22/07/21
退職後の健康保険ベストな選択は?定年退職後の健康保険の正解は?【Money&You TV】
退職後の健康保険ベストな選択は?定年退職後の健康保険の正解は?
会社を退職すると、その会社の健康保険から脱退することになります。でも、日本は「国民皆保険」なので、すべての国民が何らかの健康保険に加入するため、退職後も健康保険に加入しなければなりません。
退職後の健康保険の選択肢には、次の4つがあります。
①転職・再雇用・再就職先の健康保険に加入する
保険料は会社と折半して支払います。また、給与が下がった場合にはその分、健康保険料も下がります。
②家族の健康保険に入る
健康保険に加入している家族に扶養してもらう場合は、その家族の会社での手続きが必要で、退職日から5日以内に申請しなければなりません。
③任意継続する
退職する前の会社の健康保険に引き続き加入できる制度です。任意継続では、会社が負担していた保険料も自分で支払う必要があるため、保険料負担は増加しますが、国民健康保険よりも保険料を抑えられる場合があります。
任意継続できるのは退職後2年間のみ。退職の翌日から20日以内に手続きすることが条件。任意継続では家族を扶養に入れることができるため、保険料が安くなる場合があります。
④国民健康保険に加入する
上記の保険に加入しない場合は、自営業者やフリーランス同様、国民健康保険に加入します。保険料は前年の所得で決まるため、退職してすぐに国民健康保険に加入すると、保険料が高くなってしまう可能性があります。
自営業者やフリーランスの場合、国民健康保険組合に加入するという選択肢もあります。
今回は、退職後の健康保険ベストな選択や、定年退職後の健康保険の正解について動画で解説しています。
出演:頼藤 太希(よりふじ・たいき)、高山 一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:宮田 翔吾)
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