22/10/30
ポーラ・オルビス、ファンケル、資生堂…女性人気銘柄の株主に1万円未満でなれるスマホ証券3選
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
「株式投資はお金持ちのもの」と思っている方はいませんか? そんなことはありません。今はスマホ証券を使うことで少額から株式投資デビューができます。女性に人気の「ポーラ・オルビス」「ファンケル」「資生堂」といった化粧品・健康食品メーカーの株主にも、1万円未満でなれます!
今回は、スマホ証券を使って1万円未満で株主になれるしくみと、おすすめのスマホ証券3社をご紹介します。
スマホ証券っていったいなに?
株式投資は、証券会社で株を売買して行います。その証券会社のなかで、スマホだけで口座開設から株式投資などでの売買まですべてできる証券会社をスマホ証券といいます。
スマホ証券の特徴は、大きく次の5つにまとめられます。
●スマホ証券の特徴①:1株単位で投資できるところが多い
株の売買は「単元株」といって、100株単位で行うのが基本。でも、スマホ証券の多くは、1株単位で投資ができるところが多くあります。
これを利用すれば、ポーラ・オルビス、ファンケル、資生堂の株主にも1万円未満でなれるというわけ。3社の株価(2021年11月12日・終値)は、次のとおりです。
・ポーラ・オルビス(4927)2290円
・ファンケル(4921)3450円
・資生堂(4911)7423円
この株価は、1株の値段ですから、100株単位で購入するときに必要な資金はこの100倍となります。たとえばポーラ・オルビスなら本来23万円ほど必要なのですが、スマホ証券で1株単位で購入できれば、2300円ほどで株主になれるのです。
●スマホ証券の特徴②:手数料が安く設定されている
株式投資では買うとき・売るときにそれぞれ手数料がかかります。スマホ証券の中には、これを無料にしているところや、非常に安く設定しているところもあります。手数料は安くなるほど、ちょっとした値上がりでも利益が得られることになるのでお得です。
●スマホ証券のメリット③:ユニークなキャンペーン・サービスもある
スマホ証券は、これまで投資をしたことがない方でも投資ができるようにサービスを工夫しています。既存の証券会社(店舗証券・ネット証券など)とはまた違う、ユニークなキャンペーン・サービスを展開しているスマホ証券もあります。
●スマホ証券のメリット④:投資先を選びやすい
投資初心者の最大の悩みは「どこに投資すればいいの?」ということでしょう。その点、スマホ証券は投資先選びに悩まないで済むよう、株価の動きなどの必要な情報をわかりやすく表示します。また、投資先を一部に絞ることで選択肢を減らし、投資先を選びやすくしているスマホ証券もあります。
●スマホ証券のメリット⑤:スマホだけで手軽にすべての手続きができる
スマホ証券はすべての手続きをスマホで行います。ですから、ネットワークがつながってさえいれば、いつでもどこでも取引できます。外出先や移動中のちょっとした時間に情報を確認したり、投資をしたりすることもできるので、手軽ですね。
100株保有で株主優待がもらえる!
株式投資をするなら、ぜひ手に入れたいのが株主優待。株主優待は、企業が株主にあげるプレゼントのようなものです。ポーラ・オルビス、ファンケル、資生堂の3社も、株主優待を実施しています。
ポーラ・オルビスでは、毎年12月末時点の株主に対して、保有株式数と保有期間に応じた「株主優待ポイント」が進呈されます(100株・保有3年未満で15ポイント、3年以上で35ポイントなど)。株主優待ポイントは、同社製品の「株主優待カタログ」に掲載された化粧品などの商品と交換できます。株主優待ポイントは、翌年に繰り越すこともできるので、おめあての商品がもらえるまで貯めていくのもいいですね。
ファンケルでは、毎年3月末時点の株主(100株以上を6ヶ月以上継続保有)に対して、株主優待カタログの中から好きな商品を1点プレゼント。化粧品、サプリメント、商品券などのなかから、自分の好きなものを受け取れます。
そして資生堂では、毎年12月末時点の株主(100株以上を1年超保有)に対して、ボディソープやシャンプー、ジェルクリームなどのなかから1点選んで受け取ることができます。さらに、1000株以上を1年超保有していると、プレゼントのグレードがアップします。
いずれの株主優待も、最低でも100株は保有していることが必要です。でも、いきなり100株買うのは難しい…という場合は、スマホ証券で少しずつ購入していけばOK。そうして保有する株が100株以上になれば、株主優待を受け取ることができるようになります。
なお、株主に支払われる配当金は、1株からでも受け取れます。最初は数十円程度かもしれませんが、投資を続けていれば徐々にもらえる金額も増えていくはずです。
おすすめスマホ証券3選
スマホ証券のなかから、少額・簡単に投資が始められるおすすめスマホ証券3選をご紹介します。なお、以下の情報は2021年11月12日時点のものです。
●おすすめスマホ証券1:LINE証券
●LINE証券
●主な投資対象
株(日本株)・投資信託・ETF(上場投資信託)・FX
●主な特徴
・いちかぶ(1株単位での株式投資)1500銘柄以上購入可能
・株のタイムセールで最大7%引き
