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24/07/24

家計・ライフ

お金持ちになるために定年後捨てるべき7つのもの

お金持ちになるために定年後捨てるべき7つのもの

人生100年時代と呼ばれるように、日本では超高齢社会になっています。そうなると、生活や考え方も今までとは違うと認識を改めることが必要になります。また、収入は増えないのに物価上昇が続いています。それならインフレを「暮らしを見直すチャンス」ととらえてはいかがでしょうか。悠々自適な金持ち老後を迎えるために心がけたいのが「捨てる」ことです。今回は、定年後お金持ちになるために捨てるべきものを7つ、紹介します。

定年後捨てるべきもの1:不用品

「お金持ちの家の床の上には、ものがない」とよくいいます。モノがないのは不自由で、モノはたくさんあるほど豊かな生活だと、モノを増やすことを考えている人は多いのではないでしょうか。新しい電化製品、便利グッズ、限定商品…欲しいものはどんどん増えていきます。要らないものを捨てるなんて、簡単なことと侮ってはいけません。「いつか使うかも…」という言い訳をして、新しいものを購入しても捨てられないものはないでしょうか。高い買い物だったし、修理したらまた使えるから…。女性だったら、やせたら着られるからと、自分に合わないサイズの洋服がタンスに眠っていませんか。

不要なのにそのまま持ち続けたり、不要なものを買ったりすれば、収納にかけるスペースがいるし、かたづけやメンテナンスの労力も要ります。新しいものが1個増えたら、1個捨てることを習慣にしましょう。ものであふれていれば、イライラしてネガティブな気持ちになってしまいます。さらには、モノがあふれる視覚的なノイズのせいでストレスがたまり、衝動買いでストレス発散しているケースはよくあります。ものはたくさんあるほど幸せという、思い込みから脱しましょう。

捨てる作業の第1のステップは、どんなモノを持っているのか「現状把握」から始めます。全部出してみると、似たような物や必要以上のストック品に気づき、持ち物の多さに驚くはずです。
第2ステップは、出してきたものを種類別に分けて、使っていない不用品を捨てていきます。この作業は、大型ごみ、資源ごみ、燃えるごみなど多岐にわたり、分別だけでも大変です。しかし、捨てることで捨てることの大変さと自分がムダなものを買っていたことに気づくと、これからの買い物で慎重になり、欲望に歯止めをかけることができます。
そして第3ステップは、新しいモノを増やさない意識を持ち、モノをなるべく増やさないことです。暮らしのダウンサイジングができるうえに、生活費を削減することができます。

定年後捨てるべきもの2:見栄

定年前の50代は、支出が多いものの収入も多いため、着るものや食べるものが高級なものを買ってしまうという人がいます。定年後は収入が激減することは知っていても、どうにかできると思いがちです。しかし、生活レベルを下げる方に変えるのはむずかしいものです。また、節約できるように習慣づけるには、時間がかかります。ちょっといいものばかり選んでいると、贅沢をしている感覚がないまま貧乏の道へ突き進んでしまいます。自分に本当に必要な支出なのかを立ち止まって考える習慣をつけましょう。

必要なものと欲しいものは違います。生活資金に余裕があるうちは、気まぐれで利用してしまうサービスや欲しいなと思うものを安易に購入することができます。欲しいものをコントロールするには、すぐに買わない習慣をつけましょう。本当に必要なものかどうかを見極めるために、ノートに欲しい物を書き出して、数日待つ習慣を提案します。待つ日数は、1週間でも1か月でもいいのですが、熟慮期間を過ぎても欲しいのなら買ってもOKです。しかし、たいていのものは、時間が経つとどうでもよくなっています。

物欲の根底には、「他人にこういう風に見られたい」という願望が隠れています。身の回りの洋服、雑貨、小物、CDや本。見栄や流行でなんとなく買っていないか点検してみましょう。

定年後捨てるべきもの3:余計な出費

老後資金が足りない、もらえる年金が少ないと老後のお金を心配する前に、家計を見直して、将来もらう年金の範囲内で生活できるように取り組んでみましょう。近年、給料は上がらないのに物価が上昇し続けている状況が見られます。今までと同じように買っていては、値上げで生活が圧迫されてしまいます。予算を立てて、その範囲内で買う習慣にチャレンジしてみます。

たとえば買い物一つとっても、本当は買わなくてもいいものを買ったり、欲しいと思ったものをすぐ買うのが習慣になっていたり、必要以上のストックがないと不安になるということで、買いすぎの消費パターンに陥っているかもしれません。ついでに買う、予備に買う、安いから買う行為は、今必要でないものを買ってしまい、買いすぎになりがちです。「絶対欲しいから買う」「必要だから買う」に意識を変えていきましょう。生活をダウンサイジングするには、お金が残るアクションを積み重ねていくことが大切になります。

生活をコンパクトにすると、持っているものが把握でき、余計なものを買わなくなります。また収納する場所が限られてくると管理がラクになり、モノを買おうと思わなくなります。
といっても、「何も買わない」と決めてしまうと、かえってストレスが溜まります。ですからマイルールで「買ってもいいもの(支出の価値基準)」を具体的に決めておきましょう。これは何にお金を使うのかに意識を向けて、ムダな買い物を減らすのに効果的です。

