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24/04/02

資産運用・経済

SBI証券の新NISAで買う商品プロおすすめ投資信託5本

SBI証券の新NISAで買う商品プロおすすめ投資信託5本

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

SBI証券の新NISAのつみたて投資枠では、たくさんの商品のなかから好みの1本を探せますし、積立の頻度が3パターンから選べます。また、SBI証券ではクレカ積立もでき、Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルといったポイント・マイルもお得に貯められるのでおすすめです。

しかし、実際に始めようとすると「どの投資信託を選べばいいかわからない」「どうやって組み合わせればいいかわからない」などと悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、マネーコンサルタント頼藤太希さんが、SBI証券の新NISAでおすすめの商品をランキング形式で5本紹介します。SBI証券で新NISAを始める方は、ぜひ参考にしてください。

●教えてくれたのは…

頼藤太希さん
経済評論家/マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『マンガと図解 はじめての資産運用 新NISA対応改訂版』(宝島社)、『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)など書籍90冊、著書累計150万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。twitter→@yorifujitaiki

SBI証券の新NISA、7つの特徴

SBI証券の新NISAには、大きく次の7つの特徴があります。

●SBI証券の新NISAの特徴1:100円から投資信託に積立投資ができる

多くの金融機関では、新NISAのつみたて投資枠の最低投資金額は1000円からとなっていますが、SBI証券の新NISAは最低100円からスタートできます。

「いきなり多額のお金を出すのはちょっと…という方でも、100円なら試してみようと思えるはずです。ただ、100円ではさすがに増えませんので、慣れてきたら金額を増やしていくのがおすすめです」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴2:「毎週」「毎日」積立ができる

SBI証券の新NISAでは、積立の頻度を「毎月」だけでなく「毎週」「毎日」にすることもできます。

「購入する頻度が多くなると、購入のタイミングが分散されることになります。つまり、投資信託が安いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わなくなるため、平均購入価格を下げることができるのです(ドルコスト平均法)。毎月よりも、毎週・毎日のほうがタイミングを分散できるので、利益が出しやすくなる期待ができます」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴3:「クレカ積立」でVポイントが貯まる

SBI証券では、三井住友カードを利用したクレカ積立が可能です。クレカ積立をすると、三井住友カードのVポイントが0.5%〜5%貯まります(還元率はカードの種類により異なる)。Vポイントは、1ポイント=1円で買い物の際に使えるポイントです。

「クレカ積立ならば、新NISAの投資信託購入時に入金を忘れたために買えなかった、といった事態をなくすことができます。SBI証券ならばそれに加えてVポイントまでもらえるのですから、お得ですね」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴4;ポイントを使った投資ができる

SBI証券では、国内株式・投資信託の積立・投資信託の買付にTポイント・Pontaポイント・Vポイントを利用可能。1ポイント=1円相当で、買付代金の一部または全部に充当できます。
なお、Vポイントは本稿執筆時点では投資信託の買付のみの対応ですが、2024年春にTポイントとVポイントが統合(青と黄色のVポイント)となった後は、Vポイントで国内株式・投資信託の積立もできるようになる予定です。

「普段から他のサービスで貯めているTポイント・Pontaポイント・Vポイントを投資に使えます。SBI証券ではお金だけでなくポイントも活用しながら資産をより増やすことができます」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴5:「投信マイレージサービス」がうれしい

SBI証券の新NISAでは、「投信マイレージサービス」が利用できます。投信マイレージサービスは、SBI証券での投資信託の月間平均保有金額に応じてTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルのいずれかを貯めることができるサービス。投資信託の月間平均保有金額が1000万円未満の場合年0.1%、1000万円以上の場合年0.2%のTポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルがもらえます(一部指定銘柄で例外あり)。

「たとえば、SBI証券で100万円分の投資信託を1年間保有していれば、1000ポイントのTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルがもらえる計算です。積立が進めば進むほど、保有する投資信託が増え、Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルもたくさんもらえるようになる、うれしいサービスといえます」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴6:さまざまな取引手数料がゼロ

SBI証券の新NISAでは、投資信託の買付手数料、国内株式の売買手数料、そして米国株・海外ETFの売買手数料が無料にできます(取引報告書などを電子交付に設定する必要あり)。さらに、次に紹介する単元未満株の取引(S株)も無料。スプレッドの上乗せもありません。

