18/10/10
お金も幸せも分けると増えていく!「因果応報」の法則
私たちは、幸せを手に入れると、それを失う不安から、分配を恐れ、かたくなに守りに入ってしまう場合があります。
でも、実際に幸せって、分けると減ってしまうものなのでしょうか。
サマディマスターである、仏陀やヒマラヤ聖者の言葉に、「幸せは回りの人と分かち合いなさい」と言う内容があり、そこには単に「いい人」を演出するためでも「自己犠牲の精神を説いたもの」でもない、とても深い意味と、素晴らしい仕組みが秘められています。
「因果応報」という言葉の真の意味
因果応報、というと、何やら怖いことのように思うのが現代の私たちの感覚です。「あなたがやった悪事は自分に返ってきますよ」という意味で、よく使われます。
でも、この言葉は実は、悪事のための言葉ではなく、すべての行為や思いに対して働く【この世界の宇宙の法則】について説明されている言葉です。私たちの行いは、良いと思われることも悪いと思われることも、どちらでもないようなことも、ほんの小さなことまで全てが、この「因果応報」の法則の中にあります。
「因」は原因のこと「果」は結果のことですので、あなたが作った原因が結果を生み、生まれた良いことも悪いことも、あなたは残さず報いとして応じることになるのですよ、ということですね。
この精度はとてもすごくて、スーパーコンピューター並だそうです。たまに当たったり外れたり、というようなことではなく、百発百中、完璧に「因」はそれにぴったりの「果」を連れてくる、ということです。
ですから、私たちは実は少し意識して、とても素敵で、良いと思われる「因」だけを生み出すようにすれば、受け取ることはそれにぴったり見合った内容になる、というのが、この世界の秘密、素晴らしい仕組みだというわけです。
豊かさも愛情もまわり回って帰ってくる
こうした理由から、豊かさも、愛情も、幸せも、全て手に入れたらできるだけこの世界に循環させて、手放していく、だれかの幸せのために届けていくことが、因果応報の「因」となって、素敵な「果」を連れてきてくれることが見えてきました。
お金は特に、手に入れたら手放すのは惜しいものです。なくなったら不安ですし、人に渡すのは悔しいと思うこともあるでしょう。
でも、あなたが支払うお代金が、どこかのお店の売上となって喜ばれ、だれかのお給料となって家族を養い、成長の糧のお料理となって元気な子供たちが育ちます。またはその金がだれかの結婚資金となり、プロポーズへと繋がるかもしれません。
地球環境を守るプロジェクトに使われ、福祉事業も進むことでしょう。
そうやって世界が幸せになれば、必ずあなたのもとにまた、幸せが巡ってきます。
まとめ
仏陀は「ひとつの松明の炎は、千本の松明に移したとしても、最初の炎が減ることはない。たくさんの松明となって、その明るさがさらにあなたを照らす」と、例えています。
あなたの差し出した幸せが、世界中を照らします。たくさんの人を幸せにし、喜びと感謝を生み出します。
そして、必ず巡り巡って自分自身を温めてくれたり、幸せとなって戻ってきてくれたりしますので、どうぞあなたも、幸せを惜しみなく届けていく日々、惜しみなく受け取る日々をお過ごし下さい。
【関連記事もチェック】
・「思い込み」は良し悪し関係なく手放せば、夢は大きく叶う!その理由は?
・一度だけ過去か未来に行けるならどっち?『コーヒーが冷めないうちに』
・幸せを呼び寄せる「瞑想習慣」の教え
・実はグッドタイミング 転職・退職前に始めておくと良い投資とは
・100歳まで生きたい人の割合は? ポイントは老後の準備にあり
ぽいき ぽいき堂株式会社代表取締役
スピリチュアルメッセンジャー、チャネラー、レイキマスター、オーラソーマプラクティショナー。物心ついたころから、目に見えない世界、不思議な世界を生で感じる生活を過ごす。その体験をもとに、すべての人が「本当の幸せと豊かさを得て、優しく楽しく過ごせる毎日を作っていくこと」をメインテーマに、語り部として活動中。
ぽいきブログ「この世界のあったかい秘密のこと」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう