connecting…

  • NISA
  • FIRE
  • Money&You TV
  • 確定拠出年金「iDeCo」「企業型」
  • マネラジ。
  • ふるさと納税
  • 届け出だけでお金がもらえる! 給付金制度を活用しよう
  • セミナーレポート
  • まとめ記事/チェックテスト
  • 歴女の投資ファイル
  • ズボラでも出来るシリーズ
  • 投資信託でプチリッチ!「投信ウーマン」
  • 投資女子への道
  • 恋株
  • ぽいきさんの幸せを呼び込むシリーズ
  • 大人女子を応援!家庭で出来る漢方の知恵
  • 読書ブロガー小野寺理香のブックレビュー
  • 駐在マダム、モラハラ夫からの逃亡記
  • “逆打ち”お遍路をご紹介

21/08/17

資産運用・経済

米国ETFは「買付手数料無料」でスタートせよ

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

米国の経済は順調そのもの。たびたび「ダウ平均株価が史上最高値を更新」などというニュースも耳にします。とはいえ、これから値上がりする銘柄を予想するのは難しいですよね。そんな方にお勧めしたいのが、米国ETFです。
今回は、米国ETFの仕組みに加えて、米国ETFを買付手数料無料でスタートできる証券会社をご紹介。主な対象商品までチェックしていきます。

ETFは証券取引所に上場する投資信託

ETFは投資信託のひとつ。投資信託は、投資家から集めたお金を投資のプロがさまざまな投資先に運用してくれる商品です。投資家は、運用によって生まれた値上がり益や分配金を受け取ることができます。

ETFは投資信託と違って、証券取引所に上場しています。そのため、株式と同じように、証券取引所が開いているときに売買できます。今回紹介する米国ETFは、米国の証券取引所に上場しているETFです。

米国株といって、どんな会社が思い浮かぶでしょうか。「GAFAM」と呼ばれるグーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフトといった世界的な大企業、コカコーラやマクドナルドといった身近な製品の会社、あるいはテスラやネットフリックスといった最近話題の会社でしょうか。ネット証券を利用すれば、それらを含む3000銘柄以上の米国株に投資できますが、実際どれが値上がりするかわかりません。投資に詳しくないならばなおさら、その中から値上がりする銘柄を見つけ出すのは至難の業でしょう。

しかし、米国ETFを利用すれば、1本買うだけで複数の米国株にまとめて投資したのと同じ効果が得られます。米国ETFは、さまざまな指数・指標に連動するように運用されているためです。たとえば、「S&P500」という株価指数に連動する米国ETFを1本購入すれば、間接的にS&P500を構成する500銘柄を購入したのと同じだというわけです。

しかも、もしも500銘柄に自分で投資するとしたら、たとえ1株ずつだったとしても結構な資金が必要ですし、なにより手続きや管理が大変です。その点、米国ETFを利用すれば少額から投資できますし、1回の手続きでたくさんの銘柄を一度に買ったのと同じになるのですから、とても楽に投資ができてしまいます。

PayPay証券

米国ETFの買付手数料が無料になるサービスがある!

そんな米国ETFの買付手数料が無料になるサービスがあります。SBI証券・楽天証券・マネックス証券では、それぞれ9銘柄ずつ、米国ETFの買付手数料を無料にしています。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券の本来の米国ETFの買付手数料は、米国株と同じです。いずれも、約定代金の0.495%(下限0ドル、上限22ドル)となっています(各社の詳細な手数料については後述します)。

たとえば、毎月500ドルずつ米国ETFを購入するとしたら、1回の買付手数料は2.475ドルとなります。大したことないと思われるかもしれませんが、これを10年間続ければ手数料の総額は297ドルに。1ドル=110円だとして、3万2670円もの手数料を支払うことになるのです。

しかし、下に掲げる米国ETFを購入する場合は、この買付手数料がかかりませんので、より効率よくお金を増やせるというわけです。

●SBI証券「米国ETF(9銘柄)買付手数料無料」の対象米国ETF

国内ネット証券最大手のSBI証券では、4000銘柄以上の米国株・米国ETFを購入できます。「米国株アプリ」を利用すれば、スマホひとつで簡単に米国株投資に必要な情報を集めたり、株式を検索したり、注文したりできます。

SBI証券の米国株・米国ETFの買付手数料は、約定代金の0.495%です。
・最低手数料:0ドル
・上限手数料:22ドル
※最低手数料0ドルの適用は約定代金が2.02ドル以下の取引
となっています。
上の9本の米国ETFであれば、この手数料がゼロにできる、というわけです。

SBI証券でぜひ使いたいのが「米国株式・ETF定期買付サービス」。指定した米国株・米国ETFの積立投資ができます。一定額ずつ積立投資をすることで、価格が安いときはたくさん買い、高いときには少ししか買わなくなるので、平均購入単価が下がる「ドルコスト平均法」の効果を生かすことができます。

SBI証券[旧イー・トレード証券]


