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17/10/31

資産運用・経済

「応援したい」をお金に託す!クラウドファンディングとは

クラウドファンディングという言葉を知っていますか?
聞いたことはあるけれど、実際のところ何かよくわからない……。
そんなみなさんのために、今回は、クラウドファンディングの全体像と日本で人気のサービスをご説明します。

クラウドファンディングとは

「クラウドファンディング」とは、クラウド(不特定多数の人)とファンディング(資金調達)を組み合わせた造語で、インターネットを使って不特定多数の人から資金を調達できる仕組みのことを指します。

クラウドファンディングによって、資金調達のハードルが大幅に下がりました。というのも、銀行に融資を受けたり、資産家から投資を受けたりするためには、やりたいプロジェクトが高確率でお金として還元される必要があるからです。しかしクラウドファンディングは、必要な資金を複数の人から分散して調達する上に、支援金額に応じた返礼を自分で設定することができます。プロジェクトのアイデアさえあれば、誰でも簡単に資金を調達するチャンスを提供している仕組みがクラウドファンディングなのです。

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは、プロジェクトの内容に応じて支援者に返礼する方法が主に3種類あります。

●寄付型

返礼品:お礼メッセージ、支援者として名前の記載
実利になる返礼を求めないのが寄付型です。NPOによる途上国支援や社会課題の解決など、彼らが自分たちのホームページで寄付を募っている仕組みと似ています。クラウドファンディングすることで、彼らの想いを多くの人に伝えることができ、より多額の支援を募ることが可能になりました。支援者にとっては、支援金の使途が透明化されることで、より安心して支援することができます。

●購入型

返礼品:金銭以外のサービスや商品
いわゆる先行販売にあたるのが購入型です。例えば、多機能のカバンや個性的な宿泊施設など、プロジェクトが実行された後に商品もしくはサービスとして売れるものに対して、割安で手に入れることができる、もしくは割安で利用できる権利を与えます。支援者にとっては、自分の欲しいものが安く購入することができます。

●金融型

返礼品:配当金などの金銭
支援金を運用して金銭の利益を求めるのが金融型です。大きな資金が必要とされる融資や投資を、大衆からお金を集めることで誰でも少額から始めることができるようになりました。ただし日本では法規制があり中々普及していないのが現状です。

筆者が独断でクラウドファンディングを3つ紹介

クラウドファンディングは、上記で紹介した種類によってそれぞれ適切なプラットフォームがあります。今回はその中から厳選して3つご紹介します。


●CAMPFIRE

画像:クラウドファンディング - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

日本最大級のクラウドファンディングサイトです。2017年10月31日現在、総額35億円を集めています。これまでに発足されたプロジェクトは9000件以上、支援者は33万人を超えます。他社と比べて手数料が安い(調達額の8%)ため人気を集めています。スポットではなく継続的に支援する仕組みづくりや、成功したプロジェクトに対して融資サービスを提供するなど新しい取り組みを次々に行なっています。購入型のプロジェクトがメインです。


●Readyfor

画像:クラウドファンディング - Readyfor(レディーフォー)

日本初のクラウドファンディングサイトです。運営のサポートが手厚く、プロジェクト実行者の年齢層が幅広いことが特徴です。これまでに多様なプロジェクト発足されていますが、特に社会課題を解決するNPOや自治体に強く、他のサイトと比べて寄付型が多くなっています。


●FAAVO

画像:地域 × クラウドファンディング | FAAVO(ファーボ)

地域を盛り上げることに特化したクラウドファンディングサイトです。プロジェクトの条件として、「地方創生」につながることが必須です。このようなコンセプトが明確なクラウドファンディングサイトが近年増加しています。購入型のプロジェクトがメインです。

おまけ フレンドファンディングアプリ「Polca」

画像:polca(ポルカ)- フレンドファンディングアプリ

筆者は以前、Polcaというクラウドファンディングのサービスを使って企画したことがあります。こちらはURLを知っている人しか支援できない、クローズドかつより小規模な資金調達に適しています。実際にプロジェクトを作ってみて、支援してくれた人に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、プロジェクト作成にかかった時間はわずか15分程度であり、「気軽に誰でも資金調達できる」ことを実感しました。

画像:筆者提供

クラウドファンディングについてご理解いただけましたでしょうか。
一つ一つのプロジェクトには実行者の想いが詰まっています。クラウドファンディングのサイトを眺めているだけ新しい発見があること間違いなしです。
みなさんもぜひ、お気に入りを見つけて応援してみてください。

和田 歩波 某フィンテック企業社員

1994年生まれ。六本木のブロックチェーンシェアハウス在住。大学3年時に証券会社より複数内定をもらうも辞退して休学。「幸せなお金について考えるチャンスがある社会」を目標に掲げ、個人活動をしている。現在、某フィンテック企業の社員として日々奮闘中。

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