26/04/23
ビューカード「スタンダード」と「ゴールド」を徹底比較。それぞれにおすすめの人は?

「ビューカードスタンダードとビューカードゴールドってどう違うの?」
「自分に合っているのはビューカードスタンダード?ビューカードゴールド?」
とお悩みの方もいるでしょう。どちらも、JR東日本を活用しているならばお得に利用できるクレジットカードですが、どちらを選ぶべきかは、その活用の度合いによって変わります。今回は、ビューカードスタンダードとビューカードゴールドの便利な特徴と両者の違い、ビューカードスタンダードとビューカードゴールド、それぞれのカードがおすすめの人を紹介します。
ビューカードスタンダードとビューカードゴールドはどう違う?
ビューカードスタンダード・ビューカードゴールドは、JR東日本グループの株式会社ビューカードが発行するクレジットカードです。
ビューカードスタンダードとビューカードゴールドはいずれもビューカードの「ベーシック・シリーズ」と呼ばれるラインナップのクレジットカード。ビューカードスタンダードが名前どおり基本的なスペックのスタンダードな1枚で、ビューカードゴールドはビューカード スタンダードの上位カードの位置付けのゴールドカードです。
ビューカードにはあらかじめ交通系電子マネーのSuicaやクレジットカードのタッチ決済機能がついています。2025年9月17日からは、スマホからの申し込みで最短5分でカードを発行する即時発行(バーチャルカード)にも対応。「ビューカードアプリ」でカード番号などを確認でき、すぐにモバイルSuicaでのチャージや定期券の購入ができるようになっています。
ビューカードスタンダードもビューカードゴールドも、基本機能は共通しています。
<ビューカードスタンダードとビューカードゴールドの比較>
| ビューカードスタンダード | ビューカードゴールド | |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 524円 | 1万1000円 |
| 国際ブランド | Visa Mastercard JCB | Visa JCB |
| 家族カード | なし | 1枚目無料 2枚目から3300円 |
| 基本還元率 | 0.5% | 0.5% |
| モバイルSuicaチャージ | 1.5% | 1.5% |
| モバイルSuica定期券 | 5% | 6% |
| 新幹線eチケット(チケットレス) | 5% | 10% |
| モバイルSuicaグリーン券 | 5% | 10% |
| 年間100万円利用特典 | なし | 5000ポイント |
| ボーナスポイント | 最大5250ポイント | 最大1万7000ポイント |
| 海外旅行保険 | 利用付帯・最高500万円 | 自動付帯・最高5000万円 |
| 国内旅行保険 | 利用付帯・最高1000万円 | 自動付帯・最高5000万円 |
| ショッピング保険 | なし | 年間最大300万円 |
| 空港ラウンジ | なし | 東京駅・国内主要空港 ・ハワイ |
(株)Money&You作成
ビューカード共通「VIEWプラス」のお得な5つのポイント還元
ビューカードで対象商品・サービスを購入することで、通常よりも多くJRE POINTを貯められる「VIEWプラス」というサービスがあります。ビューカードスタンダードもビューカードゴールドもVIEWプラスの対象。以下のポイント還元が受けられます。
●(1) Suicaにオートチャージで1.5%
Suicaのオートチャージに対応しているクレジットカードはビューカードだけ。オートチャージは、ビューカードを自動改札機にタッチするだけでSuicaへのチャージができる便利なサービスです。Suicaの残額が設定金額以下のときに自動改札機にビューカードスタンダード・ビューカードゴールドをタッチすると、あらかじめ設定した金額がチャージされます。なお、初期設定では「チャージ残額が1000円以下になると3000円がチャージされる」ようになっていますが、変更も可能です。
オートチャージは、首都圏のSuica・PASMOの利用可能エリアや仙台・新潟・青森・盛岡・秋田の各エリアで利用できます。
ビューカードスタンダードでもビューカードゴールドでも、Suicaにオートチャージすると1000円につきJRE POINTが15ポイント貯められます。還元率1.5%というわけです。
●(2)モバイルSuicaへのチャージ・オートチャージで1.5%
ビューカードは、モバイルSuicaと併用することでポイント還元が得られます。モバイルSuicaはスマホにSuicaの機能を搭載できるサービス。アプリでチャージや定期券の購入ができ、スマホで買い物や電車・バスへの乗車ができます。
モバイルSuicaでは、ビューカードスタンダード・ビューカードゴールドを利用したチャージ(手動でのチャージ)・オートチャージを行うと、1000円につき15ポイントのJRE POINTが貯まります。日々の買い物や電車への乗車などをビューカードスタンダード・ビューカードゴールドを使って行うだけで、自然とJRE POINTが貯められます。
●(3)モバイルSuica定期券で5%・6%
モバイルSuica定期券は、スマホのアプリ上で購入できる定期券です。スマホに搭載できるので、改札でスマホをタッチするだけで使えて便利です。
