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21/02/25

資産運用・経済

仮想通貨投資をするならCoincheck(コインチェック)はおすすめ?特徴・手数料、おすすめポイントを紹介

近ごろ、仮想通貨(暗号資産)の価格が上昇しているのをご存知でしょうか。たとえば、ビットコイン(BTC)は2020年9月はじめの時点で1BTC=100万円ほどでしたが、その後急激に値上がりし、2021年2月19日時点で1BTC=540万円ほどに。半年足らずで約5倍という、すごい勢いで値上がりしているのです。

仮想通貨を購入するには仮想通貨の取引所に口座を開設する必要があります。
今回は、仮想通貨の取引所のひとつ、Coincheck(コインチェック)の特徴や手数料、おすすめのメリット、注意すべきデメリットまで、まとめてご紹介します。

コインチェックでは仮想通貨(暗号資産)を取引できる

コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨の取引所です。2014年から仮想通貨のサービスをスタートしています。日本では、仮想通貨の取引所を運営するには金融庁に「暗号資産交換業者」として登録を受ける必要があります。コインチェックももちろん、金融庁の登録業者です。

コインチェックの主なサービスは、次のとおりです。

●コインチェックの主なサービス

HPより筆者作成・手数料は税込

●コインチェックの特徴:15種類の仮想通貨を購入

コインチェックには、仮想通貨の「販売所」と「取引所」があります。
「販売所」では、コインチェックと投資家の間で仮想通貨を購入したり売却したりできます。コインチェックの販売所ではビットコイン・イーサリアム・リップルなど、15種類の仮想通貨を購入できます。
それに対して「取引所」では、投資家同士で仮想通貨を売買できます。仮想通貨を「買いたい」「売りたい」と注文を行い、売り手と買い手の注文が成立すれば、仮想通貨を売買できます。コインチェックの取引所ではビットコイン・ファクトム・イーサリアムクラシック・モナコインの4種類の仮想通貨をやりとりできます。

コインチェック


●コインチェックの手数料

コインチェックで仮想通貨の取引をするときには、日本円をコインチェックの口座に入金し、仮想通貨の取引を行い、最終的に円で出金を行います。

コインチェックの口座の入金には銀行入金・コンビニ入金・クイック入金の3種類があり、それぞれ入金手数料が異なります。一番安上がりなのは銀行入金です。コンビニATMでも銀行入金ができます。銀行やコンビニなどに行く手間や時間を省きたいのであれば、クイック入金を使うとパソコンやスマホなどから入金することもできます。

コインチェックの売買手数料自体は無料ですが、販売所での取引の場合は売買価格にスプレッドという手数料が上乗せされるため、本来の金額より高く買い、安く売ることになります。基本的には、取引所での売買が主体となるでしょう。

そして、出金時には一律で407円(税込)の手数料がかかります。

●コインチェックのその他サービスの特徴

コインチェックでは、仮想通貨の取引以外にもさまざまなサービスを展開しています。

「Coincheckつみたて」は、月々1万円から仮想通貨の積立投資ができるサービスです。一度設定をすれば、あとは毎月決まった日に銀行からお金が引き落とされ、指定の仮想通貨をコツコツと買いつけていきます。月に一度だけ買い付ける「月イチつみたてプラン」と毎日少しずつ買い付ける「毎日つみたてプラン」のどちらかを選ぶことができます。

「Coincheck貸仮想通貨」は、保有している仮想通貨をコインチェックに一定期間貸し出すことができるサービスです。満期になると、貸した仮想通貨に加えて、最大で年率5%分の利息が受け取れます。

「Coincheckアンケート」では、アンケートに答えるだけでビットコイン・イーサリアム・リップルと交換できるポイントがもらえるサービス。そして「Coincheckでんき」「Coincheckガス」は電気料金やガス料金を支払うことでビットコインが付与されたり、ビットコインで支払うことで割引が受けられたりするサービスです。

コインチェック

コインチェックで仮想通貨投資をするメリット

コインチェックで仮想通貨投資をするメリットは、次の3つです。

●コインチェックの特徴・メリット①:仮想通貨の積立投資ができる

コインチェックでは、「Coincheckつみたて」で仮想通貨の積立投資ができます。仮想通貨のように値動きの大きな資産を買うときには、積立投資で一定額ずつ購入するのがおすすめです。そうすることで、仮想通貨の価格が安いときにはたくさん、高いときには少し買うことになるため、平均の購入単価を下げることができます。これをドルコスト平均法といいます。

Coincheckつみたてでは、12種類の通貨を毎月1万円から購入可能。購入する仮想通貨と金額、「月イチつみたてプラン」「毎日つみたてプラン」のどちらかを選べば、あとは自動的に投資が進むので、忙しい方にもぴったりです。しかも、取引手数料が無料なのもうれしいですね。

●コインチェックの特徴・メリット②:貸仮想通貨がお得

コインチェックの「Coincheck貸仮想通貨」を利用すれば、持っている仮想通貨に最大で年率5%の利息をつけることができます。銀行の普通預金金利が0.001%ですから、単純にいって5000倍もの利息が受け取れる計算です。購入した仮想通貨をさらに有効活用できますね。

●コインチェックの特徴・メリット③:アプリが使いやすい

コインチェックアプリでは、仮想通貨の販売所で仮想通貨の売買をすることができます。それだけでなく、現金の入出金をしたり、仮想通貨の送金や受け取りをしたりすることも可能。また、上で紹介した積立投資や貸仮想通貨の設定などもできます。コインチェックアプリは、その使いやすさが好評で、すでに300万ダウンロードを達成しています。

コインチェック

コインチェックの販売所の手数料は高めなので注意

メリットのたくさんあるコインチェックですが、注意したいこともあります。それは、販売所の手数料、スプレッドが高いところです。たとえば本稿執筆時、0.01ビットコイン(BTC)の買値は5万7295円、売値は5万3882円と表示されました。仮に値動きがなく、この金額でビットコインを買って売ったとしたら、差額の3413円が手数料としてかかる計算になります。

コインチェックで扱いのある15種類の仮想通貨のうち、11種類は販売所でしか売買できません。これらの通貨を取引したい場合は、こうしたスプレッドがかかることに注意しましょう。

もっとも、コインチェックの取引所で取引できる通貨は、少しずつ増加傾向にあります。そのうち、取引所で取引できる通貨が増える可能性もありますので、期待しましょう。

コインチェック

まとめ

コインチェックの特徴と手数料、メリットと注意点を紹介してきました。コインチェックの口座開設は無料です。コインチェックはこれから仮想通貨投資をする方におすすめですので、ぜひ口座を開設して、投資してみてくださいね。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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