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18/03/19

家計・ライフ

大手、家から近い…はもう古い!銀行選びの新基準3

季節は春。新しい環境に変わることをきっかけに、銀行口座を開設する人が増える季節。そこで決めなければならないのが、どこの銀行を選ぶべきか、ということ。

金融機関を選ぶ基準はいろいろと言われていますが、どれが自分にとって重要なのか、迷ってしまうことも多いでしょう。
では、本当に大切なポイントは何なのでしょうか。

今回は、銀行選びの基準と言われているもののうち、すでに古くなってしまった基準と、これからますます重要になってくる基準をお伝えします。

古くなった旧基準:「大手銀行」「立地」「イメージ」

かつては重要とされていた銀行選びの基準ですが、残念ながらこれからはあまり役に立たなくなるのが、「大手銀行なら安心」「立地がよくて行きやすい」「通帳がオシャレ」といったものです。

○大手都市銀行なら安心?

三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の三大都市銀行(=メガバンク)は、知名度も抜群で全国に店舗があります。規模も大きいのでなんとなく安心なように思えます。しかし、だからと言って何も考えずにメガバンクの口座だけを1つ作って、すべてのお金の出し入れをまとめるのはNGです。
全国展開ではあっても店舗が無い地域もあります。システムトラブルでATMが使えなくなったこともありました。大手だから、という理由だけで銀行を選ぶことはできなくなっているのです。

○家から近いほうが便利?

口座を開設している店舗が自宅から徒歩圏内にあると、何かと便利と考える人は多いかもしれません。通勤・通学の途中や、買物のついでに銀行に行かれれば楽ですし、ATMの営業時間内であれば、手数料無料でお金を引き出すこともできます。公共料金の引き落とし手続きも、契約の変更などがあると面倒なものですが、銀行が近所なら説明を聞きながらできるので便利かもしれません。
しかし、今やATMはコンビニに設置されていますし、各種手続きはインターネットでもできるようになっています。家から近いことのメリットは薄くなっていると言っていいでしょう。

○オシャレなカードがいい

キャッシュカードや通帳のデザイン、CMやポスターのイメージは、自分で思うよりも影響されていることが多くあります。たしかに、あまりにもセンスの悪いキャッシュカードだと、財布に入れておくのもどうかと思ってしまいますね。
そのため、預金金利が横並びで、どこの銀行で口座を作っても同じだった頃であれば、キャッシュカードのデザインで選んでもよかったかもしれません。しかし、今は違います。自分にとってメリットのあるサービスが充実しているか、中身を重視して選ぶ必要があるのです。

これからの新基準:「ATM手数料」「振込手数料」「金利」

重視するべきポイントは、各種手数料が無料であることと、金利が高いことです。

○ATM手数料が無料

銀行のATMだけでなく、コンビニATMの手数料が無料だととても便利です。銀行よりもコンビニのほうが数も多く、便利な場所にあるので利用する機会も増えるでしょう。自分がいつも使うコンビニのATMでは無料で使えるかどうか、無料の回数制限があるなら何回まで無料なのか、しっかり比較して決めましょう。

預金引き出しの手数料

○振込手数料が無料

コンビニATMの手数料と共に重要なのが振込手数料です。マイナス金利の影響で、金利はどこも低い状況が続いています。そんな時にATM利用や振込で手数料がかかってしまうと、金利分がいっぺんで吹き飛んでしまいます。無料で利用できる銀行を選びたいですね。

振込手数料

○預金金利が高い

そして、預金金利が高いこともしっかりチェックしましょう。預金金利はどこも同じではありません。また、取引内容に応じてポイントが貯まり、買物に現金同様に使える銀行もあります。新生銀行でTポイント、楽天銀行では楽天ポイント、イオン銀行ではWAONポイントが貯められるので、ポイントを利用している人はどんどん貯めるとその分おトクです。その他にも、短期の定期預金で金利が高くなっている銀行も。漏れなくチェックして無駄をなくしましょう。

目的に合わせて選ぶことが大切

今、各銀行はさまざまな特色を打ち出してきています。それに伴って、自分にとってメリットが大きい銀行はどこなのか、見極めて選択することが重要になっていることは見逃せません。

銀行を選ぶ時には、まずは目的をはっきりさせましょう。銀行口座の目的は主に2つ。生活費の管理をするための口座と、貯蓄をするための口座です。
生活費用の口座であれば、勤務先の給与振込、水道・光熱費の引き落としに対応できる口座であることは必須条件です。その上でATM手数料や振込手数料のコストがかからない銀行を選びましょう。

貯蓄用の口座であれば、預金金利と各種ポイントを貯められることが選択基準になってきます。頻繁に引き出さないことを前提として、ATM手数料よりも金利が有利なところを選びましょう。

銀行口座は2つ持ちが基本。賢く使って、しっかり貯めて増やしましょう。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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