「投資のコストは利益を押し下げる要因です。SBI証券の新NISAは、主だった取引の手数料が無料なので、長期の資産形成にも向いています」(頼藤太希さん)

●SBI証券の新NISAの特徴7:「S株」で単元未満株の取引もできる

SBI証券では「S株」というサービスで1株から株式投資ができます。対象は東証(東京証券取引所)に上場している全銘柄。1株単位なら、数百円、数千円といった少額でも株を買うことができます。TポイントやPontaポイントを使うことも可能です。

「S株は少額で取引できますし、手数料もまったくかかりませんので、株の分散投資にも向いています。さまざまな業種の好業績の銘柄をコツコツと買い増すことで、リスクを抑えながら資産を増やすことができるでしょう」(頼藤太希さん)

SBI証券[旧イー・トレード証券]

新NISA「つみたて投資枠」ラインナップは224本(信託報酬[税込]:0.05775%〜1.65%)

新NISAで投資できる投資信託は、金融庁の基準を満たしたおよそ280本の投資信託のみです。
そのうち、SBI証券の新NISAでは、計224本もの投資信託を扱っています(2024年4月2日時点)。国内株式型、海外株式型、バランス型など、投資信託によって投資先もさまざまですが、その多くを網羅しています。保有中にかかる信託報酬のレンジ(税込)は0.05775%〜1.65%となっています。

「SBI証券の商品ラインナップはとても豊富。SBI証券は、商品をじっくり選んで、自分のしたい投資をすることができる証券会社です」(頼藤太希さん)

新NISAの投資信託選び 5つの基準

頼藤太希さんに、新NISAで投資信託を選ぶ5つの基準を教えてもらいました。

●新NISAの商品選びの基準1:信託報酬は低いほどいい

投資信託は一般的に、買うときに販売手数料、持っている間に信託報酬、売るときに信託財産留保額という手数料がかかる場合があります。
しかし、新NISAのつみたて投資枠で購入できる商品の場合、販売手数料は無料で、インデックス型投資信託であれば、信託財産留保額はかかりません。
一方、信託報酬は必ずかかります。新NISAでの投資期間は数十年、中には40年、50年に及ぶ方もいるかもしれません。投資期間が長ければ長いほど、信託報酬の少しの差が大きな差になっていきます。したがって、できるだけ信託報酬の低い商品、年0.3%未満を選びましょう。

●新NISAの商品選びの基準2:純資産総額は多いほどいい

純資産総額は、投資信託が組み入れている株式や債券などの資産の合計金額(時価総額)です。一般的に、投資をする人(ファンドマネージャー)の考える運用をきちんと実現するには、純資産総額はある程度大きくなければならないといわれています。
また、どの投資信託にも共通しますが、純資産総額があまりにも低いままだと、途中で運用を中止する「繰上償還」が行われてしまう可能性もあります。

●新NISAの商品選びの基準3:運用成績は右肩上がりだといい

株式の「株価」のように、投資信託の値段を表すのが基準価額です。これが純資産総額とともに、右肩上がりになっている投資信託をチェックしましょう。

運用成績が伸びれば純粋に利益も増えますし、資産の流入が多くなって投資信託の規模が大きくなれば投資信託はさらに運用をしやすくなって利益を出しやすくなる…という好循環が生まれます。
投資信託は性質上、短期で運用益を目指すものではありませんので、運用成績は最低でも3年、できれば5年、10年と中長期で堅調な成績を出している投資信託を選びましょう。

●新NISAの商品選びの基準4:投資先の銘柄数は多い方が分散投資効果は高い

市場全体をカバーできるものの方が分散投資効果は高められます。
たとえばNYダウとS&P500ならば、S&P500です。なぜなら、NYダウは米国を代表する30銘柄の値動きをもとに算出していますが、S&P500はニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック(NASDAQ)に上場する銘柄のうち、時価総額の大きい500社を選んで算出しているからです。米国株式市場カバー率はNYダウが約25%、S&P500は約80%です。市場全体に投資するもののほうが市場の姿を反映するので、分散効果はより高まります。

●新NISAの商品選びの基準5:トラッキングエラーは値が小さいほどいい

トラッキングエラーは、ベンチマークと投資信託の値動きの差を数値で表したもの。この数字が小さいほど、ベンチマークとする指標と連動している、ということを表します。インデックス型の投資信託はそもそもベンチマークとの連動が目標なので、小さいほどいいということになります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI証券の新NISAおすすめ商品ランキングベスト5

