connecting…

  • NISA
  • FIRE
  • Money&You TV
  • 確定拠出年金「iDeCo」「企業型」
  • マネラジ。
  • ふるさと納税
  • 届け出だけでお金がもらえる! 給付金制度を活用しよう
  • セミナーレポート
  • まとめ記事/チェックテスト
  • 歴女の投資ファイル
  • ズボラでも出来るシリーズ
  • 投資信託でプチリッチ!「投信ウーマン」
  • 投資女子への道
  • 恋株
  • ぽいきさんの幸せを呼び込むシリーズ
  • 大人女子を応援!家庭で出来る漢方の知恵
  • 読書ブロガー小野寺理香のブックレビュー
  • 駐在マダム、モラハラ夫からの逃亡記
  • “逆打ち”お遍路をご紹介

22/01/01

資産運用・経済

【2022年版】お金のプロが勧めるお金の増やし方ランキングベスト3

【2022年版】お金のプロが勧めるお金の増やし方ランキングベスト3

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

2022年のスタート、いかがお過ごしでしょうか。
本年もMochaでは、お金にまつわるさまざまな情報を発信してまいります。みなさまに「知ってよかった」「ためになった」「人生が変わった」といわれるように取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年1本目は毎年恒例になりました、この企画。
マネーコンサルタント頼藤太希さんとファイナンシャルプランナー高山一恵さん、お金のプロ2人に聞く2022年の「お金の増やし方ベスト3」です。
お金のプロも、お金を増やすために実際にさまざまな投資をしています。そのなかから、今年お金を増やすならどんな方法がおすすめか、ズバリ聞いてきました。お金の増やし方を知りたい方は必見です!

高山一恵さんが勧めるお金の増やし方ランキング第3位:不動産投資(ワンルームマンション)

ファイナンシャルプランナー(FP)の高山一恵さんがお金を増やす方法3位に推したのは、ワンルームマンションに投資する不動産投資です。

不動産を買うなんてまとまった金額がないと無理だと思ってしまいそうですが、ほとんどの場合は不動産投資用のローンを組みます。手に入れた物件は、貸して家賃収入を得ることもできますし、売って売却益を得ることもできます。つまり、銀行のお金で資産運用ができるというわけです。

「不動産投資はローンを借りて行うのが一般的。不動産を購入できる金額が手元にあったとしても現金で買わず、ローンを借りて購入するのが鉄則です。なぜなら、他人のお金(銀行のお金)で購入できて、これまた他人のお金(入居者の家賃)で返済できてしまうからです。このようなお金を増やすスキームは不動産投資にしかありません」(高山さん)

「2020年は新型コロナウイルスの影響で、短期的に株式市場が乱高下しました。2021年には持ち直したものの、今後も急激に値動きすることがあるでしょう。しかし、家賃はあまり影響を受けませんので、収入が安定するのがメリット。借りてくれる人が絶えずいる物件(賃貸需要が旺盛な物件)を探すのが第一ですが、その次に大事なのが、いかに良い条件でローンを組むかです」(高山さん)

「おすすめは都内の中古ワンルームです。東京は、人口が減少している日本にあって、今でも人口が増えている都市です。新型コロナウイルスの影響もあり多少鈍化していますが、それでも人の流入が多く、高い賃貸の需要が見込めます。実際、東京はビジネスマン、学生、外国人など、単身で住みたいと考える人の需要が高い地域。2035年には、単身世帯が半数を上回るという予測もあります。ですから、都内のワンルームが狙い目というわけです。新築である必要はありません。新築物件にはプレミアム価格が乗っているので割高です。中古を選んだ方が投資効率はいいでしょう」(高山さん)

「不動産投資を行う際には、安定した会社に長く勤める、年収を上げるなど、自分のステイタスを高めることも大切です。年収が500万円以上あると、金利・融資期間・頭金のどれをとっても有利でしょう。不動産投資を成功させるための第一条件は『信用力』です」(高山さん)

高山一恵さんが勧めるお金の増やし方ランキング第2位:金投資

お金を増やす方法2位は金(Gold)投資です。

金はそのもの自体に価値があります。昔から装飾品などに使われてきましたし、最近ではスマホなどの電子機器にも用いられています。経済危機などの不測の事態があっても価値がなくならないことから、「有事の金」などと呼ばれています。実際、他の金融資産と異なる値動きをする傾向が見られます。

