21/10/19
「住宅ローン減税とふるさと納税の併用は損」は本当か【Money&You TV】
「住宅ローン減税とふるさと納税の併用は損」は本当か
●住宅ローン減税(住宅ローン控除)とは
毎年の住宅ローン残高の1%を10年間所得税から直接控除できる制度です。
所得税で控除しきれない分は住民税からも控除(上限額:前年度課税所得×7%[最高13万6500円])できます。ただし、最大控除額が決まっており、4000万円×1%×10年=400万円となっています。なお、消費税10%の住宅を取得し、2022年12月までに居住開始した場合は、11〜13年目も消費増税を緩和するための措置が取られていて、11〜13年目の3年間最大で80万円控除できるようになっています。
●ふるさと納税とは
ふるさと納税は、自分で選んだ自治体に寄付して手続きすると、2000円を超える金額について、所得税や住民税から控除できる制度です。
自己負担2000円で済む寄付金額上限は本人の年収や家族構成によって変わります。多くの自治体では、ふるさと納税の感謝の気持ちとして、寄付した額に応じたお礼の品(返礼品)を用意しています。
さて、今回は住宅ローン減税中に、ふるさと納税をすると節税金額で損をするのかを検証・解説しています。損をするならいくら?損をしたくない場合はどうすれば良いのでしょうか。
出演:頼藤 太希(よりふじ・たいき)、高山 一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:宮田 翔吾)
【Money&You TV】配信記事
全バックナンバーはこちら
・#98「年収750万円と1500万円、将来もらえる年金額が変わらない理由」
・#99「【四季報2021年秋号】爆上がり期待の好業績株7銘柄」
・#100「【お金超入門】そのままやるだけ!お金が貯まる人の「貯まる仕組み」」
・#101「暴落が起きる前にやっておくべきこと、暴落後でも続けるべきこと」
・#102「「住宅ローン減税とふるさと納税の併用は損」は本当か」
【関連記事もチェック】
・住宅ローン減税とiDeCoを併用した場合、「iDeCoの節税効果はない」は本当か
・住宅ローンは退職金で一括返済するのは正解か
・年収500万円・1000万円・1500万円の共働き夫婦、無理のない住宅ローンの返済額はいくらが妥当か
・住宅ローンの金利引き上げへ 今後はどうなる?どうする?
・住宅ローン控除の「1%減税」、2022年度税制改正で見直し? 不利になる人続出か
Money&You マネーアンドユー
株式会社Money&Youは、「お金と向き合う。」を サポートし日本を元気にする!を理念に、書籍、各種メディア、講演、相談など様々なチャネルを通して、個人がお金の知性を高めるサポートに注力している会社。女性向けお金の総合相談サイト「FP Cafe」、女性向けマネーメディア「Mocha」、動画コンテンツ「Money&YouTV」、Podcast番組「マネラジ。」などを運営。金融に特化したコンテンツの企画、制作、デザイン、コーディング、執筆、分析、アドバイザリーなどを行っている。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう