つみたてNISAでの投資信託の保有期間は3年未満と短い!相場に一喜一憂せずに長期保有が正解
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みなさん、こんにちは。
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
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さて、日本で新型コロナウイルスの感染が
流行してから約2年の月日が流れようとしています。
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この間、将来不安に備えようと、
つみたてNISAを始める人が急増しました。
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そもそもつみたてNISAでは毎年40万円までの
投資で得られた利益にかかる税金が最長20年間
非課税にできます。長期で運用することで複利効果を
味方につけ、将来大きな資産となる可能性は
高くなります。
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つみたてNISAを始めた時は、このつみたてNISA の
メリットを理解して始めた人は多いと思いますが、
実際は、3年未満で売却しているケースが少なくありません。
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QUICK資産運用研究所によると、2020年末時点で、
つみたてNISA対象ファンドの平均保有期間は、
2.1年未満とのこと。
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短い期間での売却の要因は、
上記の期間は比較的マーケットが好調で
多くの人が、利益がでていたため、
利益確定売りをした人が多かったことが
あげられます。
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誰でも利益が出ていたら嬉しいものですが、
そもそもつみたてNISAは、中長期を前提とした
投資です。
また、20年間非課税で投資できるのに
途中で売却してしまうと
残りの非課税期間を活用できなくなってしまいます。
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株式市場では、5年から10年の周期で
大きく下落するタイミングがありますが、
20年、30年と投資信託の保有を継続すると
堅実にお金を増やせる可能性が高くなります。
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金融庁もつみたてNISAの資料の中で
過去の相場においてですが、
20年間保有すると運用成果は
2%〜8%の間に落ち着くという
データを示しています。
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とはいえ、つみたてNISAは、
iDeCoと違い、いつでも引き出せるところも
メリット。
教育資金用、旅行用など
目的を明確にしてつみたてNISAを始めたのなら
目的を達成した時点で売却するのも良いでしょう。
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いずれにせよ、すぐにつみたてNISAを
やめてしまうのはもったいない!
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目先の値動きに
一喜一憂せずに、
どんと構えて、投資していきましょう。
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