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21/02/13

家計・ライフ

貧乏な人がなぜかしてしまう、貧乏を加速する5つの習慣

収入はあるのに、貯蓄どころか月末はいつもピンチ。そんな人は、貧乏な人にありがちな習慣を知らず知らずのうちにしているのではないでしょうか。放置していると貧乏は加速、いつの間にか本物の貧乏におちいってしまうことになりかねません。
今回お伝えするのは、貧乏を加速する5つの習慣。心当たりがあったら、すぐに改めてほしいことばかりです。

貧乏を加速する習慣1:細かいお金を意識しない

「お金が無い」といつも言っている人にかぎって、お金のムダ遣いが多いものです。
お金が無いのにムダ遣いしようがないと思われるでしょうか。
確かに、数万円もする高額商品を買う時はしっかり考えてから支出するので、大きなムダ遣いはないでしょう。しかし、少額の支出を無意識に繰り返していると、1カ月あたりではまとまった金額になってしまいます。

ペットボトル飲料は1本150円程度ですが、毎日買えば30日で4500円。マイボトルを持ち歩けばかからないお金です。
コーヒーショップのこだわりのドリンクなら暮らしの中の楽しみにもなりますが、単なる水替わりとして買うなら、もったいない支出と言えるでしょう。

また、銀行ATMの時間外手数料や振込手数料を、ほんの数百円だからと気にせず払っていませんか。銀行預金は低金利が続いていますので、たった1回の時間外手数料でも、1年分の利息が吹っ飛んでしまいます。
キャッシュレス決済が普及していますので、現金の引き出しは最小限にとどめ、振込みもスマホ決済の送金を利用すればコストがかかりません。

どれもちょっとしたことですが、塵も積もれば山となる、です。小さなお金ほど大切に考えるようにしましょう。

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貧乏を加速する習慣2:つい見栄を張る

大切なお金は、自分が本当に欲しいものに使いたいですね。
お金にケチな人に思われたくなくて、見栄を張った支出を続けているのは危険。特に、SNSは要注意です。

ランチやディナー、スイーツなどを写真に撮ってSNSにアップするのも友達とのコミュニケーションのひとつ。コロナ禍では、みんなで外食というわけにもいかず、楽しみは限られています。
しかし、「いいね」が欲しいからといって見栄を張るのは禁物。友達との楽しいやりとりが長く続くよう、見栄よりも身の丈にあった投稿がお勧めです。

一方、友達の結婚祝いや、親戚の就職祝いなどは、あまりケチケチしたくありませんよね。
とは言え、見栄を張るとその後が大変です。「あの人に5万円出したのに、この人に3万円というわけにはいかない」、となりがちです。
こちらもやはり、身の丈に合わせた金額にしましょう。

貧乏を加速する習慣3:「せっかくだから」「仕方がない」が口癖

贅沢はしていないのに、なぜかお金がいつも足りなくなる。こういう人は「せっかくだから支出」「仕方がない支出」が多すぎないか、チェックしてみてください。
毎日忙しいから、割高でもレストランのテイクアウトや、お惣菜を買うのは仕方がない。
今月は記念日があってプレゼントを買ったから、赤字になっても仕方がない。
確かに仕方がないのでしょうが、家計全体のバランスを取ることを忘れてはいけません。

特にコロナ禍の今、せっかくだから支出、仕方がない支出が増えやすくなっています。
リモートワークで、せっかくだから家具や家電などいろいろ買いそろえてしまった。
外食できないから、せめていい食材で食事を楽しみたい。
電車は密になりそうだから、タクシーを使うのは仕方がない、などなど。

仕方がないのですから、決して贅沢をしているわけではありません。それでも、「せっかくだから」「仕方がない」支出が増える言い訳にしないでおきたいですね。
支出全体ではいつもの家計の範囲内におさまるように、しっかり管理していきましょう。

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貧乏を加速する習慣4:借金ありきの家計になっている

定期的な収入があり、その範囲内で生活していれば、貧乏とまではならないでしょう。
しかし、借金を抱えている場合はその限りではありません。
この場合の借金とは、住宅ローンのような計画的なものではなく、日々の生活費が足りなくて借りるお金のことです。

厳密にはクレジットカードも借金のひとつと言えますが、1回払いで計画的に支払いができていれば大丈夫です。
しかし、分割払いやリボ払いを多用していると、借入れの残高がわからなくなりがちで、収支の見通しが立たなくなってしまいます。

手元の現金が不足した時にキャッシングは便利なようですが、利息が高いので手を出さないに越したことはありません。
お金が足りないことを借金でしのいでも、翌月の収入が増えなければ返せるわけもなく、借金が増えていく一方になってしまいます。

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貧乏を加速する習慣5:収入を増やすことを考えない

ここまで支出のことばかりでしたが、収入についても貧乏を加速する習慣があります。
それは、収入を増やす方法を考えないことです。
支出にくらべて収入が多ければ黒字になり、貯蓄もできるようになります。ですから収支のバランスを良くするには、支出を減らすことと収入を増やすこと、両方を考えていくことが必要です。

収入を増やすには、いろいろな方法があります。
スキルアップして給料を増やす、転職をする、副業をするといったことが考えられますが、どれも努力や決断、時間など、負担が決して小さくないことばかりではないでしょうか。

そんな時に考えたいのが投資です。iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)、つみたてNISA(積立ニーサ・少額投資非課税制度)など、オトクに投資ができる制度があります。
また、お金ではなくポイントで投資ができる仕組みもあります。自分に合った投資を取り入れて、お金を増やすことを考えてみましょう。

支出を減らすことばかり考えていると、気持ちが滅入ってしまいそう。
収入を増やすことも積極的に考えて、家計のバランスをとり、貧乏におちいらないようにしたいですね。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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