「金への投資は『守りの投資』です。2018年末の株価急落時にも、金の価格は安定していました。それに対し、2019年の米中貿易摩擦や2020年の新型コロナウイルスなど、先行きが不透明になると価格が上昇。『有事の金』として機能した形です。2021年もコロナの影響を受けつつも、再び値上がりしています」(高山さん)

「今後も乱高下する市場の中で、他の投資とあわせて金にも投資するのがおすすめ。1000円から積立できるので、少しずつスタートするのがいいと思います。純金積立は田中貴金属工業・三菱マテリアルといった貴金属会社や、SBI証券・楽天証券・マネックス証券といったネット証券会社ではじめることができます」(高山さん)

●2018年〜2021年の金相場の推移(月次・平均)

田中貴金属工業のデータをもとに作成

「さらに手っ取り早く金に投資するなら金ETF(ETF:上場投資信託)も便利です。金ETFは、金の価格と値動きが連動する投資信託。たとえば、『SPDRゴールド・シェア(1326/GLD)』は、金ETFの中で世界最大の規模を誇ります。SPDRゴールド・シェアの経費率は0.40%と安く、現物の金に投資するよりも低コストで金の値動きの力を生かすことができます。ETFはSBI証券・楽天証券・マネックス証券などの証券会社で購入可能。株式投資と同じ感覚で売買できます。また、PayPay証券ではSPDRゴールド・シェアの積立投資が1000円からできます」(高山さん)

PayPay証券

高山一恵さんが勧めるお金の増やし方ランキング第1位:投資信託積立

そして高山さんお勧めのお金を増やす方法、堂々の1位に輝いたのは、投資信託の積立です。

投資信託は、投資家から集めたお金をまとめて金融機関のプロが運用する金融商品です。投資先は日本・海外の株式・債券・不動産などさまざま。投資信託ごとの方針によって、何に投資するかが違います。利益が出れば、投資家に還元されますが、元本割れを起こす可能性もあります。

つみたてNISA(積立NISA)やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)といった制度で買えるのも投資信託の特徴です。

つみたてNISAは、年間40万円までの投資で得られた利益にかかる税金が最大で20年間にわたって非課税にできる「少額投資非課税制度」と呼ばれる制度です。日本に住む20歳以上(2022年4月以降は成人年齢が引き下げられるため、18歳以上)の方が利用できます。

つみたてNISAで購入できる商品は、金融庁の基準を満たした、長期でお金を増やすのに適すると考えられる、およそ200本の投資信託。金融機関によっては、100円・1000円といった少額から始められるので、まずは投資を試したいという方にもぴったりです。

またiDeCoは、自分で出した掛金を運用し、60歳以降に受け取ることができる制度です。国民年金や厚生年金といった公的年金では不足すると考えられる老後の年金を補う「自分年金」を作ることができます。掛金の上限は人により異なります。たとえば企業年金のない会社員の方は月2.3万円(年27.6万円)、自営業の方は月6.8万円(年81.6万円)まで出すことができます。

iDeCoでは、次の3つのタイミングで税制優遇を受けることができます。
・積立時:掛金が全額「所得控除」になる→所得税や住民税が減らせる
・運用時:投資で得られた利益が非課税になる→より効率よくお金を増やせる
・受取時:受け取り方に合わせて控除ができる→税金の負担が減る

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

「投資信託で運用する以上、短期的には値下がりすることや、損失(含み損)が出たりすることがあります。しかし、私が10年以上前から積み立てている確定拠出年金では、いまだに大きな利益が出ています。これまでリーマンショックなど、大きな下落があったにもかかわらず成果が出ているということは、長期間の積立には下落に打ち勝つパワーがあるということ。国内・海外の株と債券に投資するバランスファンドで、なるべく手数料の低いものがおすすめです」(高山さん)

「投資信託に加え、個別の株式を購入できるNISA(一般NISA)も2024年より制度が改正される予定です。つみたてNISAと同じ投資信託を積立で買うことができる1階部分(年20万円まで)と、これまで同様に株式や投資信託を購入できる2階部分(年102万円まで・一部銘柄を除く)に分かれて、投資をすることができます。NISAが終わったあと、1階部分をつみたてNISAに引き継ぐことで、最長25年非課税にできます。長期投資でよりお金を増やしやすくなるでしょう」(高山さん)

