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24/07/05

家計・ライフ

子どもを「貧乏」にする、親の口ぐせ3選

子どもを「貧乏」にする、親の口ぐせ3選

子どもには、お金に苦労しない暮らしをして欲しいと願うものではないでしょうか。ところが実際には、子どもの貧乏を招くような言葉が口ぐせになっている親は少なくありません。 今回は、もしも口ぐせになっていたらまずいNGワードを3つお伝えします。

子どもの貧乏を招く親の口ぐせ1:「うちにはお金がないんだから」

子どもに限らず、贅沢に慣れてしまうことにはリスクがあります。生活レベルがいったん上がると、下げるのはなかなか難しいものです。
それだけに、子どもには節約・倹約の習慣を身につけて欲しい、という親心はもっともです。

しかし、何かにつけて「うちにはお金がないんだから」と言って、買いたいものをガマンさせたり、欲しいものを諦めさせたりしすぎるのは逆効果です。子どものうちしかできない経験もできなくなりますし、ケチな生活をする感覚が身についてしまいます。
お金がない、という言葉が心にしみつくと、本当にお金のない貧乏な人になってしまいかねません。

節約は、無駄づかいをなくして、欲しいものを適切な価格で買うことではないでしょうか。
つまり、お金がないから節約する、というよりは、本当に欲しいものを得るために節約する、とポジティブなメッセージを子どもには伝えていただきたいと思います。

子どもの貧乏を招く親の口ぐせ2:「子どもがお金の心配をするんじゃない」

子どもがお金の話をすることに、抵抗感はないでしょうか。
いつもより高価なものを買う時や、旅行の計画、塾や受験など、子どもながらに心配になり、「そんなに高いもの、大丈夫?」などと言うこともあるでしょう。

そんな時に、「子どもがお金の心配をするんじゃない」、とお金の話から締め出してしまうのは惜しいと思います。
お金のことを心配するということは、家族のこと、周りのことがよく見えている証拠です。
ぜひ、子どもの成長をほめてあげると同時に、なぜ、そんなに高そうなものを買えるのか、説明してあげてください。マネー教育の絶好のチャンスです。

高そうに見えるけど、訳あり品で安く買える秘策があったのでしょうか。
確かに高いけれど、買うだけの価値があると思ったからでしょうか。
それとも、日ごろの節約のおかげで貯蓄ができたのでしょうか。
投資で、ひと儲けできたのかもしれませんね。

お金が、毎日の暮らしを支える大切なものであることは、少し大きくなれば子どもでもわかります。お金の正しい知識を、ほかでもない親から教えてあげられたら、きっと一生の宝になるでしょう。
お金の知識は、子どもを貧乏から遠ざけるには必要不可欠です。

子どもの貧乏を招く親の口ぐせ3:「お金の話は品がない」

子どもがお金の話ばかりしていると、心配になってしまうかもしれません。
そこでつい、お金の話をしている子どもに、「お金の話は品がない」「せこい」「浅ましい」など、ネガティブな言葉をかけてしまいたくなるかもしれません。

しかし、お金の話だからというだけでシャットアウトすることも、お金の知識を学ぶ機会を奪ってしまうことにつながります。せっかくお金の話に興味があるのですから、深堀りして子どもとことん話してみてはいかがでしょうか。
ものの値段の決まり方や、貯蓄や貸付、金利の仕組み、投資、外貨のことなど、子どもが疑問に思うことは、一緒に調べてみてもいいですね。

子どもが将来、貧乏を招かないためには、お金にまつわる正しい情報を得ることが大切です。情報はインターネット上にあふれていますが、そのなかから正しいものを見極められるリテラシーは生涯にわたって必要になります。

お金の話と向き合おう

今現在、当たり前だと思っている経済的な仕組みが、今後もずっと続いていく保証はありません。変化していく世の中にあっても子どもが正しい選択ができるよう、親ができることは、お金の話を避けることではありません。

お金のこと、経済のことはもちろん、お金よりも大切なものについても折に触れ教え、子どもが豊かな人生を送れるよう、サポートしてあげたいですね。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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