●楽天証券「買付手数料無料 海外ETF」の対象米国ETF

楽天証券でも米国株を購入できます。楽天証券では国内株と同じスマホアプリ「iSPEED」で米国株・米国ETFも売買できて手軽です。

楽天証券の米国株・米国ETFの買付手数料は、約定代金の0.495%です。
・2.22ドル以下 0円
・2.22ドル超~4444.45ドル未満 約定代金の0.495%
・4444.45ドル以上 22ドル
となっています。
上の9本の米国ETFであれば、この手数料がゼロにできる、というわけです。

楽天証券には、「マネーブリッジ」というサービスがあります。これは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携するサービスです。マネーブリッジを利用すると、楽天銀行に入金したお金を楽天証券に移すことなく、すぐに米国株投資に回すことができます。
普通預金の金利も0.02%から最大年0.1%(残高300万円以下の部分)・年0.04%(残高300万円超の部分)に優遇されるうえ、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントを貯めることもできます。

楽天証券では米国株・ETFを積立購入できる「米株積立」もスタート。あらかじめ設定した条件で自動的に米国株・ETFを買い付けることができます。また、楽天ポイントを米国株の購入代金や手数料としても利用可能。1ポイント=1円として、ポイント投資ができます。


●マネックス証券「USAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)」の対象米国ETF

米国株の投資に昔から定評があるのがマネックス証券。こちらも、多数の米国株・米国ETFに投資ができます。為替手数料のうち、買付手数料が無料になっているので、その分コストを抑えた米国株投資が可能です。

マネックス証券の米国株・米国ETFの買付手数料は、約定代金の0.495%です。
・最低手数料 0ドル(無料)
・最大 22ドル
となっています。
上の9本の米国ETFであれば、この手数料がゼロにできる、というわけです。

マネックス証券では、2021年6月に「米国株定期買付サービス」と「配当金再投資サービス」がスタート。マネックス証券で取扱いのある米国株・米国ETFを毎月の指定日に自動で買い付けられます。しかも、保有銘柄から配当金が出た場合、自動的に同じ銘柄の買い付けにあてられます。

なお、マネックス証券で買付手数料無料となっている9本の米国ETFのラインナップは、上で紹介したSBI証券の米国ETFのラインナップとまったく同じになっています。

買付手数料無料の米国ETFをチェック

3社とも共通で購入できる買付手数料無料の米国ETFは、以下の4本です。
・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
・バンガード・S&P 500 ETF(VOO)
・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
・SPDR S&P 500 ETFトラスト(SPY)

「バンガード」の名がつく3つの米国ETFは、いずれも米国の世界最大級の運用会社、バンガード社の商品。投資家にとても人気があります。

「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという指数に連動する米国ETF。先進国から新興国まで、全世界の約8000銘柄に投資したのと同様の効果が得られます。もっとも、組入資産の半分以上は米国ですので、米国の影響は比較的大きくなります。

「バンガード・S&P 500 ETF(VOO)」は上でも紹介したS&P500という指数に連動する米国ETF。S&P500はアメリカの主要企業500社の時価総額を元に算出される指数です。1本買うだけで米国株式市場の約80%をカバーできます。

また「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」は、CRSP USトータル・マーケット・インデックスという指数に連動する米国ETFです。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国市場の株式をほぼすべて網羅する指標ですので、米国全体に投資するのと同様の効果が得られる、というわけです。

そして「SPDR S&P 500 ETFトラスト(SPY)」は「バンガード・S&P 500 ETF(VOO)」同様S&P500に連動する米国ETF。世界でもっとも歴史の長い米国ETFとしても知られています。

成長著しい米国に幅広く投資する米国ETFを購入することで、米国の成長の恩恵を受けながら堅実にお金を増やす期待ができます。

スマートプラス『STREAM』開設プロモーション

まとめ

お金を増やしたいならば、少しでも増えるところにお金を置くことが大切。その観点からも、今回ご紹介したように、買付手数料を無料にできる米国ETFを選ぶのはいい選択でしょう。

米国ETFを購入するには、証券会社への口座開設が必要です。口座開設そのものは無料でできますので、ぜひ試してみてくださいね。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するみんなのマネー相談(FP Cafe)

投資信託の売却タイミングについて

投資神奈川県 いいね 4
2015/06/12

投資信託を初めて2年経ちますが、株式をはじめとして含み益が出ているファンドがいくつかあり、このまま持ち続けた方がいいのか売却して利益確定をしたほうがよいのか悩んでいます。
投資信託はあまりこま...

マネー相談の続きを見る

いつ投資を開始するべきですか?

投資埼玉県 いいね 7
2015/09/27

投資を始めようと思っています。
まずは買ってみようと色々調べた結果、NISAが活用できて初心者でもわかる日経平均に連動したインデックス型の投資信託を購入することにしました。
そこで質問なので...

マネー相談の続きを見る

今後の投資について質問させてくださいませ。
全ての情報をこちらで開示したくはありませんので、イメージつきましたらお会いして相談させて頂きたいです。
▼プロフィール
•東京都在住
•夫34...

マネー相談の続きを見る

閉じる
FP Cafe® お金の相談をするなら、一生涯の「お金の相談パートナー」へ