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20/03/19

資産運用・経済

株式投資でやってはいけない、貧乏投資家10の習慣

儲けるために始めた株式投資で損ばかり。それは知らず知らずにやっている貧乏な習慣のせいかもしれません。今回は、投資初心者がやりがちな「貧乏になる株式投資」の習慣を10個ご紹介。そこから抜け出すヒントもお伝えします。

貧乏になる株式投資 10の習慣:①損切りができない

せっかく買った株なのに、株価が下がって損。
「いずれ戻るわ、今売ったら損だし」と貧乏根性が出てしまい、そのまま放置していたら、ズルズルと損が膨らみ、儲けるつもりが、貧乏へまっしぐら……。

投資の失敗で最も多いのは、「損が出ても売ることができない」ことです。まずは株を買う前に損切りラインを決めておき、ラインを超えて貧乏神となった銘柄は潔く切り捨てましょう。その資金を他の銘柄に振り向けることで、次の福の神を呼び込むことができます。

貧乏になる株式投資 10の習慣:②銘柄に惚れ込んでしまう

「人類を救うような画期的な新薬を作っている」と、ある薬品会社に惚れ込み、給料の一部を毎月注ぎ込んだBさん。株価が下落しても「それでも素晴らしい会社だから」とさらに貯金を崩して追加投資していました。しかしある日「その新薬に効果なし」との発表で株価は暴落。Bさんは財産の大半を失ってしまいました。

その企業にどんなに惚れ込んでいても、その価値=株価を決めるのはあなたではなく株式市場です。ひとつの銘柄に惚れ込まず、様々な銘柄に目を向けましょう。

貧乏になる株式投資 10の習慣:③いろいろな手法に手を出す

配当金狙いの投資、成長株投資、バリュー株投資など、株式投資には様々な手法があります。しかし、実際に投資すると心配になって、いろいろな手法に手を出してしまいがちです。最初は配当金狙いの投資だったのに、株価が少しでも下落すると怖くなって権利確定日前に慌てて売却。今度は成長株に投資してさらに損。結局配当金も売買益も手に入らず、手持ち資金が減っただけ……。といった具合です。

このようにいろいろな手法に手を出すと、貧乏道まっしぐらとなります。自分に合った方法を見つけて、ブレずに繰り返し行うことで勝てる投資家となるのです。

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貧乏になる株式投資 10の習慣:④IPO株(新規公開株)を買う

会社が新しく証券取引所に上場することをIPO(新規公開株)といいます。
将来性のある成長性の高い会社には当然のことながら投資家の期待も高く、株価は企業価値の2倍、3倍の値段がつくことも。
しかしながら美味しい果実は腐るのも早いもの。上場後しばらくすると人気が剥落して株価が下落基調となる、いわゆる「上場ゴール」になってしまう場合も多いのです。成長性著しい会社だからと言って、株価も上がるだろうと安易に飛びつくのは大変危険な行為となります。

貧乏になる株式投資 10の習慣:⑤値動きの激しい株を買う

1日に10〜15%も株価が乱高下する銘柄は、短期資金が多く流入してバブル的な値動きとなっている可能性があります。パンパンに膨らんだ風船がいつ割れてもおかしくないような状態となっています。
値動きに釣られてつい高い値段で買ってしまうと、風船が割れた場合に大きな損失を被ってしまいます。大損を回避するには、値動きの激しい銘柄は避けた方が賢明でしょう。

貧乏になる株式投資 10の習慣:⑥資産が少ないのに信用取引を行う

証拠金と呼ばれるお金を預けて、証券会社からお金や株を借りて行う取引を信用取引といいます。信用取引は、短期間で大きな利益も狙えますが、思惑が外れると取り返しのつかない大損を抱える場合もあります。
特に資産が少ない状態で信用取引を行うことは、借金を伴う大損に繋がる危険な投資行為となります。取引で損失が発生した場合に、追加の証拠金を支払うことができなくなり証券会社に借金を抱えるハメになるからです。

借金をしてまで投資するのはギャンブルに近い行為です。身の丈に合った投資を心がけましょう。

貧乏になる株式投資 10の習慣:⑦ひとつの銘柄に大金を投資する

ひとつの銘柄に投資資金を集中して注ぎ込むことは大変危険です。
「絶対に上がる!」と絶対の自信で買った銘柄でも、「まさか」の事態が起こって、株価が大きく下がってしまうことがあります。100万円投資して、50万円どころか、紙くずになることもあるのが株式市場です。

勝つためのコツは、「まさか」もあると知った上で、複数の銘柄でリスクを分散して、トータルで成果を出すことです。

貧乏になる株式投資 10の習慣:⑧短期売買を行う

1日の中で何度も取引をして利益を狙うデイトレードは大変魅力的ですが、株の初心者には貧乏への入り口となる可能性があります。

なぜなら、短期売買は情報戦だからです。
相手は機関投資家や短期筋と呼ばれる筋金入りのプロ。本業が別にある身では特に、常にPCやスマホなどに張り付いて株価を追うことはできません。プロと同じ土俵に上がっても、翻弄されるまま損をするだけ、良いカモとなるのがオチです。
貧乏に陥らないためにも、「勝てない勝負はしない」と心に誓いましょう。

貧乏になる株式投資 10の習慣:⑨暴落時に慌てて売ってしまう

日経平均株価が1000円も下がったなど、何年かに一度の暴落がやってきた場合、絶対にやってはいけないことがあります。それは持っている株の株価下落に恐ろしくなり慌てて売却してしまうことです。
株の暴落時は人々が恐怖にかられ、売りが売りを呼ぶパニックのような状況となります。しかし、実際の企業の価値とかけ離れた株価は、相場が落ち着きを取り戻すと回復すると考えられます。

暴落時には、逆に追加投資を検討するくらいの余力を普段から残しておくことが大切になります。

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貧乏になる株式投資 10の習慣:⑩他人の情報を鵜呑みにする

他人の情報を鵜呑みにするのは最も「貧乏道まっしぐら」の行動かもしれません。
株に詳しい友人が「絶対上がるよ」と言った株を買ってしまった、証券マンの推奨銘柄に乗っかってしまった、著名投資家がSNSで呟いた銘柄を鵜呑みにしてしまった……。

株の情報は常に変化しています。有利な情報が個人投資家の耳に入る頃には、すでに株価は上がった後ということもあります。飛びついて買ったら大損してしまった、という話はいくらでもあります。
他人の思惑で貧乏に落ちないためにも、自分で判断することを心がけましょう。

まとめ

貧乏になる株式投資の習慣を10個、ご紹介しました。どれか当てはまるものはありましたか? 貧乏になる株式投資の習慣がわかれば、その逆を目指すことで、勝てる投資家への道が開けるでしょう。これを機に貧乏になる株式投資の習慣を見直し、勝てる株式投資の習慣を身につけて、チャレンジしてみて下さい。

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岡田 禎子 「投資は面白い」がモットーなFP日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)

証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴しさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。
TVドラマ「インベスターZ」の脚本協力なども行なっています。

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