お金を増やしたいならば、なるべく有利なところにお金を置くことが大切。非課税の恩恵が受けられるつみたてNISAやiDeCoの制度は、まず利用すべき制度といえるでしょう。

頼藤太希さんが勧めるお金の増やし方ランキング第3位:積立FX/FX

もう1人のお金のプロ、マネーコンサルタント・頼藤太希さんのお金を増やす方法3位はFX。日本語では「外国為替証拠金取引」などといいます。

FXでは、2つの異なる通貨を売買(交換)する取引で利益を狙います。ニュースなどでたとえば「1ドル=110円」などと耳にしますよね。このとき110円で1ドルを買って、「1ドル=120円」になったときに売って円に戻せば、10円儲かります。また、少し複雑ですが、110円のときに1ドルを先に売って、「1ドル=100円」になってから買い戻しても、10円儲かることになります。つまり、相場が上がっても下がっても利益を出せるのです。

実際には1000通貨、1万通貨などと、もっとたくさんのお金を一度に動かします。また、レバレッジという仕組みで多くの通貨を少ない資金で動かすこともできます。それによって、少しの値動きで大きな利益を得られる可能性が出てきます。しかしそれは同時に大きな損失を被る可能性も出てくるということ。リスクはきちんと理解しておく必要があります。

また、SBI FXトレードの「積立FX」を利用すると、FXで積立投資をすることも可能。レバレッジを小さく(1倍〜3倍から選択)して、少しの値動きで大きく損するリスクを抑えつつ、2つの通貨の金利の差額にあたる「スワップポイント」を受け取ってお金を増やすことが狙えます。


「私は投資にコア・サテライト戦略(資産を安定運用の『コア』と積極運用の『サテライト』に分けて投資する戦略)で臨んでいます。FXはコア・サテライト戦略の『サテライト』部分。相場の上昇局面だけでなく下落局面でも利益を積極的に狙っていきます。平日ほぼ24時間、スマホのアプリで簡単に取引できるのがいいですね」(頼藤さん)

●コアサテライト戦略のイメージ

「FXは比較的リスクの高い投資ですから、ルール作りが大切です。私は基本的にはスウィングトレードで、20%利益が出たらすぐに確定、10%損失が出たときもすぐにロスカットしています。
初心者の方は、
・レバレッジは2倍が基本。相場が変動しても5倍は超えない
・順張りトレード(相場の動きと同じ方向で売買)を行う
・為替レートがよく動く時間(日本時間の午後9時半〜11時など)のみ投資する
・自分の得意な通貨ペアだけを選んで投資する
といった細かなルールを作り、それを忠実に守れば、堅実にお金を増やせるでしょう」(頼藤さん)

頼藤太希さんが勧めるお金の増やし方ランキング第2位:株式投資(米国株・日本株)

お金を増やす方法2位はおなじみ株式投資。株式市場に上場している会社の株式を売買してお金を増やします。頼藤さんがまず勧めるのは米国株の積立です。

「世界経済の中心はやはりアメリカです。海外に投資する投資信託の多くは、アメリカの金融資産を多く買い入れています。それならば、直接米国株を買い付けようという発想です」(頼藤さん)

近年話題になっている「FIRE」をご存じですか?
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとって作られた造語。経済的に自立し、早期リタイアを目指すといった意味があります。

FIREが目指す早期リタイアは、単に大金を稼いで引退しようということではありません。支出を減らして資産運用を行い、不労所得を増やすことを目指します。そうして、生活費を上回る不労所得を得ることができれば、早期リタイアしても資産は減らないことになります。つまり、FIREが達成できるというわけです。

頼藤さんによると、FIREを目指す人が狙っているのは「高配当株・連続増配株」だといいます。

「配当とは、株を持っていると受け取れるお金。米国株の中には、この配当金をたくさん出す高配当株や、毎年配当の金額を増やしつづけている連続増配株がたくさんあります。中には、60年以上増配を続けている銘柄もあるほどです。2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックで株価が下落したときにも、配当を増やし続けてきたのですから、すごいですよね。こうした株主還元の意識の高い銘柄を持っていれば、お金も堅実に増える期待ができます」(頼藤さん)

