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17/11/09

資産運用・経済

100年時代を生き抜くには、「地球まるごと」投資が必須

© Money&You Inc.

11月4日(土)、株式会社Money&You主催セミナーが都内某所で開かれました。 本セミナーは、2006年にセゾン投信を創業し、今なお第一線でご活躍されているセゾン投信社長の中野晴啓氏が招かれ、女性の働き方やお金の育て方について話がありました。

第1部は中野社長のミニ講演、第2部は株式会社Money&You取締役の高山一恵氏を交えて参加者参加型のトークセッションでした。
今回は、第2部のトークセッションの内容をメインにレポートします。


第1部はこちら

これからの日本人女性の働き方

© Money&You Inc.

高山「今回のイベントの大きなテーマとして、『働き方』があります。男性目線の女性の働き方について、中野社長にお話しいただけますでしょうか」

中野「『労働参加率』という言葉があります。働くことに参加している人口のことです。日本の総人口は減っているのに対して、不思議なことに労働人口は増えています。これが意味するのは、仕事は男性がするもの、というこれまでの固定観念が崩れ、活躍する女性の数が増えているということです。僕たちは今、大きな社会転換の渦の中にいます。女性活躍の場はこれから劇的に増えていくと思います。女性も男性も同じ土俵、つまり同じ職場同じ職種を務めることができますから、『真に努力をする人」だけが、プロフェッショナルの社会で生き残るのだと思います」

高山「私は5歳の息子がいるのですが、出産を機に働くモチベーションが落ちる人って多くいるのかなと思います。女性はワークライフバランスを考えないといけないライフイベントが多いですよね」

中野「『育児休暇制度』は大変良い制度ですが、人事部からしたら悪用と捉えかねないケースもあるので注意が必要です。『育児中は社会から退場してもいい』と思い込んでしまうと、育児が終わった時に困ることがあります。よくよく考えて判断して欲しいです」

高山「みなさんの中で働き方について質問してみたい、という方はいますか?」

参加者「私は、会社で採用担当をしています。募集をかけるとき、応募者の年齢を伏せることが法律で決まっているので、実際に面接にいらっしゃるのは20代から60代まで様々です。でも、採用において年齢ってやはり気にしちゃうんですよね。100年時代と言われていますが、中野社長はどう思われますか。」

中野「僕も社長という立場上、採用活動も行っていますので、おっしゃる気持ちはわかります。僕の会社では『定年退職』という制度はなくしています。求められる能力が発揮できるのであれば給料だって減らしません。求められているスキルは業種によってさまざまですが、ちなみに、金融業界で不足しているのはコンプライアンス(コンプラ)です。コンプラは、経験値がものをいう仕事なんです。コンプラの専門職になれば死ぬまで職に困らないでしょうね」

人生を楽しむための自分磨きは欠かせない

© Money&You Inc.

高山「そういえば、最近老人ホームの人と話す機会があって、彼らがいくつになっても恋愛しているという話を聞きます。人生100年時代ですからね。二人でディズニーランドに行くなんて頻繁にあるみたいですよ。長く生きるために、人生を楽しむための自己投資は大切ですよね。」

中野「それぞれが自分に合った自己投資してみるというのは良いですね。」

日経平均株価が高騰! 売り時はいつですか?

© Money&You Inc.

参加者「このごろ日経平均株価(日経平均)が高騰していますが、こういう時に考えるのが、『売り時』です。投資信託の売り時がわからず困っています。どうしたらいいんでしょう。」

中野「個別取引に対する言及は控えますが、今、日経平均は上がりすぎたといって、日本の投資家は売っています。日本人が売っているのに、日経平均は上がり続けています。つまり、買う人がいるんです。では誰が買っているのかというと、外国人です。株で利益を上げるのはいつも外国人です。日本人が売っている現状を見て、ご自身はどう動くか?よく考えてみてください」

中野「ちなみに僕の判断基準は、過去の価格基準じゃなくて、今の価値が正しい価格に反映されているかどうかです。過去20年間のデータを見ていて、今後日本市場が大きくなると思えない。つまり、日経225なんて買う気にならない。正直なところね(笑)。成長しそうなところに投資するのがいいと思います」

参加者「同じような質問なのですが、スイッチングはした方が良いのでしょうか?」

中野「保有している投資信託を買い換えるか、ということですね。まず、自分が持っているものに対して、今後も成長し続けると確信をもっているなら持ち続けるべきです。投資信託の長期投資はずっとお付き合いすることが前提なんです。だから最初の選ぶときが肝心です」

NISAに非課税期間が終わる前に、利益を確定した方が良い?

© Money&You Inc.

参加者「NISAについて質問です。非課税期間が終わる前に、利益を確定するために売った方が良いでしょうか?」

中野「NISAなら、非課税期間5年、つみたてNISAなら20年ですが、非課税期間が終わる前に焦って売る必要ありませんよ。NISA期間中に儲かった分はずっと非課税なんですよ。NISAが終わった時の価格が、課税口座へ移管する際の取得価格になるからです。その取得価格から儲かった分は課税されますけどね。だからNISAは長期保有したい人も使うべきなんです」

セゾン投資を選ぶメリットを教えてください

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参加者「セゾン投信を選ぶメリットを教えてください。」

中野「僕がいうと我田引水になってしまうからな(笑)」

高山「中野さんが推奨している国際分散投資は本当にいいですよ。つまり、バランス型ファンドです。でもその際、信託報酬が高いところはやっぱり避けたほうがいいですけどね」

中野「つみたてNISAの場合は金額が小さいですから、まずやってみたらいいんですよ。自分で世界全体を組み合わせて『地球まるごと投資』するのは厳しいと思います。選ぶときにはやっぱりパッケージになっているものがいいんじゃないでしょうか。その中の選択肢として投資信託があります。投資信託の運用はプロの仕事ですから、ご自身でやられるより安定感が違います。国際分散投資を対象にするというのは鉄則です」


以上、「100年を生きる時代の『働き方』と『お金の育て方』」の講演内容をお届けしました。
中野社長、高山一恵氏、参加者を交えたクロストークは、大変有意義な時間となりました。トークセッションの後は、全員で懇親会を行い、まさに女子会のノリで会場の時間ギリギリまで、大盛況でした。


前回はこちら

Profile wadahonami

和田 歩波 某フィンテック企業社員

1994年生まれの大学4年生。六本木のブロックチェーンシェアハウス在住。大学3年時に証券会社より複数内定をもらうも辞退して休学。「幸せなお金について考えるチャンスがある社会」を目標に掲げ、個人活動をしている。現在、某フィンテック企業の社員として日々奮闘中。

M 410

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