20/01/05
貧乏な人・お金がない人の「赤字家計」4つの特徴
贅沢はしていないつもりなのになぜか家計が赤字になる、ほしいものはいっぱい我慢しているのに貯金できるほどの余裕がない。そんな人も多いのではないでしょうか。家計に余裕がないと心にも余裕がなくなってしまいますよね。そこで今回は、赤字になりやすい家計の特徴についてご紹介します。自分の家計もチェックしてみてくださいね。
赤字になる家計の特徴:①使途不明のお金が1万円以上ある
自分の1か月の収支について、調べてみたことはありますか?もし調べてみたことがないとか、ずっと前に一度調べたきりだとかいう場合は、もう一度調べてみてください。自分がどのポイントで無駄遣いをしているのかというのがわかるはずです。
赤字家計によくありがちなのは、使途不明のお金が1万円以上あるということです。
このお金って何に使ったんだっけ?という、心当たりのない出費が1万円以上発生しているというのは好ましい状況ではありませんね。数千円ならまだしも、1万円以上も自覚なしにお金を使っている人はお金の使い方に無頓着すぎる可能性が高いです。そのことを自覚し、もっとお金を使うときには本当にそれが必要なのか、価格に見合った価値があるのかなどを吟味するよう心掛けてくださいね。
赤字になる家計の特徴:②クレジットカードの支払いが月収の15%以上ある
貯金できるほどのお金が手元に残らない、と悩んでいる人はクレジットカードの使い方にも注意が必要です。クレジットカードは非常に便利ですが、使いすぎると収支のバランスが崩れるきっかけになります。特に、毎月クレジットカードの支払いが手取り月収の15%以上ある人は注意してください。手取り月収20万円の人の場合は3万円が基準です。
使い過ぎに注意するのはもちろんですが、使った内容を覚えておくことが大事です。一時期はやった「レコーディングダイエット」と同じで、記録して記憶にとどめておくことが重要なのです。お金を何に使ったかを覚えておけば「今月はアレ買ったから節約しよう」「使いすぎたから飲み会1回キャンセルしよう」などと調整ができますよね。覚えておけないなら、5000円以上の買い物は記録するなど工夫しましょう。
赤字になる家計の特徴:③居住費が月収の30%以上、食費が15%以上ある
これも一つの目安ですが、居住費は基本的には手取り月収の30%以内に収めましょう。手取り月収20万円の場合は6万円。都心部で一人暮らしの家賃を考えると結構厳しいですが、駅からちょっと歩くとこのくらいの価格帯の物件はたくさん出てきます。
食費も、赤字家計ならできればしばらくは15%以内に収めたいですね。手取り20万円なら3万円が目安です。外食を減らし、簡単にできるレシピを何通りか覚えて自炊をするとか、飲み物はタンブラーを持ち歩くとか、小さな節約を心がけてくださいね。
赤字になる家計の特徴:④毎月の出費にブレがある
赤字になりやすい家計の特徴の一つとして、毎月の出費に手取り月収の10%以上のブレがあるという点が挙げられます。手取り月収20万円の人なら2万円以上の変動があるということですね。これは、毎月変動する費用がある、つまり気分や衝動で買い物をしがちということか、計画的にお金が使えていないということが一番の理由です。
これでは家計を管理しにくいだけでなく、どの項目をどのくらい削ればいいかというチェックが難しくなって見直しが進まなくなるので、まずはブレを抑えるために各項目の予算を決めてしまいましょう。
まとめ
いかがでしたか。お金の管理というのはとても大変ですが、やればやっただけお金も手元に残りますし、貯金もできるようになります。大変なのは最初だけ、慣れれば難しくなくなるのでちょっと気合いをいれて家計改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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大塚 ちえ ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員Ⅰ種
新卒から証券会社一筋で働く、現役アラサー金融ウーマン。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る。
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