「米国株は3か月に1回配当金を支払うところが多くあります。日本株の多くは、半年ごとが一般的ですから、それよりもたくさん収入を得る機会があるのもいいところです。そしてなにより、GAFAM (グーグル・アマゾン・メタ(旧社名フェイスブック)・アップル・マイクロソフト)をはじめとする世界的企業がたくさんあります。世界最大の経済大国でありながら、今なお成長を続けているという点でも有望です」(頼藤さん)

米国株を購入するときは積立投資もおすすめ。頼藤さんが続けます。

「スマホ証券の「PayPay証券」では、アメリカの有名企業の株を毎月1000円から積み立てることができます。また大手ネット証券のSBI証券・楽天証券・マネックス証券でも米国株の積立投資ができます。楽天証券は、2021年12月に米国株も楽天ポイントで買い付けできるようになりました。またマネックス証券では受け取った配当金を自動で再投資する配当金再投資サービスも用意されています。積立投資は、株価が安いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わないため、平均購入価格を下げる効果があります。無理なく気軽にスタートできるでしょう」(頼藤さん)

SBI証券[旧イー・トレード証券]

もしも銘柄選びに悩んだら、さまざまな米国株に投資するETF(上場投信信託)を利用するのもおすすめです。

「ETFは1本買うだけで複数の投資先に分散投資できるのがポイント。たとえばバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VI)やバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)といったETFを選べば、全世界株・米国の株に分散投資ができます。また、バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)・iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)・S&P500高配当株式ETF(SPYD)といったETFならば、米国の高配当株に絞って投資ができます。いずれも、手数料(経費率)が0.1%未満と安いため、長期保有にも向いています」(頼藤さん)

もちろん、国内株も投資先として有望だと頼藤さんはいいます。

「日本の株式市場もここのところ好調です。最近は、少額から投資できるサービスが続々登場しています。スマホでの取引を前提としたサービスを展開する「スマホ証券」では、1株単位での売買が簡単にできるうえ、手数料も安く押さえられています。たとえばLINE証券の「いちかぶ(単元未満株)では、メッセージアプリの「LINE」上からいつでもどこでも取引可能。不定期開催の「株のタイムセール」を使うと、株式が最大7%OFFで注文できます」(頼藤さん)

※編注:LINE証券は2024年中に撤退を発表しました。新規口座開設の受付を終了しています。

「投資で「お金が減るのが怖い」という初心者や「お金がない」という方は、ポイント投資を試してください。楽天ポイント・Tポイント・dポイント・Pontaポイントといった、買い物をすると貯まるポイントを投資に回して増やしたり、株式や投資信託の購入代金にあてたりすることができます。たとえば「楽天ポイント投資」では、投資信託や国内株式、米国株式の購入代金や手数料の一部または全てに楽天ポイントを利用できます。投資信託のポイント購入(1回500円・1ポイント以上利用)は楽天のポイントプログラム「SPU」の対象になり、楽天市場での買い物の際に貯まる楽天ポイントが増加します」(頼藤さん)


「株を選ぶ際には、まずは、消費者目線で選ぶことです。はじめて株式投資をする場合、銘柄は「好きなサービス・商品を販売している企業の中から選ぶ」のがおすすめ。そのサービスや商品が、生活を快適で楽しいものにしているか、10年後・20年後にも必要とされているか、さらに成長しそうかといった観点で、投資する株を考えます」(頼藤さん)

「次に、ちゃんと儲かっていることです。いくら好きなサービス・商品でも、赤字になるようではビジネスとしては失格です。とくに本業での儲けを表す『営業利益率』は大切。分子は営業利益、分母は売上高ですが、分子も分母も同じ傾きで増えている場合は、率で考えると”1”。これは横ばいを表します。それでも十分優秀ですが、営業利益率が右肩上がりだとかなり優秀です。経費をかけずに売上高が上がっている状態を表しますから、成長余力が大いにあるサイン。売上が上がる見込みなら、株価も上がりお金を増やせる可能性が高いでしょう」(頼藤さん)

頼藤太希さんが勧めるお金の増やし方ランキング第1位:投資信託積立

そしてお金を増やす方法1位に挙げたのは、高山さんと同じく投資信託の積立でした。

「投資信託の積立はコア・サテライト戦略の『コア』の部分。積立で機械的に買っておくのがいいと思います。具体的には、『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』のような全世界株式インデックス型と『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』のようなバランス型が良いでしょう」(頼藤さん)

