19/03/05
投資の達人は恋愛の達人。恋にも役立つ投資格言5選
昔から株式投資と恋愛は似ているといわれています。
それなら、株式投資の賢人たちが残した「投資格言」を恋愛に役立ててみるのもいいかもしれません。恋愛でも役立つ投資格言5つを選んでみました。
恋に役立つ投資格言その1:「人のいく裏に道あり 花の山」
株式相場の格言では代表的な言葉の一つ。
綺麗な花を求めて山に行くのなら、誰も行かない裏道を行ったほうが良いー。投資の世界では、誰も注目していない銘柄にこそお宝が埋もれている、という意味で使われます。
恋愛の場合、出世街道まっしぐらの営業マンより、財務部の片隅でマジメに頑張っているメガネ男子こそ将来有望だったりします。真摯に相談に乗ってくれたり、知的なセリフにうっとりしたり、レンズ越しの瞳にキュンとさせられたり、彼なりの恋愛ストーリーを夢見させてくれます。
実は先の格言には続きがあります。「いずれを行くも 散らぬ間にいけ」。
彼がメガネを外すとイケメン! とみんなが騒ぎ出す頃には、もう「私のもの」にしておかなくては。株式投資の醍醐味はここにあるのですから。
恋に役立つ投資格言その2:「すべてのカエルが王子様に変身するわけではない」
勢いのある銘柄すべてが大きく株価が上昇するわけではない、という意味で使われます。
恋愛において、モテ期は突然やってきます。出来るイケメン男、オレオレ系の同級生、真っ直ぐな年下男子、に告白されて、「選べないどうしよう〜」と悩んでいる間に恋のチャンスは逃げてしまいます。自分だけの王子様を選ぶには、どんな彼(銘柄)と一緒にいると自分は幸せなのか? 普段の生活からしっかり見極めておくことが重要なのです。
恋に役立つ投資格言その3:「買うよし 売るよし 休むよし」
儲かればもっと儲けよう、損をすれば今度は取り返そう、と欲にまかせて売買を繰り返すと必ず敗れる、一度冷静になって休むことも大切だ、という意味です。
恋愛において、お付き合いが始まると、ついドラマのような恋を求めてしまい「毎日好きと言って」「何かプレゼント欲しい」「毎週どこかへ連れて行って」と理想の彼氏を押し付けて関係がギクシャクしてしまうことも。 そんな時は一旦恋を休んでみることが大切。ありのままの彼を見つめ直すことで(投資家として)次に何をすれば良いのかが見えてきます。
恋に役立つ投資格言その4:「見切り千金」
損することが間違いない場合、見切ることで大損が避けられるなら千金の価値があるという意味です。投資の世界では、買った株が値下がりした場合、いったん見切って売却することで損失を確定させて大損を回避することを指します。
恋愛では、彼といても自分は幸せになれない、と心底分かっていても、ズルズルと関係を続けてしまう場合があります。でもそれは彼にとって都合の良い女なだけなのかも。勇気を持って「見切り千金」と口に出してみて下さい。潔く別れを決断することでまた新しい出会いが待っています。
恋に役立つ投資格言その5:「もうはまだなり まだはもうなり」
株式相場の変動には天井や底といわれる節目があります。しかし節目は後でわかることで、リアルタイムで株式相場に向き合っていると「もう底」と思っても、さらに一段底があったりします。自分で勝手に「底」と決めずに柔軟に対応すべし、という意味です。
恋愛では、最近彼からの連絡がない、毎日メールを送ってもスルー気味、デートのお誘いはいつも私から、最初の猛烈アタックはどこへいったの? もうダメなのかも……、と頭の中でグルグル考えてしまい、疲れ切ってしまうことがあります。
彼はただ仕事が忙しいだけなのかもしれません。微妙な二人(相場)の変化に対して、自分だけの勝手な解釈をして「私のこともう好きじゃないの? 」と彼を追い詰めてしまうと最悪の事態を招くことも。
むしろ連絡を取らずに冷静に距離を置き、「もう」は「まだ」なり、「まだ」は「もう」なりと、二人の関係を捉え直すことで、より深い絆を築くことができるのです。
投資の達人は恋愛の達人、大人の女は賢く「投資格言」を生かして、恋もお金も上手に手に入れてしまいましょう。
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岡田 禎子 「投資は面白い」がモットーなFP日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴しさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。
TVドラマ「インベスターZ」の脚本協力なども行なっています。
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