クレジットカードの信用力を確実に下げるやってはいけない5つのNG行為
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みなさん、こんにちは。
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
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先週の金曜日、
安倍元総理が銃撃され、お亡くなりになり
ましたね。日本中が悲しみに包まれている
のではないかと思います。
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私もニュースを聞いた時には、
あまりにもショックで、呆然としてしまいました。
日本のために尽力して下さった安倍元総理。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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さて、現金がなくても手軽に買い物ができ、
ポイントも貯まるクレジットカード。
今やほとんどの方が使用しているのでは
ないでしょうか。
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便利なクレジットカードですが、
使い方を間違えてしまうと、
信用力が下がってしまいます。
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今回は、クレジットカードの信用力が
下がる代表的な5つのNG行為についてお話します。
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①短期間に多くのクレジットカードを申し込む
1〜2か月程度の短期間で
複数のクレジットカードを申し込む
「多重申し込み」を行うと、信用力が下がり、
クレジットカードの審査に通らなくなることがあります。
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カード会社は、
短期間に立て続けにクレジットカードを
申し込むということは、
「1枚のクレジットカードでは
足りないくらいお金を使いたいのでは?」
「すぐに大金が必要な事情があるのでは?」と警戒します。
返済能力以上に利用する恐れがあるとなると、
カード会社にとっては返済されないリスクが大きくなるので、
クレジットカードの審査でNGを出すというわけです。
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②クレジットカードを作っても短期間で解約する
クレジットカードを作ると、
ポイント還元などお得なキャンペーンを
やっていることはよくあります。
こういったキャンペーン目的に
クレジットカードを作り、
特典を受け取ったら解約するという行為も
信用力を下げることにつながります。
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カード会社には、短期間で解約した記録が残ります。
「キャンペーンだけが目的だった」と判断されてしまえば、
次からはクレジットカードが作れなくなる恐れがあります。
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③商品券やギフト券など換金性の高い商品を大量に買う
例えば、ギフト券、商品券、ブランド品などを
クレジットカードで買う機会もあるでしょう。
常識的な範囲で購入するのであれば問題ありませんが、
大量に購入するのはNG。
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なぜなら「クレジットカードの現金化」が疑われるからです。
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クレジットカードの現金化は、
カード会社の規約で禁止されています。
現金化がカード会社に発覚すると、
カードの利用停止や強制解約、
会員資格の取消などの措置が取られます。
以後も新たなクレジットカードの審査にも
通りにくくなる可能性が高いので注意しましょう。
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④キャッシング枠をたくさん利用している
クレジットカードには、
買い物ができるショッピング枠と、
お金を借りられるキャッシング枠が設定されています。
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このうち、キャッシング枠の利用が多い場合は、
カード会社に「お金がいつも足りないのでは?」と
思われてしまう原因に。
クレジットカードを
新たに作りにくくなる可能性があります。
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毎月の返済額を一定にするリボ払いも同様で、
お金に余裕がないから高い金利を
支払い続けているのだと判断される可能性があります。
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⑤支払いを滞納する
クレジットカードの信用力が下がる行為のなかでも、
最も信用力を下げるのが支払いの滞納です。
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クレジットカードの支払いを滞納すると、
クレジットカードは利用停止になりますし、
支払いが遅れるほど遅延損害金を支払う必要も出てきます。
滞納がわかったらすぐにカード会社に連絡して
必要な手続きをする、あるいは督促状に沿って
速やかに支払うようにしましょう。
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支払いが1、2回遅れたという程度であれば、
まだ問題ないですが、
滞納が常態化するようだと、
その履歴が信用情報機関に保存されます。
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利用限度額が少なくなったり、
新たなクレジットカードの発行が
できなくなったりする可能性が高くなります。
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信用情報機関の情報は、
カード会社だけでなく、銀行、携帯電話、
さらには消費者金融などの会社も参照しています。
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今回お話したクレジットカードの
信用力を下げる行為をして、
よくない信用情報が信用情報機関に記録されると、
住宅ローンや車のローン、
スマホの買い替えなどにまで影響が及ぶことがあります。
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信用情報機関の情報は永遠に残るわけではありませんが、
信用力が下がる使い方をすると、
損をしてしまうことも多いので、
クレジットカードは適切に使うようにしましょう。
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