22/08/20
楽天証券で日経新聞をタダ読み!? 年5万円得するスマホでの読み方を徹底解説
ネット証券大手の楽天証券には、他の証券会社にはない嬉しいサービスがあります。それは、タダで日経新聞(日本経済新聞)が読めるサービス。楽天証券に口座開設することで、本来は有料の日経新聞のニュースを誰でも無料で見ることができるのです。
今回は、楽天証券で日経新聞をタダ読みする方法をご紹介。スマホで日経新聞を読むようにすれば、年5万円はお得にできますよ!
楽天証券版の「日経テレコン」が使える!
楽天証券では、楽天証券に口座開設した人に対して「日経テレコン(楽天証券版)」を提供しています。日経テレコンは、日本最大級の会員制ビジネスデータベースサービス。過去40年分の新聞・雑誌記事や国内外の企業・キーパーソンなどを網羅しています。
日経テレコン(楽天証券版)は、楽天証券の利用者が投資をするときの情報収集のために、楽天証券が提供している日経テレコンです。機能は一部制限されていますが、楽天証券に口座開設をすれば誰でも無料で見ることができます。
日経テレコン(楽天証券版)では、以下の記事を無料で読むことができます。
●日経テレコン(楽天証券版)で読める記事
【ニュース】
・日経速報ニュース
【きょうの新聞・記事検索】
・日本経済新聞朝刊
・日本経済新聞夕刊
・日経産業新聞
・日経MJ(流通新聞)
・日経地方経済面
【記事検索】
・日経プラスワン
日経テレコン(楽天証券版)には、大きく分けてニュース・きょうの新聞・記事検索の3つのメニューがあります。
【ニュース】では、日経速報ニュースを閲覧可能。マーケットの動向をはじめとするさまざまな情報が刻々と更新されていきます。おおよそ1週間前の日経速報ニュースまでさかのぼって閲覧できます。
【きょうの新聞】では、日経新聞の朝刊・夕刊はもちろん、日経産業新聞、日経MJ、日経地方経済面の過去3日分の記事を読むことができます。
本来、日経新聞は「朝・夕刊セット版」で月額4,900円(税込)、日経電子版で月額4,277円(税込)です。朝・夕刊セット版を1年間購読したら58,800円ですが、日経テレコン(楽天証券版)を利用すればタダで読めるのですから、年58,800円の得ができます。さらに、日経産業新聞、日経MJ、日経地方経済面の記事ももちろん無料ですから、人によってはそれ以上にお得にできる、というわけです。
そして【記事検索】では、【きょうの新聞】の5紙と日経プラスワン・日経速報ニュースの記事の検索ができます。1年前の記事まで検索可能で、もちろん記事を読むこともできます。
日経テレコン(楽天証券版)を使ってみよう
日経テレコン(楽天証券版)を利用するには、楽天証券に口座開設を行い、日経テレコン(楽天証券版)を使うためのアプリを用意する必要があります。
楽天証券への口座開設は無料でできます。スマホで本人確認する場合、楽天証券のウェブサイトにある口座開設ページから口座開設を申し込み、指示にしたがって本人確認書類と顔写真を撮影。必要事項を入力すれば、翌営業日以降にログインIDが発行されます。
また、日経テレコン(楽天証券版)が利用できるアプリは
【スマホ・タブレットの場合】
・iSPEED(iPhone版・Android版)
【パソコンの場合】
・マーケットスピードII
・マーケットスピード
・マーケットスピード for Mac
となっています。楽天証券のウェブサイトやApp Store・Google Playでダウンロードし、スマホ・パソコンにインストールしておきましょう。
なお、以下はiSPEED(iPhone版)を例に紹介していきます。
●日経テレコン(楽天証券版)を起動する
iSPEEDを起動し、ログインIDとパスワードを入力します。続けて、画面上部の「Market Today」→「日経テレコン(楽天証券版)」と選択。許諾条項を読んで「同意する」を選択すると、日経テレコン(楽天証券版)が起動します。
●【ニュース】を見る
初期状態では「日経速報ニュース」が表示されています。記事を選択すると、その記事の内容が表示されます。また、日経速報ニュースを検索したり、表示するニュースの分野を変更したりできます。
●【きょうの新聞】を見る
画面右上の三本線のボタンを選択し、「きょうの新聞」を選択します。日付・読みたい新聞名を決めて、表示された記事を選択すれば、該当の記事を読むことができます。なお、「PDF有」とある記事については、記事末にある記事の切り抜き画像のボタンを選択すると、新聞と同様のレイアウトで読むことができます。
●【記事検索】を利用する
【きょうの新聞】と同様、画面右上の三本線のボタンから「記事検索」を選択すると、記事検索の画面が表示されます。検索したい言葉・期間・検索したい媒体を入力して「検索」を選択すると、該当する記事が一覧で表示されます。記事を選択すると、内容が確認できます。
日経テレコン(楽天証券版)には不便な面も…
日経テレコン(楽天証券版)を利用して、スマホで日経新聞を読む方法を説明してきました。楽天証券のアプリは、手元のスマホで日経新聞がタダ読みできるのでとてもお得で便利です。しかし、日経テレコン(楽天証券版)には少々不便な面もあるのは事実です。
・実際の紙面と表示が違って見にくい記事がある
新聞は基本的に縦書きですが、日経テレコン(楽天証券版)は横書きです。また、図版や画像などは記事の最後にまとめて表示されます。記事によっては見にくいものがある場合もあります。
・利用できない時間帯がある
日経テレコン(楽天証券版)の利用時間は月曜〜土曜・祝日の6時〜翌5時と、日曜の6時〜15時となっています。朝の5時台と日曜の15時〜翌6時までは利用できません。
楽天証券の日経テレコンはとってもお得!
楽天証券では、口座開設することで日経新聞をタダで読むことができる「日経テレコン」のサービスがあることを紹介してきました。確かに、多少不便な点もあるのですが、日経新聞の朝刊と夕刊をはじめ、さまざまな専門紙の記事やニュース速報をチェック・検索することができることを考えれば、とってもお得なサービスといえるでしょう。
日経テレコン(楽天証券版)は楽天証券に口座を開設するだけでタダで利用可能ですので、これを機に、ぜひ口座開設して活用してみてくださいね。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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