個人年金 解約するしかない?
user_7852さん 山形県20代
2019/06/26
24歳会社員です。
車が壊れてしまい新たに買わなければならなくなったのですが、まとまったお金がすぐ用意できず、以前契約していた個人年金保険(保険料は前納していました)の保障を減額して払い戻しを受けようと思い問い合わせをしたところ税制適格特約がついているから保障を減らしてもその分のお金は年金受け取りが開始されるまでは受け取れず、お金が必要であれば解約しかないと言われました。
でも契約してまだ3年ほどなので元本割れしてしまうし、車を買って返戻金の一部を使ったら残りでまた保険に入り直そうかとも考えましたがどのみち損をするだろうなと思うとなかなか解約に踏み切れません。
保険会社からの回答はお金を用意するには解約しかない、その後審査はあるがまた新たに入り直すことも出来ないとは言い切れない。でしたが、保険を解約して返戻金を受け取ったとして、その後将来のために備えておきたいのでやはり個人年金やそうでなくても何かしらの方法で使った残りのお金は預けておきたいです。例えば別の保険会社の商品に入るなら審査が通りやすかったりするのでしょうか…アドバイスをお願いします。
user_7852さん はじめまして。
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」黒猫FP事務所の舟本美子です。
user_7852さんは、3年前に加入された個人年金を解約するか、続けられるかで悩んでおられるようですね。また、もし解約したら、新たに別の保険会社の個人年金に加入することができるかどうかお知りになりたいとのことでしたので、以下にお答えいたします。
●個人年金を続けるか、解約するかについて
個人年金を続けるか、解約するかについてお答えするならば、お続けになった方が良いと思います。理由は、以下のとおりです。
① 所得控除が受けられる
② 2017年4月以前に加入の個人年金は予定利率が高い
それぞれについて詳しくお話します。
① 所得控除が受けられる
一定の条件を満たした個人年金保険には、1年間の支払い保険料の金額に応じて所得税や住民税が安くなる個人年金保険料控除が適用されます。
生命保険の種類によって、一般生命保険料控除、介護医療保険料控除もあります。
●所得税・住民税が安くなる金額とは
加入例にて具体的な節税額をお知らせ致します。
契約者・被保険者・年金受取人:25歳女性
保険料払込期間:60歳満了
年金開始:60歳
月額保険料:10,000円(年額120,000円)
個人年金保険料の控除額は所得税40,000円、住民税28,000円になります。
所得税が10%であれば、所得控除額40,000円×10%=4,000円と住民税控除額28,000円×10%=2,800円のため、合計6,800円が毎年収める税金が軽減されます。
60歳の満了時まで継続できればトータルで、6,800円×35年=238,000円が節税できます。
user_7852さんがご加入されている個人年金には、税金が軽減されるメリットがあります。老後資金を準備しながら、節税...
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