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22/11/05

資産運用・経済

【徹底比較】米国株式インデックスファンドどれを選ぶ?プロが選ぶ最強おすすめ投資信託

【徹底比較】米国株式インデックスファンドどれを選ぶ?プロが選ぶ最強おすすめ投資信託

世界経済の中心、米国に投資する「米国株式インデックスファンド」には、さまざまな商品があります。そのため、投資信託を利用して「米国に投資する」といっても、どの投資信託を選ぶかによってリスク・リターンなどに違いが出てきます。
今回は、米国株式インデックスの違い、ファンドの比較、最終的にはどの投資信託を選ぶべきかを解説します。

米国株式のインデックス(指数)はいろいろある

米国株式インデックスファンドは、米国の株価の値動きを示すインデックス(指数)と連動を目指す投資信託です。米国株式インデックスファンドが値動きの連動を目指す(ベンチマークとする)指標には、次のものがあります。

●主な米国株式のベンチマーク

(株)Money&You作成

主な米国株式のベンチマークには、「CRSP US Total Market Index」「S&P500」「NYダウ」「ナスダック100」などがあります。それぞれ、組み入れている銘柄や株式市場のカバー率、そして年率リターンやリスクが異なります。




表内、赤字にしてあるところが有利と思われるポイントです。
CRSP US Total Market IndexとS&P500のリスク・リターンは、あまり変わらない結果になっていることがわかります。ただ、分散投資を意識するなら、株式市場をほぼ100%カバーしていて、小型株も組み入れているCRSP US Total Market Indexを選んだ方がいいでしょう。

また、年率リターンをみると、ナスダック100が他よりも抜群にいいことがわかります。ナスダック100はリターンが大きく、市場を牽引する成長企業に投資しています。
一方、NYダウはCRSP US Total Market IndexやS&P500とほぼ同程度のリスクをとっているにもかかわらず、リターンが低いことがわかります。このような結果のなかで、あえてNYダウに投資する意義は低いでしょう。

各指標のパフォーマンスの推移をグラフで表すと、次のとおりです。

●各指標のパフォーマンスの推移

(株)Money&You作成

グラフは、2011年2月を100として各指標の値動きを指数化し、2022年10月までの推移をまとめたものです。4つの指標の中で、明らかにナスダック100が急上昇していることがわかります。ただ、急上昇の一方で、下落もそれなりに急になっています。ナスダック100は他の指数よりもハイリスク・ハイリターンなのです。その急上昇を魅力に感じて、レバレッジをかけてナスダック100に投資する「レバナス」と呼ばれる投資信託も流行しました。

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米国株式インデックスファンド、どれを選べばいい?

以上を踏まえて、米国株式インデックスファンドはどれを選べばいいのでしょうか。
ベンチマーク別の代表的なインデックスファンドのなかから、手数料の安い次のものを比較して紹介します。

【CRSP US Total Market Index】
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
【S&P500】
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
【ナスダック100】
・eMAXIS NASDAQ100インデックス

これら5本の投資対象ファンドは、次のようになっています。

●5つの米国株式インデックスファンド比較

(株)Money&You作成

CRSP US Total Market Indexをベンチマークとするファンド2本は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に投資しています。どちらもVTIに投資することで、CRSP US Total Market Indexに連動する成果を目指します。VTIの経費率は0.03%と、非常に安く設定されています。ただ、せっかく経費率の安いETFに投資するのに、投資信託を持っている間にかかる信託報酬は楽天・全米株式インデックス・ファンドのほうが高く設定されています。したがって、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」のほうがいいと考えます。

S&P500をベンチマークとするファンドのうち、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は「S&P500インデックスマザーファンド」、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは「バンガード・S&P500ETF(VOO)」に投資しています。S&P500との連動を目指す点は同じですが、アプローチの仕方が異なっています。もっとも、信託報酬はほとんど同じですから、どちらを選んでも大差はないでしょう。