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定年後捨てるべきもの4:目先の小さな得

たいていの人は無料、安いというお買い得品や「限定品」という言葉に惹かれてしまいます。この機会を逃して損をしたくないと思うからです。そのため損をさけたいと思うあまり、かえって損を呼び込んでしまう傾向があります。
たとえば、あと500円買うと駐車場代が無料になるので、不必要なものを買ってしまったことや、「期間限定」や「数量限定」の誘惑に負けて、今持っているものと同じようなものなのに、手に入れたいと思うことがあるでしょう。そんなときは、定価でも買うのか、限定というフレーズを冷静に判断しているかなど、買う前に自問してみるといいでしょう。安易に買うのではなく、待ってから買うとか、迷ったら買わないなどの自分ルールを作るのもおすすめです。

定年後捨てるべきもの5:気乗りしない人づきあい

コロナ禍を経て、会合などの数も以前より減って、外出の機会が減った方は多いでしょう。仕事にしてもテレワークが進み、会社に毎日通勤する必要がなくなったため、会社帰りの飲み会も少なくなりました。人づきあいに距離を設けることで、大切なものが見えてきたのではないでしょうか。

定年前は、会社や仕事絡みで断れないおつきあいもあったでしょうが、いろんな制約が取り除かれた定年後は、人づきあいのストレスから解放されて、人生のお金と時間を有意義に使いたいものです。毎日をマイペースで過ごせるよう、人とのつきあいを見直してみましょう。「ほかの人がやっているから自分もやらないと…」と、他人を気にしすぎると、自分が望むお金の使い方ができません。

惰性でしているだけの贈り物や義理で続けている習慣も見直してみましょう。数年前から「年始の挨拶を遠慮します」という年賀状じまいをする人が目立つようになりました。2024年10月からは郵便料金が値上げされます。この際、何となく続けていて気乗りがしない習慣は、定年や値上げなどをきっかけに止めるのも一案です。

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定年後捨てるべきもの6:無理な仕事をすること

公的年金を受け取るまでに時間があるので、働き続けることによって社会とのかかわりを持ち続け、自分の居場所ができ、収入を得ることができます。しかし、無理な仕事や働き方では、老後を楽しむ心身のゆとりは生まれません。定年後は、60歳以降も再雇用や再就職をして働いたり、まったく違った職種でセカンドキャリアを築いたりする人もいるでしょう。しかし、定年後は体力的な衰えを感じることが多くなる時期でもあります。週に3~4日、時短などを利用するなど、あまり無理をしない働き方でペースダウンすることも考えましょう。無理な仕事を続けていては、健康を損なうことになりかねません。

ある方の例ですが、仕事が忙しく歯の手入れがおろそかになっていたそうです。受診も先延ばしにしていました。すると残念なことに、歯を抜いてインプラントにすることになり、1本の歯に70万円ほどかかることになりました。大切な財産を失ったと、かなり後悔なさっていました。

年齢が高くなると体に不具合が出てくるので、おかしいと思ったら受診できるような時間的、精神的な余裕が必要になってきます。働きづめでは、健康で長生きを保つことはむずかしいかもしれません。そこそこの収入は得たけれど、医療費がかかり身体的にも不自由な生活を送らざるを得ないのでは、老後の生活を楽しむことができません。

定年後捨てるべきもの7:お金に対する無頓着

知らないことだったり、考えることが多かったりすると、面倒で後回しにして思考を停止させることがよくあります。特に金融商品は目に見えないし、ある程度の知識があって、自分軸をもたないと選ぶことができません。お金のことはよくわからないから、そのまま定期預金だけにしていても、目減りするばかりです。お金に関するアクションでは、使う、貯める以上にふやす力を磨くことがますます重要になります。

インフレが進んでいくと、同じ金額でも貨幣価値が下がり、目減りしてしまいます。これからは預貯金だけではなく、リスクが少ない金融商品に投資するなど、資産を増やしながら取り崩すスタンスも必要になります。年金の受け取り方でも選択肢が広がっています。

また、お金にまつわる控除や助成などは、情報を得て申請を行わないと恩恵を受けられません。わからないことは相談し聞く、自治体が発行している冊子などには目を通すなど、情報をチェックする習慣を持ちましょう。

自分なりの「支出の価値基準」を作ろう

お金は、意識の持ちようで使い方が変わり、貯め方も変わってきます。お金との向き合い方を見直すことで、賢い習慣を身につけ、小さな喜びと満足感を積み重ねてお金持ちになれるのだと思います。お金持ちになりたいのであれば、当たり前ですが「お金を意識すること」が大事になります。お金だけが人生ではありませんが、お金があることで人生の自由度が高まり、気持ちの余裕が生まれます。自分なりの支出の価値基準を設け、メリハリのあるお金の使い方を心掛けましょう。

今回は「捨てるべきもの」を7つ紹介してきました。これらを捨てるという心がけ一つがあるかどうかで、100歳までずっとお金に困る・困らないかが決まるともいえます。人生をより豊かにしていくためにも、ぜひ取り入れてみてください。

池田 幸代 株式会社ブリエ 代表取締役 本気の家計プロ®

証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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