頼藤太希さんに、SBI証券で購入可能な新NISA「つみたて投資枠」の商品の中から、おすすめの商品をランキング形式で5本挙げてもらいました。なお、金額や手数料率は2024年4月2日時点のものです。

●1位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

純資産総額:29317.07億円
基準価額:24,075円
信託報酬(税込):年0.05775%
5年トータルリターン(年率):18.23%

マネーコンサルタント 頼藤太希

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという、日本を含む世界の先進国23カ国・新興国24カ国、約3000もの株式で構成された指標との連動を目指します。1本買うだけで、世界の株式市場の85%をカバー可能。年0.05775%というとても安い信託報酬で、世界中の株式に分散投資できます。

eMAXIS Slimシリーズは投資家に人気のあるシリーズです。投資家が選ぶ投資信託のランキング「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」にも毎年複数の商品が上位にランクイン。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、同ランキング5連覇を達成しています。


●2位:SBI・全世界株式インデックス・ファンド

純資産総額:1911.85億円
基準価額:22,609円
信託報酬(税込):年0.1022%
5年トータルリターン(年率):17.55%

マネーコンサルタント 頼藤太希

米国の株式・米国以外の先進国株式・新興国株式に投資するETFに投資することで、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという指標との連動を目指す投資信託です。この指標は、日本を含む世界の先進国25カ国・新興国24カ国の大中小型株約1万銘柄の値動きをもとにしており、世界の株式の時価総額の98%をカバーします。ですから、これ1本で中小型株を含む全世界の株に投資するのと同じような効果が得られます。
それでいて信託報酬も年0.1022%と安いため、気軽に世界経済の成長の力を借りることができるでしょう。


●3位:SBI・V・全米株式インデックスファンド

純資産総額:2,468.29億円
基準価額:16,507円
信託報酬(税込):年0.0938%
1年トータルリターン:40.47%

マネーコンサルタント 頼藤太希

米国の資産運用会社、バンガード社のETF(上場投資信託)を通じて、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という株価指数に連動する成果を目指すインデックス型の投資信託です。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国の大中小型株約4000銘柄を元にしていて、株式市場のカバー率は100%。文字どおり、市場全体をカバーできます。なお、為替ヘッジは原則として行いません。
2021年に設定された新しい投資信託ですが、バンガード社の人気も相まって資金が集まっており、純資産総額が堅調に伸びています。信託報酬も0.0938%と、0.1%を切るほどの低水準です。


●4位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

純資産総額:2624.62億円
基準価額:16,171円
信託報酬(税込):年0.143%
5年トータルリターン(年率):8.46%

マネーコンサルタント 頼藤太希

国内・先進国・新興国の株式と債券、国内外の不動産(リート)に12.5%ずつ均等に投資するバランス型の投資信託です。リートは、株式よりはリスクが控えめといわれますが、大きな値動きを見せることもあります。また、新興国の株式や債券も組み入れています。その点で、5位のニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)よりもリスクは高めといえるでしょう。バランス型のメリットを生かしつつ、やや積極的に利益を狙うのに向いています。資産のバランスを調整する「リバランス」と呼ばれる作業も自動的にしてくれます。信託報酬の安さも際立っており、純資産総額も堅調に増加しています。


●5位:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

純資産総額:503.97億円
基準価額:17,789円
信託報酬(税込):年0.154%
5年トータルリターン(年率):9.64%

マネーコンサルタント 頼藤太希

国内の債券と株式、海外の債券と株式に25%ずつ均等に投資するバランス型投資信託です。1本買うだけで、債券50%・株式50%の運用をすることができます。海外の債券と株式はいずれも先進国のもので、新興国は含んでいません。ですから、比較的リスクを抑えた運用をしたいという方に向いています。
手数料も低水準で、信託報酬は「eMAXIS Slim」シリーズと競うように値下げしています。<購入・換金手数料なし>の名のとおり、売るときも手数料がかかりません。


SBI証券[旧イー・トレード証券]


以上、SBI証券の新NISAの特徴とおすすめ商品を紹介してきました。SBI証券では豊富な商品ラインナップから商品を選んで少額で投資をスタートでき、Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルと、多種多様なポイント・マイルをお得に貯められます。ぜひSBI証券で新NISAをはじめて、資産形成に取り組みましょう。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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