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17/09/27

キャリア

起業家支援コンサルタントが勧める! キャリアシフトとは

結婚、出産などのライフイベントがあっても立ち止まらず進むことの出来る働き方。その働き方を見つけ、実行するためのキーワードは「キャリアシフト」です。この考え方を知っているかいないかが、その後の人生を大きく左右することになるのです。今回は、女性を中心とする起業家の支援活動をしている筆者がキャリアシフトについてお伝えします。

ライフイベントと上手く付き合いながら働く「キャリアシフト」

女性の働き方は、結婚や、出産、親の介護などライフプランによって突然中断しなければならないときがあります。もし、突然そんなことがあっても立ち止まらず進んでいくことのできるキャリアを考えている人は少ないようです。しかし、女性はとくにライフプランからキャリアを考えることが大事なのです。

ライフイベントと上手く付き合いながら働くキーワードは「キャリアシフト」。
キャリアシフトとは、一つのキャリアを一本道で極めるのではなく、同時に複数のキャリアを築きながら、本当に自分にあったキャリアに徐々にシフトしていくことです。

例えば会社員をしながら、退社後の時間や、土日を使ってはじめは小さな規模からでも価値を世の中に提供していくことを始めることです。いきなり会社を辞めて何かを始めるのではなく、「今できること」「今やりたいこと」から未来の働き方を作り始めることです。

最近増えているのは、平日昼間は会社員、夜と土日は「コーチ」として個人セッションなどをする人です。ビジネス的に言えば、セッションだけでは大きな収入にはなりませんが、自分の経験と実績にはなります。一つのキャリアだけでなく、複数のキャリアを持っている人が増えているのです。

「キャリアチェンジ」と「キャリアシフト」の違い

これまで30人程起業する人の支援をしてきた中で、途中で諦めてしまった人には共通点がありました。それは、先に会社を辞めてしまっていたことです。

先日も、年収約400万円で40代の女性が、勤続15年で会社を辞めて、美容関係の仕事をしたいと私に相談がありました。
辞めてしまうと、一からビジネスを作るにはそれなりに時間がかかるため、その間の生活を考えなければなりません。開業するにあたり、在庫を抱えることもなく、場所の確保など必要のないビジネスだったので、自己資金もほとんど用意せず始めるつもりだったようです。ビジネス自体にはそれほど資金はかからなくても、運転資金は必要です。

例えば今まであった収入がなくなるのですから、生活していくためのお金も運転資金と考えます。貯金があるからと安心していてはあっという間に貯金が減ってしまいます。会社を辞める前に準備していたとしても、軌道に乗るまでの半年分くらいの生活費は、経験上、確保しておく必要があると思います。
自分の生活基盤が整っていないと、途中で諦めてしまうことになるので、今からできることを少しずつ始めておくことをオススメしています。

副業ではなく複業という選択肢を

本業の他に仕事をすることは「副業」と思われがちですが、キャリアシフトの場合は、どちらも大切な仕事なので「副業」とは言いません。発音は同じですが、「複業」と呼びます。収入の占める割合には大小があるかもしれませんが、少しずつ、自分のやりたいこと、ビジネスの比率を増やして行けばいいのです。収入源は一つではなくてはいけないということはないです。

タイミングは人それぞれでOK

キャリアシフトするタイミングは人ぞれぞれです。すぐにでも起業したい人もいれば、1年後にと考えている人もいるでしょう。また、定年退職後に何か始めたいと思っている方もいることでしょう。準備を始めるのは、いつからでも良いですし、準備をするのに早すぎるということはありません。反対に、準備をしていなければタイミングを逃してしまうかもしれないのです。そのための準備期間として「複業」の時期が必要だと思います。

稼ぎ力をアップする道を考えよう

女性の相談で「もっとお給料が増えたらいいのに」「ボーナスが増えたらいいのに」という言葉をよく聞きます。たしかに、今より収入が増えたらいいですよね。でも、会社員で働く以上自分だけの収入が増えるということはありえません。「お給料が上がらない」と嘆くよりも「自分で稼ぐ」道をみつける方が簡単かもしれませんよ。
気づいた人から始めている「キャリアシフト」。ライフプラン+キャリアプランを同時に考えてみましょう。



黒須 かおり ファイナンシャルプランナー(CFP)

女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識など幅広い資金計画とライフプランのアドバイスを手がけている。金融機関にて資産形成のアドバイザーとしても活動中。FP Cafe登録パートナー

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