そして、ナスダック100に投資するeMAXIS NASDAQ100インデックスは「NASDAQ100インデックスマザーファンド」に投資することでナスダック100との連動を目指します。信託報酬は、他の4ファンドと比べると高めになっています。

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さらに、これら5つの米国株式インデックスファンドを詳細に比較してみましょう。

●5つの米国株式インデックスファンドの詳細比較

(株)Money&You作成

表は5つの米国株式インデックスファンドの信託報酬・純資産総額・年率リターン・トラッキングエラー・シャープレシオ・販売会社数を比較したものです。
トラッキングエラーはベンチマークへの連動性を見る指標で、数値が低いほどきちんと連動していることを表します。
シャープレシオはリスクに見合った利益を得られているか数値化したもの。数値が高いほど、同程度のリスクに対してより高いリターンを得ていると評価できます。
リターンなどの表記がないものは設定日が浅いためです。

CRSP US Total Market Indexをベンチマークとする楽天・全米株式インデックス・ファンドは販売会社も多く投資しやすいのですが、信託報酬の面ではSBI・V・全米株式インデックス・ファンドに軍配があがります。

S&P500をベンチマークとするファンドは、どちらを選んでもあまり変わらないので、気軽に選んで問題ないでしょう。ただ、eMAXIS Slimシリーズには受益者還元型信託報酬の仕組みがあります。受益者還元型信託報酬とは、ファンドの純資産総額が増えるごとに信託報酬が少しずつ下がっていく仕組み。ですから、純資産総額が増えれば増えるほど有利になっていきます。

そしてナスダック100は指数自体の魅力は高いのですが、肝心のナスダック100をベンチマークとする投資信託の信託報酬はやや高くなっています。eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬は、ナスダック100に投資する投資信託のなかでは最安水準ではありますが、それでもコストが気になる方は、ETFの「インベスコ・QQQ 信託シリーズ1(QQQ)」に投資すれば、経費率は0.2%で済みます。
eMAXIS Slimシリーズでナスダック100をベンチマークとする手数料の安いファンドが今後出ることを期待したいところです。

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結論:米国株式インデックスファンドを買うならこの2本

「CRSP US Total Market Index」と「S&P500」のリスク・リターンは大差がないので気軽に選んでも問題ないでしょう。分散投資を意識するなら「CRSP US Total Market Index」のほうが多くの資産に分散投資できます。「ナスダック100」は市場を牽引する成長企業に投資できる点は魅力的です。高いリターンが期待できますが、一方でリスクも高いので注意が必要です。

CRSP US Total Market Indexをベンチマークとするファンドは、信託報酬の安いSBI・V・全米株式インデックス・ファンドを選んだ方が得でしょう。
S&P500をベンチマークとするファンドは、どちらを選んでもあまり変わらないので、気軽に選んで問題ありません。ただ、eMAXIS Slimシリーズには受益者還元型信託報酬の仕組みがあるため、純資産総額が増えれば増えるほど手数料が下がる分だけ有利です。
ナスダック100の投資信託は、信託報酬がやや高いのが気になります。ETF「QQQ」を利用すれば、ナスダック100にコストを押さえて投資できます。新たな低コストファンド登場にも期待したいところです。

以上を踏まえると、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」と「eMAXIS NASDAQ100
インデックス」の2本に投資するのが落ち着きどころではないかと考えます。
ご紹介したように、CRSP US Total Market IndexとS&P500は似ているので、両方投資する必要はありません。どちらか片方でいいでしょう。すでにS&P500のファンドに投資をしている人はそのまま継続していただき、パフォーマンスの面からナスダック100連動の投資信託またはETFを検討するのがいいでしょう。ぜひ投資行動に生かしていただければと思います。

今回の記事は動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。

頼藤 太希 (株)Money&You代表取締役/経済ジャーナリスト

中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、アメリカンファミリー生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に6年間従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営。資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『はじめてのお金の基本』(成美堂)、『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂)など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。twitter→@yorifujitaiki

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