18/09/24
お金のプロが選ぶ10万円の堅実・お得な預け先3選
3月と9月は通帳に利息が入る時期です。記帳してほんのわずかしか利息が入っていなくてがっかりしていませんか? もし、すぐに使わないお金が10万円以上普通預金に置きっぱなしになっているならもったいない!
筆者が預けてよかったと感じた、お金を増やすための「置き場所」を3つ紹介します。
個人向け国債(0.03%~0.07%)1年で税引き後24円~
1万円から預けられる気軽さが人気の個人向け国債。郵便局、銀行、証券会社など様々な金融機関で始められます。固定3年は0.03%、固定5年は0.05%、変動10年は0.07%(2018年9月現在)となっています。半年に1回利息の支払いがあり、一番短い3年物では1年に税引き後24円となります。
10年物は変動なので金利が上昇すれば自分の資産に対する利率も上がるメリットもあります。しかし、半年経てば払い出しも可能ですが解約する直近受け取った2回分の利子は差し引かれてしまいます。(直近2回の利子を支払っても国が破たんしない限り元本割れしません)さほど金利が高いわけではないので預けられる期間を設定しておくとよいでしょう。
社債(0.48%など) 1年で税引き後382円
国が発行するのが「国債」なのに対し、会社が発行する債券が「社債」です。いつでも売っているものではなく発売も定期的ではありません。
よく知られているのがSBI債です。2018年は7月に一度発売され、2年物で年利0.48%でした。国債と同様半年ごとに利払いがあり、1年で税引き後382円となります。
利率が高いことから、かなり人気があります。7月の発売は正午に受付開始だったのですが、筆者が帰宅した午後9時には売り切れになっていたほどです(なお、昨年は購入できました)。
このSBI債はSBI証券に口座を持っていないと購入できないため、事前に口座開設しておく必要があります。SBI証券はネットの証券会社なので口座開設には数日要することがあります。口座管理料や開設手数料はかからないので、口座をあらかじめ作っておくことをおススメします。
旅行積立(1.75%) 1年で1750円など
用途は旅行や航空券などの購入に限られてしまいますが、旅行に行く予定がある場合は、旅行積立がおススメです。
旅行代理店のJTBの「JTBたびたびバンク」では、10万円を2年預けると10万3500円の旅行券になります。
同様の積立は航空会社にもあります。月々積立タイプでANA「ANA旅行積立プラン」は2.25%、JAL「JAL旅行積立」は2.6%となっています。旅行積立の場合、税金が引かれないというメリットもあります。
まとめ
10万円を普通預金に置いておいても利息は1年でわずか1円。半年では全くつかないというのが現状です。筆者は旅行が好きなので少しお金が貯まると旅行会社の積立に預けます。利率がよいだけでなく、満期になったらどこに行こうか家族で話ができるというお楽しみもついてくるので一石二鳥です。
お金をいつまでおいておける分なのか、目的は何なのか、もう少し積極的に運用するのであればリスクはどれくらいとれるのかを考えて、しっかり「お金の置き場所」を考えていきましょう。
【関連記事もチェック】
・500万円のファンドラップ、3年経っても元本割れ。続けるべきか解約すべきか
・忙しい女性も始めているソーシャルレンディング、初心者のための3つのステップ
・「投資信託 勝ちたいならこの7本!」出版記念トークイベント、9月9日大盛堂書店にて開催
・投資商品選びの鉄則!自分に合った資産配分を考えよう
・買った投資信託が値下がり…どうしたらいいの?
稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
この記事が気に入ったら
いいね!しよう