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18/02/06

資産運用・経済

資産運用の相談は誰にしたらよいの? 3つの相談先の有効活用法

ファイナンシャルプランナーである筆者のもとに訪れるお客様からは総じて、「資産運用の必要性はわかっていてもどうしていいのかわからない」「誰に相談すればいいのかわからない」「忙しくて考えている暇がない」という声をいただくことが多いです。

今回は、お金のことについて相談する先として、銀行、証券会社、保険代理店、ファイナンシャルプランナーなど、それぞれの活用法や注意点を解説します。

銀行や証券会社は情報の宝庫

資産運用の相談を考える際、まず初めに思いつくのは銀行や証券会社等の金融機関ではないでしょうか? 投資信託から保険まで幅広く取り扱っており、相談も無料で対応してくれます。

●活用法

無料で相談できるので気軽に利用するには適していると言えます。情報も豊富で最新のニュースから過去のデータまで幅広い情報を得ることができます。
また、担当者は毎日の相場動向を確認し、様々なレポートに目を通しているので私たちの知らない情報を持っているのは間違いないでしょう。担当者と仲良くなれば定期的な情報提供も期待できるので、積極的に最新情報をもらうようにしましょう。

●注意点

金融機関の目的は相談に乗ることではなく、商品を販売することです。営利企業である以上、担当者は会社の利益を上げないといけません。金融機関は投資信託や保険を販売することで手数料収入を得ています。営業成績がボーナス等の給与面に反映されることが多いため、手数料収入を重視した情報提供・商品提案が行われる可能性が高いです。

保険代理店等に属しているファイナンシャルプランナーは保険販売のプロ

金融機関と同じく無料で相談できます。金融機関と異なる点は担当者が変更になる可能性が低いことです。また、保険代理店であれば保険に特化しているので金融機関の担当者よりも専門性が高いと言えるでしょう。

●活用法

資産運用全体の相談ではなく保険だけの相談を希望する場合に適しています。専門性が高く、商品内容の細かい部分も聞くことが可能です。取り扱っている保険の種類は代理店によって様々なので複数のお店に相談してみると良いでしょう。

●注意点

無料で相談できるファイナンシャルプランナーはボランティアでない限り、何らかの方法で収入を得ています。例えば保険代理店等に属しているファイナンシャルプランナーは、金融機関の代わりに商品販売を行い、販売手数料を主な収入源にしていることが多いです。この場合、金融機関の担当者と同じで中立性に欠ける提案を受けることがあるので注意が必要です。

有料でしか相談できないファイナンシャルプランナーはお客様の真の味方

相談料を主な収入源とし、商品販売を行わず、中立的な立場、むしろお客様側の視点でアドバイスしてくれることが特徴です。金融機関の担当者や無料で相談できるファイナンシャルプランナーと比べると、より親身になったアドバイスが期待できます。

●活用法

商品の比較検討等、お金を払ってでもお客様目線の適切なアドバイスを求める場合に利用しましょう。聞きたいことがたくさんある方や心配性の方は、半年間や1年間等の期間契約をしているファイナンシャルプランナーと契約すれば期間内は何度でも相談できるのでおすすめです。

●注意点

相談料の目安としては1時間5,000~10,000円前後が相場です。相談が複数回になる場合は相談料が高額になってしまうので注意が必要です。相談する際はできるだけ下調べをして聞きたいポイントを明確にしておくことも重要です。また、資産運用アドバイスを得意としているファイナンシャルプランナーとそうでないファイナンシャルプランナーがいるので相談する前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

金融機関や代理店は情報収集し、商品を購入する場所。ファイナンシャルプランナーは商品の選択や投資金額等の細かい相談をする場所、と役割を明確にすると良いでしょう。そして、できるだけ選択肢を増やすためにも複数の金融機関から提案を受けることをおすすめします。

ファイナンシャルプランナーについては、金融機関に属さず、顧客との信頼を最優先に考え、人柄的にも信頼できる人を選ぶことが最良の手でしょう。
探す基準は、得意分野や相談料等だけでなく、代理店契約の有無、過去の相談事例等です。

大川 敦士 おおかわ1級FP技能士事務所代表

大学卒業後、大手証券会社に勤務し、株式や投資信託等の営業に従事。
2016年に退職し、FP事務所を開業。
現在は、資産配分を重視した運用の見直しや金融商品の比較検討等の個別相談を中心に活動中。CFP®、1級FP技能士。

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