モバイルSuica定期券をビューカードスタンダードで購入すると5%のポイント還元、ビューカードゴールドで購入すると6%のポイント還元が得られます。6万円の定期券を購入した場合、ビューカードスタンダードなら3000ポイント、ビューカードゴールドなら4200ポイントがもらえる計算ですから、大きいですよね。
●(4)モバイルSuicaグリーン券で5%・10%
モバイルSuicaグリーン券は、JR東日本の普通列車グリーン車(自由席)を、モバイルSuicaアプリで事前に購入できるサービス。モバイルSuicaをタッチすることで乗車することができます。モバイルSuicaグリーン券をビューカードスタンダードで購入すると5%、ビューカードゴールドで購入すると10%のポイント還元が得られます。
なお、モバイルSuicaアプリでグリーン券を購入すると、通常料金より260円割引された「Suicaグリーン料金」が適用されるのでさらにお得です。
●(5)新幹線eチケットで5%・10%
JR東日本が運営する新幹線チケットなどの予約サイト「えきねっと」でビューカードを利用した場合(新幹線eチケットでチケットレス乗車をした場合)、ビューカードスタンダードなら5%、ビューカードゴールドなら10%のポイント還元が得られます。
VIEWプラスはビューカードスタンダードでもビューカードゴールドでもお得な特典です。サービスの内容自体はどちらでも同じですが、ビューカードゴールドのほうが高い還元率になっています。
ビューカードゴールドならさらなる特典が得られる
ビューカードゴールドにはさらに、ビューカードスタンダードにはない特典も用意されています。
●(1)ボーナスポイントが多い
ビューカードスタンダードには「ビューサンクスボーナス」という独自のボーナスポイント制度が用意されています。年間(4月〜翌3月)の利用額累計が30万円、70万円、100万円、150万円になるごとに、それぞれ「250ポイント」、「1000ポイント」、「1500ポイント」、「2500ポイント」がボーナスポイントとしてもらえます。
ビューカードゴールドでは、年間(4月〜翌3月)の利用額累計が100万円になったときに「ご利用特典」として5000ポイントがもらえます。さらに、利用額累計が150万円、200万円、250万円、300万円になるごとに3000ポイント(合計1万2000ポイント)がもらえる「ビューゴールドボーナス」もあります。
●(2)「選べる特典」がもらえる
ビューカードゴールドでは、年間(4月〜翌3月)の利用額累計が400万円を超えると「選べる特典」がもらえます。東京近郊の厳選ホテルでの宿泊や食事、2万ポイントのJRE POINT、カタログギフトやラウンジ・買い物の利用券セットといった豪華なプレゼントから1つ選べます。
●(3)駅・空港のラウンジが使える
ビューカードゴールドでは、東京駅にある「ビューゴールドラウンジ」を使うことができます。また、国内の主要空港のラウンジ、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも無料で利用できます。出発までの待ち時間を有意義なものにできるでしょう。
●(4)保険が充実
ビューカードゴールドでは、国内・海外の旅行保険が自動付帯になっており、最大で5000万円の補償が受けられるようになっています。また、ビューカードゴールドで購入したものが購入日より90日以内に偶然の事故によって破損した・盗難にあったという場合に年間最大300万円まで補償が受けられるショッピング保険もついてきます。
ビューカードスタンダードとビューカードゴールド、おすすめの人は?
ビューカードスタンダードの年会費は524円(税込)、ビューカードゴールドの年会費は1万1000円(税込)となっています。それを踏まえて、ビューカードスタンダード・ビューカードゴールドのおすすめの人をそれぞれ考えてみましょう。
【ビューカードスタンダードがおすすめの人】
・Suicaをよく使う人
・電車通勤・通学している人
・Suicaと定期券をひとつにまとめたい人
・JRE POINTをコツコツ貯めたい人
Suicaに月平均3000円以上チャージしている人や、年1万1000円以上のモバイルSuica定期券を購入している人であれば、ビューカードスタンダードがおすすめです。これだけで、年会費を上回るJRE POINTが手に入るからです。
【ビューカードゴールドがおすすめの人】
・年間150万円以上利用する人
・新幹線や特急などをよく利用する人
・東京駅や空港のラウンジを使いたい人
・国内・海外旅行保険を充実させたい人
目安としては、年間150万円以上利用すると通常のポイント・ご利用特典・ビューゴールドボーナスで1万5500円相当のポイントが得られる計算。年会費の元を十分にとることができます。新幹線や特急を利用したり、旅行をしたりする機会が多ければ、元を取る以上の恩恵を受けられるでしょう。
ビューカードスタンダードとビューカードゴールド、自分に合った1枚を選んでぜひ活用してみてくださいね。
※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャルプランナー(AFP)。住宅ローンアドバイザー。教員免許も保有。趣味はランニング。
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