23/07/28
「年金の繰り下げ」と「年金受給&新NISA投資」、得なのはどっち?【Money&YouTV】
「年金の繰り下げ」と「年金受給&新NISA投資」、得なのはどっちか
公的年金の受取開始年齢は原則65歳ですが、希望すれば60〜75歳の間で受取開始できます。
60〜64歳で受取開始することを繰り上げ受給といい、65歳から1か月早めると0.4%ずつ受給率が減り、60歳まで年金の受給開始を早めると受給率は76%(24%減額)となります。
66〜75歳で受給開始することを繰り下げ受給といい、65歳から1か月遅らせるごとに0.7%ずつ受給率が増え、75歳まで遅らせると受給率は184%(84%増額)となります。
ただし、年金は額面がそのまま受け取れるわけではありません。給与の「額面」と「手取り」の関係と同じく、年金も税金・社会保険料が天引きされます。
自分が何歳まで生きるのかわからないので、何歳から受け取るのが正解なのかは寿命が尽きた時にわかります。
しかし、健康寿命・平均寿命が今後も伸び続けることを考えると、長生きリスクに合わせて「繰り下げ受給」を選ぶのがベターです。
しかし、Twitter上では、60歳や65歳時点で年金を受け取って、そのお金を投資に回すのが良いという声が数多くあるようです。果たして本当なのか、検証していきます。
「年金の繰り下げ」vs「年金受給&新NISA投資」の検証にあたり、前提条件は以下の通りとします。
①65歳時点の年金額は年180万円
②寿命90歳、独身、扶養親族なし、東京都在住
所得控除は基礎控除と社会保険料控除のみ
③投資時期は70歳まで、以降20年に亘って運用取り崩し
60歳〜70歳、70歳〜90歳の運用利率は同じとする
④年金の繰り下げは「70歳受給」と比較する
⑤運用益には20.315%の税金がかかるが、2024年からの新NISAを活用すればずっと非課税
動画で「年金の繰り下げ」と「年金受給&新NISA投資」、得なのはどっちなのか、図解で解説しています。
出演:頼藤太希(よりふじ・たいき)、高山一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:田松幸之介)
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Money&You マネーアンドユー
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