23/09/17
お金のない人は見た目でわかる?貧乏を招く6つの共通点
「人を見た目で判断してはいけない」とよく言われます。しかし、実際には無意識のうちに「判断している」ということがあるのではないでしょうか。特に「あの人はお金持ちだろう」とか「あの人は貧乏…」ということは、結構「見た目」で感じ取っていることが少なくありません。
この場合の「見た目」とは、姿・形だけをいう訳ではありません。たとえば、話すときの声、イントネーション、目の動き、におい、カラダの動かし方、間の取り方、持ち物、癖など、その人から受け取る情報すべてをいいます。
今回は、お金のない人に共通する6つの見た目・印象の共通点を取り上げます。あわせて、お金のある人の見た目、特徴を解説するので、対比でイメージしてみてください。
お金のない人の貧乏な見た目1:肌・髪・歯の状態が悪い
肌・髪・歯の状態は、見た目に大きく影響を与える要素です。しっかりケアされているかどうかで、お金持ちか貧乏かかが伝わります。
お金のない人の肌は、乾燥して荒れています。髪は、パサパサして、まとまっていません。歯は、歯石や歯垢が溜まり、汚れています。いずれも手入れにある程度のお金をまわせていないことが原因です。別に、高級な化粧品やシャンプー、歯磨きなどを使う必要はありません。一般のもので十分なのですが、お金のない人は外見をかまう余裕が少なく、手入れが行き届いていないものです。また、手入れ以前に、食事の栄養バランスが悪かったり、ストレスでイライラすることが多かったりすると、そこまでのケアですら行き届かないものです。
一方、お金持ちは、相手に見える面積の大きい肌、顔の印象を左右する髪、話すときに目が行く口元の手入れを入念に行います。もちろん、高級なものを利用しているわけではありません。しかし、相手に「不潔・不快」な印象を与えないような心配りは、きちんとできています。
お金のない人の貧乏な見た目2:服装・靴・バッグが整えられていない
見た目には、その人の着ている服、持っている靴やバッグなども大きく影響します。
お金のない人の着ている服は、襟・袖などが汚れていたり、座りジワが目立ったりします。靴はかかとがすり減っていたり、つま先部分の色が剥げていたりします。また、バッグも型崩れして、くたっとしています。服、靴、バッグは、定期的に買替えが必要であったり、クリーニングや陰干し、磨くなどの手入れが必要だったりします。しかし、行き届いた手入れができていないため、貧乏な人という印象を与えてしまいます。
一方、お金持ちは、服は定期的にクリーニングに出し、パリッとした服を身につけています。靴はピカピカに磨かれていますし、カバンの手入れも行き届いています。結果、他人には、いつも、こざっぱり気持ちの良い人という印象を与えます。
お金のない人の貧乏な見た目3:見た目を気にしない
お金のない人は、見た目を気にしていません。
たとえば、メイクすることが面倒でしなかったり、爪を定期的に手入れしなかったり。また、スマホの画面やメガネのレンズなどについた汚れも気にしません。また、清潔感を香りでごまかすこともあり、洗浄剤臭や芳香剤臭の強い柔軟剤を使います。
見た目の細かな点に配慮するのは「相手に不快な思いをさせないため」ですが、お金のない人は相手よりも自分が優先。「そんな些細なこと、誰も気にしない」と思っているケースもあるようで、見た目に関する「自分と他人の大きな認識のズレ」が大きいように感じます。
一方、お金持ちは、客観的な視点を持っています。他人に「なんか汚い…」と思われないよう、メガネ、スマホなどの持ち物は、気が付いたときに磨き、いつもキレイに保たれています。また、TPOを意識したメイクや爪は周囲に好印象を与えます。
お金のない人の貧乏な見た目4:大きな荷物を持ち歩く
お金のない人は、いろんなものを持ち歩きくため、大きな荷物を持ち歩くことが多いです。お金のない人は、使う・使わないということを考えず、とりあえず、いろんなものをカバンに詰め込んで持ち歩くため、他人から見れば、重そうだなと感じるものです。
一方、お金持ちの人は、小ぶりなカバンに必要なものだけ詰めて移動します。そのため、他人が見た印象は、ムダが無く、軽やかです。
また、財布も、お金のない人は、レシート、ポイントカード、小銭がパンパンに入った分厚いものを持っていますが、お金持ちは、スッキリ整理された薄いものを持っています。
何にお金を使ったのか日々のレシートをチェックする人、日々、使ったお金に関心なく、欲しいと思ったものにお金を使い続ける人、持っている財布のスッキリ感からも窺うことができます。
お金のない人の貧乏な見た目5:人の話は上の空
お金のない人は、人の話に耳を傾けることをあまりしません。というのも、お金のない人は、いつも頭の中が、自分の悩みや不満でいっぱいなので、余裕を持って人の話を聞く状態ではないというのが正直なところです。
また、人の話の途中で、自分の解釈や感情が入り込むこともあり、持論をムダに展開してしまうこともしばしば。「あの人に話すんじゃなかった…」という残念な印象を相手に与えてしまうことがあります。
一方、お金持ちは、聞き上手、受け上手です。人の話にしっかり耳を傾け、的確に共感することができます。しかし、相手の話は「多くある意見の一つ」として、冷静に捉えているため鵜呑みにすることはありません。
お金のない人の貧乏な見た目6:目がどんよりして生気がない
「目は口ほどにものを言う」「目は心の窓」とも言うように、目の印象から、さまざまな情報が得られます。
お金のない人の目は、どんよりして生気がありません。体に疲れが溜まっていたり、寝不足だったり、ストレスが溜まっていたりといったことが原因なのかもしれません。他人からは「何を考えているのかわからない…」「怒っているのかな…」などと思われることもしばしば。近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
一方、お金持ちの目の印象は、親しみやすくにこやかです。体調管理ができているため、健康で、寝不足もないため頭の中がスッキリしているためです。
自分自身の体調が万全であれば、他人を受け入れる余裕があります。多くの人から「話しかけやすい」「親しみやすい」という好印象を得ることができます。
まとめ
お金持ちは、自分の見た目、佇まいが他人にどう影響するのかよく理解しています。一方、お金のない人は、他人への影響よりも「自分がしたいこと」「自分の思い込み」が優先しており、「お金がないから、見た目を構うことができない」という言動・態度を取ります。高価なものを身につけているからお金持ちに見えるのではなく、全体の見た目が、健康・清潔を軸にスッキリ整っていることが大切です。
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舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー
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