり、今すぐ始められて節約しやすいという共通点を持っていることが特徴的です。
●1万円節約するために、みんなが実際に行ったこと
実際に1万円節約するためにみんなが実践したことを調査してみました。
主な結果を以下にまとめています。
1万円節約するために、みんなが実際に行ったこと
・外食を減らす
・もやしを駆使
・お酒は家で飲む
・買い物の回数を減らす
・色々な物の底値を把握して、日々買い物をしている
・1ヶ月禁酒したら1万円節約できた
・「外に出ない・商品を見ない・買わない」の3ない原則で過ごす
・お風呂のシャワーをつかわない
・通信費の見直し
・徒歩移動にして車のガソリン代を節約&運動
・保険料の見直し
一番多く見られた回答が「外食を減らす」という結果になりました。次いで、「買い物の回数を減らす」という回答が多い結果から、やはり食費から節約している人が多数を占めていることが推測できます。
まとめ
アンケート調査の結果から、1万円を稼ぐには副業で稼ぐという人が最多で、1万円を節約するには食費から節約するという回答が最多になりました。
基本的にお金を増やすための考え方は以下の3つしかありません。
お金を増やす3つの考え方
・収入を増やす
・節約をする
・投資をする
「収入を増やす」「節約をする」のどちらかだけを実践するのではなく、両方をバランスよく実践することで結果的に自由に使えるお金が増えます。
みんながやっている稼ぐ方法や節約する方法を参考にして、自分に合ったお金を増やす方法を見つけてみてください。
記事提供:ナビナビ保険
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