「投資信託のなかでも、アクティブ型と呼ばれる投資信託はコア・サテライト戦略の『サテライト』の部分にあたります。アクティブ型は、インデックス型やバランス型よりも多くのリターンを目指す投資信託。手数料はインデックス型やバランス型よりも高いことが多いのですが、それ以上にリターンがあるならばそれほど気にならないでしょう。もしリスク許容度が高いのであれば、コア部分でインデックス型・バランス型の投資信託、サテライト部分でアクティブ型の投資信託を運用するコア・サテライト戦略をとるのもひとつの方法です。お金を堅実に増やすなら、コア・サテライト戦略は外せません」(頼藤さん)

「積立投資は早く始めて、長く続けるのがポイントです。2020年は新型コロナウイルスの影響で一時的に資産が減った方もいたと思いますが、2021年にはその下落から回復していました。2018年からコツコツ続けてきた人は、今ごろはすでに利益が出ているはずです。今後も大きく値下がりする場面はきっとあるでしょうが、積立投資をしていれば、それをも味方にして乗り越えていけるでしょう」(頼藤さん)

「投資信託の積立をするならば、まずつみたてNISA・iDeCoを毎年の投資上限額いっぱいまで利用しましょう。投資の結果は自分では選べませんが、税制優遇を受けられるこれらの制度は、自分で選んで使うことができます。それによって支払う税金を減らし、より効率よくお金を増やすことができます。それができて、さらに投資する余裕があるならば、第2位で紹介したETFの積立をするのがおすすめです」(頼藤さん)

Mocha編集長・畠山憲一のオススメは?

筆者が個人的にオススメしたいのは、スマホ決済のひとつ「PayPay」でできる「PayPayポイント運用」。PayPayで買い物をしたときにもらえるPayPayポイントで投資ができるサービスです。

PayPayポイント運用の運用先はアメリカを代表する複数の企業(S&P500に連動するETF)。これに連動するスタンダードコースと、3倍の値動きをするチャレンジコースの2種類のコースに投資できます。筆者はチャレンジコースに全額回しています。

サービス開始直後からマイペースに続けた結果がこちら。


元手(PayPayポイント)約3万1000円が5万1600円ほどに。66%も増やせています。

PayPayポイント運用のいいところは、投資を簡単にスタートできることと、ほったらかしでも投資が進むところです。買い物で付与されるPayPayポイントが自動的に運用されるように設定しておけば、あとは勝手に投資が進みます。利用に際して手数料や元手となるお金がまったく不要なのも、投資初心者には嬉しいですね。

お金は、ただ置いておいても増えない時代です。そうはいっても、投資にはいまだに怖いものというイメージが根強くあるのも事実です。そのイメージを変えていく最初の一歩として、利用してみるといいのではと思っています。

もちろん、そうして投資にポジティブなイメージを持つことができたら、今回高山さん・頼藤さんが紹介してくれた投資にも取り組んで、資産形成をぜひ進めてくださいね。

筆者も引き続き精進して、2022年もMochaでみなさまのお役に立つ情報を発信し続けられればと思います。

2022年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するみんなのマネー相談(FP Cafe)

投資信託の売却タイミングについて

投資神奈川県 いいね 4
2015/06/12

投資信託を初めて2年経ちますが、株式をはじめとして含み益が出ているファンドがいくつかあり、このまま持ち続けた方がいいのか売却して利益確定をしたほうがよいのか悩んでいます。
投資信託はあまりこま...

マネー相談の続きを見る

いつ投資を開始するべきですか?

投資埼玉県 いいね 7
2015/09/27

投資を始めようと思っています。
まずは買ってみようと色々調べた結果、NISAが活用できて初心者でもわかる日経平均に連動したインデックス型の投資信託を購入することにしました。
そこで質問なので...

マネー相談の続きを見る

今後の投資について質問させてくださいませ。
全ての情報をこちらで開示したくはありませんので、イメージつきましたらお会いして相談させて頂きたいです。
▼プロフィール
•東京都在住
•夫34...

マネー相談の続きを見る

閉じる
FP Cafe® お金の相談をするなら、一生涯の「お金の相談パートナー」へ