16/10/19
移住を現実的に考えるなら、活用したい4つの働き方
便利な都会暮らしもいいけれど、心機一転、新しい土地を目指すのも、今まで気付かなかった可能性が見つかるかもしれません。でも、実際に暮らしてみなければわからないことも多いもの。
前回は、各自治体が提供している、「移住おためし住宅」を紹介しました。
移住を現実的に考えるなら、仕事をどうするかは大きな問題。
どんな働き方があるのか、今回は4つの働き方をご紹介します。
働き方その1 その土地ならではの仕事につく
農業、漁業、林業は、自然と一体となって働けることが魅力のひとつです。最近では移住者向けに、仕事ができるようにサポートをしてくれる自治体が少なくありません。
農業であれば、栽培・収穫・出荷などの座学や実習を行っているところもあり、経験がなくてもチャレンジできるようになっています。漁業、林業でも同様の取り組みがあるので、調べてみると自分にピッタリの世界が広がるかもしれません。
働き方その2 どこでも仕事ができる資格を活かす
弁護士、税理士、司法書士、社会保険労務士などの士業や医者などは、地域を選ばず独立開業ができることが強みです。ただし、仕事としてやっていくには、人とのつながりが欠かせません。移住の際には、地域の自治体が住宅や仕事の相談に乗ってくれることが多いので、そのような機会はぜひ活用しましょう。
働き方その3 フリーランスで働く
WEBデザイナー、エンジニア、ライターなど、インターネット環境があれば、どこにいても仕事ができる業種は増えています。地方なら、自然に囲まれた広い家でゆったりと暮らしながら、マイペースで仕事をすることもできます。
農業など地域の仕事とダブルワークができるのも、フリーランスの自由度の高さならでは。
気をつけなければならないのは、インターネット関連にはトラブルが付き物であることです。自分で解決できるスキルがあるかどうか、冷静な判断が必要です。
働き方その4 最近話題のテレワークもお勧め
テレワークとは、直訳すると「離れたところで仕事をする」ことです。たとえば、出社せず自宅でパソコンを使って仕事をすることもテレワークです。この仕組みを利用して、会社から遠く離れた地域でも仕事ができれば、転職をせずに移住する可能性があります。
実は、テレワークは国が推進していて、女性活躍推進には欠かせない、最近注目されている働き方なのです。
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タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)
36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー
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