【短時間でお金の知性アップ】今さら聞けない経済用語をチェック

超初心者でもわかるように短時間でやさしく解説するシリーズ。
1つの見出し200字程度なので、短時間でチェックできます。

「TPP」ってなに？

TPPは日本語に訳すと、環太平洋戦略的経済連携協定。環太平洋＋戦略的＋経済連携＋協定とわけるとわかりやすいかも。それぞれの国で設定していた関税をなくしてもっと自由に貿易にし、経済発展を促すことが目的。

※関税とは、自分の国の産業を守るために、輸入品に税金を掛けて簡単に売れてしまわないようにする税のこと

(執筆：Mocha編集部)

「GDP」ってなに？

GDPとは、

◆『国内で』
◆『新たに生産された』
◆『付加価値の合計』

のことだけど、要は、国の経済の力を示す指標。
さらに、知識として以下抑えとこう！

× 日本企業の海外生産は含めない
× 中古品の転売は含めない
× 原材料費は含めない

(執筆：Mocha編集部)

「ピケティ」ってなに？

ピケティはフランス人の経済学者で、22歳で経済学博士号を取得した天才。
彼曰く、資本収益率が経済成長率を上回っているとのこと。
資本収益率とは、例えば株を持っていた際、株価が上がれば資産が増えるが、その資産の増え方を指す。
それが経済成長率よりも大きければ、経済成長による所得増加よりも、資産を持っている人の所得増加が上回り、資産を持つ人と持っていない人の格差がどんどん広がるという主張。

(執筆：Mocha編集部)

「シェアリングエコノミー」ってなに？

「シェアリングエコノミー」とは、時間・空間・人材を「シェア(共有)」して、利用者が必要なときに利用できるシステムのこと。
今や、車だけでなく、部屋や駐車場などの空き空間、人が持っている時間や技術など、貸したい人と借りたい人をマッチングするサービスなど、世界中で広がりをみせている。

(執筆：杼木美絵)

「経済効果」ってなに？

ニュースなどでよく耳にする「経済効果」とは、「ある活動や現象が経済に及ぼす影響の総体」のこと。
「それによっていくらのお金が動くのか」の指標であり、実際に生まれた富の合計ではない。
たとえば、「今回のワールドカップの経済効果は○○億円」といった形で使われる。イベントの他、商品や人物なども経済効果の対象となっている。経済効果はあくまで推測の域を出ないが、その物事が経済にどれだけ影響を与えているかの目安。

(執筆：武藤貴子)

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