24/09/21
【四季報2024年4集秋号】業績好調&高配当株5銘柄【厳選スクリーニング】
【四季報2024年4集秋号】業績好調&高配当株5銘柄
日本の上場企業数は約4000社です。その中から、少しでも損する可能性を減らし、値上がりを目指すには好業績株を掴むのが大切です。
高配当株、連続増配株、累進配当株は、暴落中や下落相場でも、安定的に配当金を出す(増配・維持)傾向があるので、値下がり局面になると投資家からの需要が大きくなります。相場全体の下落に強く、また下落から一足早く抜け出す傾向にあります。
下落相場においても、定期的に配当金をもらうことができれば、回復を待ちやすいですね。
そんな業績好調でありながら、高配当銘柄を見つけるのに便利なのが、個人投資家のバイブルと言われる「会社四季報」です。
この会社四季報を用いたスクリーニングは誰もができる再現性を備えています。
会社四季報スクリーニングのポイントは3つ。
1つ目は、記事欄の【見出し】です。業績好調を示す強い見出しを探しましょう。【絶好調】【最高益】【連続最高益】【高水準】【大幅拡大】などの見出しは、その企業の好調ぶりを示します。【独自増額】は、記者が取材の結果、「会社計画は保守的すぎる」と判断し独自に予想を引き上げたことを指します。四季報担当者が考え抜いた、ポジティブな見出しには注目です。
2つ目は、業績欄です。業績欄のチェックは「売上高」と「営業利益」だけでもOK。過去3〜5期と予測2期分の「売上高」と「営業利益」が両方とも右肩上がりになっている企業をチェックします。営業利益だけ伸びている場合は、経費削減による効果で今後も成長するというサインではありません。
3つ目は、業績予想の修正欄です。今号の四季報営業利益予想と前号の予想を比べて「矢印」が記載されていますが、「大幅増額:30%以上の増額」または「増額:5%〜30%未満の増額」の企業をチェックします。
高配当株銘柄に投資する際は、上記に加えて「1株当たり利益(EPS)や1株あたり配当が年々増加しているかどうか」「借金が少ないかどうか」「不況に強い業種かどうか」をチェックすると良いでしょう。
今回は、マネーコンサルタントで個人投資家である頼藤太希が四季報2024年4集秋号からスクリーニングした5銘柄を紹介します。
出演:頼藤太希(よりふじ・たいき)、高山一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:畠山憲一)
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