・100円から投資可能(投資信託)
・投資信託の積立投資ができる
●取引手数料
スプレッド 0.35%、時間外は0.7%(「いちかぶ」の場合)
●ポイント投資
可能(LINEポイント)
LINE証券は、2022年10月に150万口座を突破した、勢いのあるスマホ証券です。LINE証券の投資はLINEのアプリからできます。投資用のアプリを新たに用意する必要がなくてスムーズですね。
LINE証券の「いちかぶ」では、対象の1500銘柄以上に1株単位で投資ができます。また、不定期開催の「株のタイムセール」では、指定の銘柄を最大7%引きで購入できます。もしうまく購入できたとしたら、翌日売るだけで最大7%分儲かる(値動きがなかった場合・手数料除く)のですからお得。LINE証券独自のユニークなサービスです。
また、LINE証券では東京証券取引所(東証)の取引時間外でもリアルタイムで取引可能。平日の17時から21時に取引をする夜間取引にも対応しています。
そのうえ、LINEポイントを株の売買代金に充てることもできます。
※編注:LINE証券は2024年中に撤退を発表しました。新規口座開設の受付を終了しています。
●おすすめスマホ証券2:SBIネオモバイル証券
●SBIネオモバイル証券
●主な投資対象
株(日本株)・FX(外国為替証拠金取引)
●主な特徴
・Tポイントを利用して投資できる
・株の積立投資ができる
・IPOにも1株で参加できる
●取引手数料
サービス利用料月220円、売買手数料等無料(月間の約定代金50万円まで)
●ポイント投資
可能(Tポイント)
SBIネオモバイル証券は、ネット証券の最大手であるSBIグループのスマホ証券です。どの銘柄も1株から投資することができます。
SBIネオモバイル証券では、毎月のサービス利用料が220円(税込)かかります。しかし、投資に利用できるネオモバ限定Tポイント(旧:期間固定Tポイント)が毎月200ポイントもらえます。そのうえ、売買手数料などは月間の約定代金50万円まで無料ですので、実質的な手数料負担はほとんどありません。
SBIネオモバイル証券では、100円から株の積立投資をすることもできます。一度設定しておけば、あとはその設定にしたがって自動的に株が買い付けられていくので、あとは放っておいても投資が進みます。
また、「ひとかぶIPO」では、新しく株式市場に上場(IPO)する銘柄を1株から購入可能。IPOは、上場直後に大きく値上がりすることが多いため、投資家に人気の投資です。
(※2023年3月にSBI証券と経営統合するため、SBIネオモバイル証券の口座開設は2022年10月7日をもって終了しています)
>>SBIネオモバイル証券はこちら
●おすすめスマホ証券3:PayPay証券
●PayPay証券
●主な投資対象
株(日本株・米国株)・ETF(上場投資信託)・CFD
●主な特徴
・日本株だけでなく米国株にも投資できる
・株価にかかわらず1000円から投資可能
・米国株・米国ETFの積立投資ができる
●取引手数料
スプレッド 0.5%、時間外は米国株0.7%・日本株1%(株式投資の場合)
●ポイント投資
不可能(ただし、スマホ決済のPayPayではPayPayポイントの擬似運用可能)
スマホ決済でおなじみのPayPayと同じブランドの証券会社です。PayPay証券では、「PayPay証券アプリ」を利用して、日本株と米国株、合計300銘柄以上に投資できます。投資先の多くは、名前を聞いたことのあるような大企業・有名企業に絞られています。なお、今回紹介した3社では、資生堂のみ投資可能です。
PayPay証券では、今の株価に関係なく、取り扱いのある銘柄に1000円から投資できます。1株から購入できるといっても、銘柄によっては1株1万円、2万円となる場合があります。しかし、PayPay証券ではそうした銘柄でも1000円から投資できるのですから、より投資を始めやすくなります。
PayPay証券自体にはポイントを利用した投資の仕組みはないのですが、スマホ決済のPayPayを利用することで得られる「PayPayポイント」は、PayPayのアプリ内で「PayPayポイント運用」として運用することができます。こちらは、すでに600万人以上が利用しているとのこと。投資先は米国の複数企業ですが、投資のイメージをつかむのに便利なサービスです。また、PayPayから利用できる「PayPay資産運用」では、米国ETFの6コースから選んで簡単に資産運用ができます。いずれもPayPayのアプリ上から利用可能。使いやすくなっています。
なお、PayPay証券アプリには、投資がマンガで学べるコンテンツもあります。株式投資の知識や米国企業の誕生にまつわる話まで、楽しく読むことができますよ。
>>PayPay証券はこちら
まとめ
今はまとまった資金がなくてもスマホ証券で手軽に株主になれる時代。ポーラ・オルビス、ファンケル、資生堂といった銘柄も、1株単位ならば数千円で投資ができます。さらにコツコツと投資を続けて100株になれば、株主優待ももらえます。ぜひスマホ証券に口座開設をして、好きな会社の株主になりましょう!
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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