18/05/22
会社員からフリーランスになる前にやってよかったこと、失敗したこと
副業解禁のニュースが次々と飛び交う中、会社を辞めて本業フリーランスだけでなく、週末だけの副業的フリーランスとして仕事をしたい!と思う人も増えてきました。
とはいえ、採用面接も履歴書もいらない「フリーランス」っていったいどうやったらなれるの?
会社員を辞めたらフリーランス? いやそれはフリーター? そう疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
そこで、会社員からフリーランスへと転身した私が、仕事が安定するまでに感じた「フリーランスの夜明け前」にやってよかったこと、失敗したことをまとめました。
よかったこと①:本やインターネットを使い分けて情報収集
ネットで簡単に情報を得られる時代ですが、だからこそ本とネットは使い分けていました。まず、ネットからは「フリーランス」として実際に働いている人をSNS上でフォロー。フリーランスとしてどういう仕事があるのか、自分が目標にしたい人はどんなひとか?などの情報を得ました。
そして目標が決まったら、必要な本を読むのです。ネットにも情報は書いてありますが、結局はセミナーに誘導されるなど時間もお金もかかります。本なら失敗しても1000円程度。好きな時間に学べるし、情報量も多いと感じました。また、毎回本を買っていては出費もかさむので、図書館も上手く活用しました。
よかったこと②:お金の管理
会社員の頃は、あまりお金の管理をしていませんでした。税金や健康保険など基本的なこともよく分からず、適当にやりすごす日々。しかし、フリーランスは確定申告が必須なので、経費になるものとならないものを仕分けなければいけません。ザル勘定の襟元を正し、家計簿をつけ始めました。あとは「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」という本にも大変お世話になりました。これによって無駄使いが激減。スキルアップに回すお金を増やすことができました。
よかったこと③:お世話になった方にしっかりとあいさつ回りをする
実は、私にとってはこれが一番やってよかったことでした。かつて営業をしていたので、その時に可愛がってくださった経営者の方、大学の先輩、前職の上司など思いつく方々にご挨拶にいきました。みなさん口をそろえて「で、何するの?」と聞いてくれました。何度も同じことを質問されると、その度に思考が整理されていき、ぼんやりとしたやりたいことがシャープに磨かれていきました。また、そのご縁によってお仕事をいただくこともでき、幸先良いスタートを切ることができました。
失敗したこと①:下調べせずに相場よりも高額のセミナーに参加する
最も失敗したなと思うのはこれです。高いということはそれなりの価値があるということだ!と勝手に思い込み、講師のバックグラウンドや実績等をあまり調べず参加してしまいました。しかし内容は1500円くらいのビジネス本に書いてあるようなことばかり。今では本当にその人からしか学べないことなのか。社会的に影響力のある成果を上げているか。バックグラウンドとの整合性があるか。その人のまわりの人は幸せになっているか。など自分なりに判断軸を持つようになりました。
失敗したこと②:不安になって占いに駆け込む
決して占いが悪いわけではありません。どうしても最後の一押しをしてほしい!そういう時は誰しもあると思います。自分の最後の意思確認や、ヒントを得るために利用するならいいと思いますが、「どうしていいかわからない!決めて!」という状態でいくのは、私の場合NGでした。フリーランスになるとあらゆることが自己責任、常に考えて自分で決断することばかりです。決断を放棄するのは、自分で考えるチャンスを奪っているも同然。運を味方につける!といった付き合い方の方がいいなと思いました。
自分なりのPDCAを回して
もっともっとスマートにフリーランスとして独立できる方もいると思いますが、残念ながら私は不器用なタイプ。毎日、社会勉強させていただく気持ちで上司や先輩にアポイントを取って意見をいただき、本を読んで勉強して…の繰り返しでした。ただそのおかげで薄くなりかけていたご縁が復活し、その後のお仕事につながったり困ったときの相談役になってくださったりと、いいこともたくさんありました。人のつながりなしに仕事はできないと思っているので、やってよかったなぁとしみじみ思います。
記事提供:Cue
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